あたま
レールは既に誰かに作られていて。
私たちはその上を毎日走って目的地へと向かっていくのです。
目的地とは何のための目的地なのかも考えたことはありません。
考える必要も果たしてあったのであろうか疑問に思います。
至極当然の事のように同じ事を繰り返し、誰かの受け売りである知識を自分のモノのように利用し、使われておられ、大変居た堪れなく思います。
そんな事より今日大変面白いお話がありまして、是非聞いて頂こうと思っております。
まあ、どうぞ楽にして肩の力を抜いて欲しいのです。
駅に行く手前いつものように小学校の通りを歩いていると男の子が泣いておりました。
気になった私は近づいて理由を聞いたのです。
歳は10になったばかり、小学校四年生になり九九を覚えたと言っていました。
何故こんなところで泣いているのか、学校にはいかなくてもいいのか、当たり前の質問なんですがなかなか泣き止まないでこちらも困り果てましたね。
理由なんて聞く必要はないのに好奇心だったんでしょうね。
私の出勤時間、10時を少し過ぎたところの通学路、男の子が泣いているという状況が理解できなくて。
いやはや困りました。話しかければかけるほど鳴き声が大きくなっていってしまいまして。
ただ、その後はすぐに泣きやんでくれまして、よかったです。
私も仕事に向かわないといけないのでその場を片付けて急いで向かいました。
どうしても誰かに言いたくて、たまたまここを通ってくれたあなたが私と帰りの電車が同じでこの時間にここに帰って来ることを知っていたので思い切って話してしまいました。
これから起こることはあなたにとって、運命かどうか分かりませんが、私にとっては決まっていたことなのですから。
女性の名は律子でした。
別に名前がわかったところで事はかわることはないのでしょうが。
1年間、、、でしょうか、私が出勤にこの道を使うようになったのはその時は今と同じで秋が始まっていて、遠くから、冬が顔を出して、こちらをうかがっているのではないかと思う位体は冷やされました。
こちら落ちましたよ。
赤いハンカチを拾い上げ夫人に渡す。夫人はこのとき会釈をしてばつの悪そうになってはしっていってしまった。
偶然の出会いというのははかないものだ。これはもう知っている。
そのあとに.




