プロローグ(前)
どうも初めまして、友人が書いてみてくれよと言われたので書いてみました。
今までは読んでいた側ですが、いざ書いてみるとなると結構難しいですね。
マイペースに投稿するかもしれませんが、だいたい一、二週間のペースで上げていこうと思っておりますので、よろしくお願いします。
あ、そうそう、誤字や脱字等ありましたら連絡ください。
なにぶん、学がないので文章がおかしいところが所々出ると思いますが指摘してくださるとありがたいです。
静まり返った放課後の教室に廊下、外は日が傾きかけていて夕日がとてもまぶしい。
「観念しやがれ!空を眺めるだけの同好会が!」
だというのにたった一言の言葉により、この階がとたんに騒がしくなり始めた。
ドタドタと階段を急いで駆け上がる音に、ガラガラと教室を開ける音。
端から見てみれば、指導を受けるぐらいに乱暴なのだが、今のこの時間は誰もそんなことを気にかける生徒、先生は誰一人としていない。
たった今、ドアを開けた生徒は教室を見回し、誰もいないことを確認し、教室から出ようとしたとき・・・。
「ちっ、誰もいねぇ!どこにいき・・・!?」
「どこに行きやがった!っと言いたかったのかな?最初から居たんですがねぇ」
「・・・なっ!」
先ほど見回したはずの教室の中で眼鏡をかけた男が携帯端末を触りながら座っていた。
普通に考えると現実には人は消えたりはしない、だけどこの学校ではよくあることだったりする。
「それがてめぇの能力か・・・」
「だいたいそうですね、本来はこんな使い方をしたくはないんですが・・・」
眼鏡の男はやれやれといった風にため息を吐く。
チラッと入ってきた男の方を見れば、後ろの方に3人くらい現れていた。男の仲間である。
「・・・少しは焦ったがこの人数だ、まずは一人脱落してもらおうか」
仲間が増えたことにより男は少し余裕を取り戻した。
男たちはズボンのポケットからそれぞれの携帯端末を取り出す。
「能力起動!さぁ、くたばりなぁ!」
「やれやれ、部長の読み通りじゃないですか。全くあの人は何者なんでしょうね。」
眼鏡の男は落ち着いたように携帯端末を操作し、仕掛けておいた罠を作動させた。
ガコンっと音が鳴り、教室の天井から水筒のようなものが落ちてきて、男たちの目の前に転がるとピカッと強烈な光を放つ。
「「「「ぐぁ!!目がぁぁぁ・・・!!」」」」
ものの見事に四人とも目を押さえて同じことを言っていた。
「なんちゃって閃光玉ですけど、良くできてるでしょう?」
「ぐぅ・・・、くそ!見えねぇ・・・!」
「では、時間終了まで拘束させてもらうとしますか。暴れては困るので・・・、アプリ[光を束ねる糸]っと」
「畜生ぅ・・・」
携帯端末から出てきた光の束が男たちを次々に手や足を拘束していく。なかには抵抗するために暴れていたのだが隣の男を殴ったり、動き回って壁などにぶつかり倒れてるやつもいた。
拘束し終えると、隣の教室に放置しておいた。
「もう一度同じような罠を仕掛けておきますか・・・。
アプリ[発光玉]っと、もっと明るく、明るく・・・、OK」
先ほどの水筒をまた天井にもどし、今度はある箇所を踏めば作動するような罠を用意して、休憩のため椅子に座りお茶を飲む。
「・・・・・・ふぅ、なんだかんだ言って一人でフラッグを守るのは疲れますねぇ。早く終わらして欲しいものです」
眼鏡の男は一人愚痴をこぼし、他の同好会メンバーのことを思う。
どうでしたか?
中途半端な終わり方になってしまいましたが、まだまだ書いていく所存でありますので首を長くして待っていてください。