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残響の世界  作者: maro
68/105

68話「中断」

シノの巻いた毒ガスが空中で分解された後、

ダイキを除くアクトメンバーは一か所に集まった。


トウヤ「さきほどの戦闘でかなりの負傷者が

    出てしまったな。

    そして、テツさんとナルミさんは

    動けないほどの負傷を

    負ってしまった。」


ヒビキ「動けない人をどうするかですね。

    置いていくとアビスに

    襲われるかもしれないし……」


エリカ「誰か担いで行くしか

    ないんじゃないの?」


その会話の中、レンが一歩前に出る。


レン「しょうがないですね。

   僕の能力でなんとかしますよ。

   レベル3・

   空想少年ファンタジーボーイ――

   なりきり、僧侶!」


レンの姿がゲームの僧侶キャラへと変わる。


レン「ヒール!」


光が広がり、アクトメンバーの傷がみるみる塞がっていく。


東アクトメンバー「!!!!!!」


ヒビキ「き、傷が治った!」


レンは元の姿に戻る。


レン「全員にヒーリングを使ったため、

   MPが0になってしまいました。

   これでMPが溜まる

   1時間ほどは能力が使えません。」


ヒビキ「す、すごい!

    どんな傷でも治せるんですか?」


レン「いえ、切り傷や骨折などの

   軽傷は治せますが、

   四肢切断などの重症は治せません。

   それにゲームのように

   人を生き返らせることもできません。」


◆ユウの自由行動


一方、20mほど後方にいたユウは、雑誌を閉じてつぶやく。


ユウ「あれ? この雑誌

   もう読み終わっちゃった。

   まだ戦い続きそうだし、

   次の漫画雑誌でも買いに行くか。

   ってことでヒヨリ、

   俺コンビニ行ってくるから

   あとよろしくね。」


ヒヨリ「え!? 行っちゃうんですか?

    そんな……

    私一人では心細いです……」


泣きそうになるヒヨリ。


ユウ「大丈夫だって!

   またすぐ帰ってくるから!

   それまで

   みんなにくっついてるんだよ。」


そう言って周囲を見渡すユウ。


街はアビスとダイキに荒らされ、完全な廃墟。


ユウ(……とは言ったものの、

   この状況でやってるところ

   あるのかな、コンビニ……)


◆ダイキ vs 巨大アビス


場面は変わり、ダイキ。


巨大アビスと取っ組み合いの戦いを繰り広げていた。


ダイキ(こいつ、図体はでかいが

    実力は大したことない!

    吸い込んでる器官を武器で斬って、

    体に亀裂を入れれば

    中の人を救出できるかも……!)


ダイキ「装! グレートアックス!」


右手に巨大な斧を召喚し、

左手で吸引器官をまとめて掴む。


ダイキ「この器官をすべて斬る!!」


斧を振りかぶった――その瞬間。


バキィン!!


ダイキは一瞬で氷漬けになった。


足元には水色の服を着たフェイクアビス。


ダイキの足に触れている。


◆アイゼル復活


そこへハエアビスが飛来し、アイゼルへ報告する。


ハエアビス「アイゼル隊長!

      ゴート分隊長がハンター共に

      やられた模様です!」


アイゼル「なるほど。

     ゴートはやられましたか。

     ハンター共が札幌に現れた時間は、

     我々が現れてから

     どれくらいです?」


ハエアビス「1時間程度です!」


アイゼル(1時間……。

     ハンター共の拠点が

     北海道になければ

     不可能な時間……)


アイゼル「札幌の攻撃を任されている

     “あの方”へ報告してください。

     ハンター共の拠点は

     北海道にある可能性が高いこと。

     そして――ハンター共は

     私が始末します、と。」


ハエアビス「わかりました!」


ハエアビスは飛び去る。


ゴキッ、ゴキゴキッ。


アイゼルは腕を鳴らし、準備運動を始める。


アイゼル「久しぶりの再戦……

     腕が鳴りますね。

     彼らに“本物の雪まつり”を

     見せてあげましょうか。」


煽り:復活したアイゼル。アクトメンバーに

   新たな危機が迫る――!

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