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残響の世界  作者: maro
77/105

77話「デジャヴ」

場面はアクトメンバー。


トゥルルル……トゥルルル……


シノの携帯が鳴る。


シノ「はい、シノです。

   はい……はい……

   えっ、本当ですか!?

   わかりました。

   メンバー全員で戻ります。」


ガチャ。


シノは振り返り、全員に告げる。


シノ「おい! レガトゥスさんから

   連絡があった!

   ヒビキが――人間に戻れたってよ!」


アクトメンバー全員「!!!!」


キリヤ「ほ、本当ですか!?」


シノ「ああ。」


イズナ「やったぁ!」


マシロ「よかったぁ……!」


ユウ「ほら、俺の言った通りになったろ?

   レガトゥスさんが

   なんとかしてくれるって!」


シノ「お前そんなこと

   一言も言ってねーだろ!

   とにかく、動けるメンバーは

   負傷者と……亡くなった仲間を

   回収して西支部に戻るぞ!」


ダイキ「わかりましたっス!」


シノ「お前は両手使えない負傷者だろ!!」


◆翌日・西支部 医務室


生き残ったアクトメンバーが全員集まっている。


負傷者はベッドに横たわり、エリカの棺も静かに置かれていた。


シノ「……だいぶやられたな。

   エリカさんは……

   結局助からなかったか……」


トウヤ「廃ビルを掘り起こしたが……

    瓦礫の中で亡くなっていた。

    エリカ……」


ヒビキ「……あの……

    本当にすみません……

    みなさんに……なんて謝れば……」


キリヤ「気にすんな!」


ダイキ「そうっスよ!悪気があって

    やったわけじゃないのは、

    ここにいる全員がわかってます!

    それにヒビキさんが

    レベル4にならなければ、

    グラビは倒せなかったっス!」


レン「しかし……困りましたね。

   これだけ重傷者がいては、

   次の戦闘が……

   僕の能力でも治せない傷ですし……


マシロ「あの……ちょっと試したいことが

    あるんですが……

    いいでしょうか?」


アクトメンバー全員「試したいこと?」


マシロ「みなさん全員の傷……

    私の能力で治せないかと思って……」


ヒビキ「え!? できるんですか?」


マシロ「レベル3――

    天使エンジェル召喚!」


光が集まり、マシロの前に天使が降臨する。


天使「治癒ヒーリングを使うのか……

   コストは理解しているな?」


マシロ「……はい。お願いします。」


天使「わかった。では――

   治癒ヒーリング!」


眩い光が天使から放たれ、

負傷者たちの傷口へ吸い込まれるように飛んでいく。


光が収まると――

失われた腕、折れた骨、深い傷がすべて再生していた。


アクトメンバー全員「!!!!」


ダイキ「な、無くなった腕が

    元に戻ったっス!!」


ヒビキ「骨折も……治ってる……!」


天使「お前の寿命10年分の

   エネルギーを使って治療した。

   では、さらばだ。」


天使は光となって消えた。


アクトメンバー全員「ん?

 

          ……


          ええええええ!!!!」


マシロに詰め寄るメンバー。


シノ「さっきの本当かよ!?

   寿命10年って……!」


マシロ「ええ。」


テツ「ほんまに良かったんか!?」


マシロ「ええ。1回目は

    失敗してしまったんですけど……

    2回目は成功してよかった。

    みなさんが元に戻って……

    本当によかったです。」


アクトメンバー全員(天使や……)


キリヤ(2回目……?

    今のは初見の技だったが……

    1回目はどこで使ったんだ……?)


◆アビス拠点


ゼビウスがグラビのオーブの帰化信号を受信する。


ピピッ……!


ゼビウス「!!!!」


手下「?」


ゼビウス「こ、この信号は……

     グラビのアビスオーブの

     帰化信号……!

     まさか……

     グラビが敗北したのか……!」


ゼビウス(そして四天貴将の一人が

     欠けたということは……

     この状況は……)


クラッ……


ショックで膝をつくゼビウス。


手下「ゼビウス様!!

   どうなされたのです!?」


ゼビウス「……同じだ。」


手下「えっ……?」


ゼビウス「1万2000年前……

     余が封印された時と――

     まったく同じだ。」


煽り:蘇る屈辱の記憶――!

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