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残響の世界  作者: maro
65/105

65話「紹介」

シノ「装! 大鎌!」


シノが大鎌を召喚する。


シノ「今回は大量にいるから、

   敵を奪い合う必要が無さそうだな!

   それじゃ先に行くぜ!」


そのままシノは鎌を振るい、周囲のアビスを次々と狩り始めた。


レン「僕たちも後に続きますか。」


ナルミ「そうだね。レベル3・

    芸術家アーティスト――

    バトル鉛筆!」


レン「レベル3・

   空想少年ファンタジーボーイ――

   なりきり、魔法使い!」


レンの姿がRPGの魔法使いのようなローブ姿に変わる。


ナルミが召喚したバトル鉛筆は、1.5mほどの巨大な鉛筆。


各面には何かの文字が書かれている。


ナルミ「なにがでるかな、なにがでるかな。」


どこかで聞いたフレーズを呟きながら、

バトル鉛筆を地面に転がす。


コロコロ……


止まった面には「攻撃力1.2倍」。


ナルミ「うわー、今回は攻撃力1.2倍かー。

    ハズレだねえ。

    ま、出てしまったものは

    しょうがない。

    しばらくこのまま使うか。」


槍のようにバトル鉛筆を構え、アビスを狩り始める。


レン「サンダー!」


ズドーン!


雷が落ち、アビス3匹が一瞬で絶命。


アビスオーブとなって転がる。


東アクトメンバー「!!!!!!」


ヒビキ「え、鉛筆で戦ってる!?

    それにアビスの頭上に

    いきなり雷を落としたなんて……」


近くにいたテツが反応する。


テツ「そうか。東アクトのメンバーは

   ワイらと一緒に戦うのは

   初めてやったな。

   よっしゃ! ワイが各メンバーと

   能力を紹介したる。」


◆西アクト能力紹介


テツがシノを指さす。


テツ「シノ。能力名は猛毒ポイズン

   毒を使った攻撃ができる。」


次にレンを指す。


テツ「レン。能力名は

   空想少年ファンタジーボーイ

   自分が思い描いたゲームキャラに

   変身できる。

   ゲームに登場する呪文の一部も

   使用可能やが、MPが0になると

   強制解除され、しばらく変身できん。」


次にナルミ。


テツ「ナルミ。

   能力名は芸術家アーティスト

   さっき見せたように、

   芸術家にちなんだ武器や技が使える。

   それから……」


テツが少し離れた場所を指す。


そこには地面に正座して震えているヒヨリがいた。


ヒヨリ「ひ、ひい!

    ごめんなさい! ごめんなさい!」


テツ「ヒヨリ。能力名は隔壁バリア

   敵の攻撃を防ぐバリアを貼れる。

   臆病だから戦闘中はああやって

   正座してバリア張っとる。」


次に、ヒヨリの横で寝そべって漫画を読んでいるユウ。


東アクトメンバー全員

(じ、地面に寝そべって漫画読んどるー!!)(効果音:ガビーン!)


テツ「ユウ。能力不明。

   いつもああやってヒヨリの隣で

   寝そべっとるから、

   誰も戦ってるところを見たことがない。

   でも戦闘には毎回参加する。

   よくわからんやっちゃで。」


その時、倒されたアビスのアビスオーブが2個、


コロコロとヒヨリとユウの前に転がってきた。


ヒヨリ&ユウ「!!!!」


周囲をキョロキョロ見回し、

こっそりポケットに入れる二人。


東アクトメンバー全員

(寄生しとるーーー!!!)

(効果音:ガビーン!)


◆テツの能力


テツ「そして、ワイは――」


言いかけた瞬間、

テツの背後からハエアビスが襲いかかる。


ヒビキ「!!!!!

    テツさん危ない!!!」


テツは攻撃をひらりと避け、

そのままカウンターパンチを叩き込む。


テツ「オラアアア!!!」


ハエアビスは燃え上がり、消し炭となった。


東アクトメンバー全員「!!!!」


テツ「ワイの能力名は気分屋ムーディー

   その時のテンションを

   別の物質、エネルギーに

   変換する能力や!」


煽り:遂に明らかになった西アクトの能力!

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