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残響の世界  作者: maro
84/105

84話「突入」

ヒビキを筆頭に、最終決戦チームが次々と潜水艦へ乗り込んでいく。


最終決戦チーム:

ヒビキ、キリヤ、イズナ、マシロ、ダイキ、トウヤ、アカリ

テツ、シノ、レン、ヒヨリ、ナルミ、ユウ


タク「よっと……」


タクはレガトゥスの遺体を丁寧に抱え、肩で支えながら歩く。


潜水艦の上からテツが顔を出した。


テツ「あれ?タクさんは一緒に行かんのか?」


タク「レガトゥスさんの亡骸を

   このままにはしておけない。

   それに俺は政府の要人の危機に備えて

   戦闘には参加するなと指示されている。

   君達とはここでお別れだ。」


テツ「わかった。ほな、行ってくるで。

   必ず倒して戻るから待っといてや。」


タク「ああ、健闘を祈る。」


短い別れの言葉を交わし、潜水艦は静かに停泊所を離れた。


タクは遠ざかる潜水艦をじっと見送る。


完全に見えなくなったところで、腕に抱えたレガトゥスの遺体へ小さく語りかけた。


タク「長い間本当にお疲れさまでした。

   疲れたでしょう?

   あちらで休みましょう。」


そう呟き、タクは停泊所から西アクト本部へ向けて歩き出す。


コツ……コツ……


暗い通路の奥から、足音が響いた。


コツ……コツ……


アクトの戦闘スーツを着た人物が暗闇から現れ、タクの目の前に立つ。


後ろ姿のまま、顔は見えない。


タク「君は……」


◆潜水艦内部


イズナ「この潜水艦、アクト本部にあった

    アビスレーダーが備わっているわ。

    このレーダーを使えば、

    海中にいる弱いアビスにも

    遭遇せずに進めそうよ!」


ヒビキ「レガトゥスさんはそんなものまで

    作っていてくれたのか……

    レガトゥスさん、ありがとう。」


テツ「おっしゃ!このまま

   敵の本拠地まで突っ込むでー!」


◆マナリア海溝


潜水艦はついにマナリア海溝へ到達した。


イズナ「マナリア海溝に到着したわ!

    一気に潜るわよ!」


操縦席のレバーが押し込まれ、潜水艦は深海へと急降下する。


水深3000m……


水深6000m……


そして――


水深10000m。


潜水艦のライトが、巨大な影を照らし出した。


テツ「な、なんやあれは……!」


マナリア海溝の最深部には、

大陸そのものが沈み込み、その上に城が建っていた。


その城全体が、淡い光を放つ“封印の壁”に覆われている。


レン「アビスバリアですかね?

   建物が何かバリアのようなもので

   覆われていますが、

   このまま入っても大丈夫でしょうか?」


ヒビキ「レガトゥスさんが行けると

    言ったんだ。信じて進んでみよう。」


潜水艦はそのまま封印の壁へ突入した。


――通過。


封印の壁は、外部者の侵入を拒まなかった。


ドガーン!!


潜水艦が突然、重力に引かれるように落下した。


アクトメンバー全員「うわあああ!!!」


キリヤ「どうした!?」


窓の外を見たシノが状況を理解する。


シノ「そういうことか。このバリアは

   海水の浸食を防ぐタイプのバリアだ。

   海中からそのバリアの中に入ったから

   潜水艦が落ちたんだ。

   つまり、このバリア内は

   地上と変わらない空間ってこった。」


マシロ「じゃあ、到着したってことですね。

    みんな降りましょう!」


アクトメンバーは潜水艦を降り、城を見上げる。


ヒビキ「ここにゼビウスが……

    待ってろ、ミオ!」


◆アビス拠点・城内


ゼビウスが突然、何かを感じ取った。


ゼビウス「!!!!!!」


アビスの手下「ゼビウス様、

       どうなされました?」


ゼビウス「何者かが……

     何者かが封印の中に

     入って来た……」


煽り:ついに城へ突入したヒビキ達。

   ゼビウスの元へ辿り着けるのか――!

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