その1 プロローグ
その1 プロローグ
もてない訳
簡単だ。
モテない恰好をするからだ。
モテない行動をするからだ。
モテない話をするからだ。
そして、そんな自分を好きになってくれる人を待っているからだ。
自分からは何もしないで、ただ待っている。
馬鹿かお前は、死ぬまで待ってろ。
俺の言い方が気に食わないからと、それだけの理由で見なかった奴がいる。
見るという行動すら起こさない奴らに、彼女が出来る可能性はさらい低くなった。
2次元が好きという奴は否定しない。
人様の趣味をとやかく言う気はない。
だが、彼女が欲しいと欲張るなら、まず知る事だ。
そして、行動を起こせ。
夢はかなう可能性がある。
だが、妄想は永久にかなわない。
それが現実だ。
女の子にもてたい、それだけなら妄想だ。
だから、運動部に入った。
これで初めて夢に変わり、目標に変わる。
何を考えようと、何を感じようと、そんな事はどうでもいい。
行動こそが真実だ。
そんな事か。
ふざけるな。
馬鹿にするな。
何様のつもりだ。
そう言いたい奴は言え。
だが、くだらん。
彼女がいなければ、負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
人生、お金が全てじゃない。
これは真実だ。
だが、このセリフは金持ちにしか似合わない。
貧乏を知らないクソ野郎のセリフだからだ。
もう一度言おう。
********≪行動こそが真実だ≫********