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コーヒータイム

 全く、正月に出せ出せ、とうるさくてかなわん。


 予約投稿しとくから、正月くらいゆっくりさせろ。


 初詣は行ってこいよ。


 そして、神様に言っとけ。


「彼女をよこせ、そしたら信じてやる」


 とな。


 あと、リア充を観察しろ。


 どこに手を回し、どのようなしぐさでその子を守り、どんな雰囲気で話しかけているかだ。


 うまくいっているという事は、それらがその女の子に合った対応だという事だからな。


 勉強が第一とか、学校の先生にならったろ。


 まあ、しっかりやってこい。

その10 コーヒータイム


 感想が荒れると思ったが、何もないとはいささか拍子抜けだ。

 返信用にと考えていたので、1部手直しをしてここで紹介しておこう。



 お前を草食系と呼ぶなら、俺は肉食系だ。


 だが、以前にも書いたが、牙をむき、爪も隠さず襲い掛かって成功するような本物の獣は、1000人に1人だ。


 そんなものは例外中の例外で、参考にすらならん。


 肉食系の王道は、羊の皮をかぶり、獲物を油断させ、ほれさせてからそっと牙を出す。


 言い変えれば、草食系のふりをしているという事だ。

 つまり、やっている事はお前と変わらない。


 軟弱者と言われようが、男の腐った野郎だと言われようが、じっと耐え、ひたすら牙を隠す。

 馬鹿にされても、騙されても、ひたすら爪を隠す。


 それが、モテる肉食男の王道だ。


 分かるか?

 今、お前は同じことをしている。


 気に食わない俺に何を言われようとページをめくる。

 リア充のくそ野郎なのにだ。


 もう1度言うぞ。

 ページをめくる今のお前は、肉食男の王道を歩んでいる。


 肉食男には作戦がある。

 戦術、戦略と言ってもいい。

 その知識を手に入れ、実行すれば、お前も立派な肉食男だ。


 この小説は、それを伝える為に書いた。

 この小説は、草食男子を肉食男に変える為に書いた。

 この小説は、お前を肉食男に変える。


 くそ野郎の言葉を信じろ。

 気に食わない俺に騙されろ。


 それで彼女が出来るなら安い物だ。



 最終話を前に、お前もそろそろ気が付いているだろう。

 俺が話しているのは、可能性を上げる事ばかりだ。


 実際に行動し、彼女をつかむのはお前にかかっている。

 相手に合わせて言葉を選び、行動する。

 何を話し、どう行動するのか、決めるのはお前自身だ。


 年を気にしている奴にも言ってやる。


「10年前に戻りたい」10年後のお前が言っている。

 今日は、残りの人生の1日目、今日が1番若いお前だ。



 巣立ちの時は近い。


 お前の人生、主人公はお前自身だ。


 どん底から這い上がり、誰もがうらやむ彼女を手に入れるのは、お前だ。


 次週、最終話の前に、もう1度言っておく。


********≪行動こそが真実だ≫********


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