65話「紹介」
シノ「装! 大鎌!」
シノが大鎌を召喚する。
シノ「今回は大量にいるから、
敵を奪い合う必要が無さそうだな!
それじゃ先に行くぜ!」
そのままシノは鎌を振るい、周囲のアビスを次々と狩り始めた。
レン「僕たちも後に続きますか。」
ナルミ「そうだね。レベル3・
芸術家――
バトル鉛筆!」
レン「レベル3・
空想少年――
なりきり、魔法使い!」
レンの姿がRPGの魔法使いのようなローブ姿に変わる。
ナルミが召喚したバトル鉛筆は、1.5mほどの巨大な鉛筆。
各面には何かの文字が書かれている。
ナルミ「なにがでるかな、なにがでるかな。」
どこかで聞いたフレーズを呟きながら、
バトル鉛筆を地面に転がす。
コロコロ……
止まった面には「攻撃力1.2倍」。
ナルミ「うわー、今回は攻撃力1.2倍かー。
ハズレだねえ。
ま、出てしまったものは
しょうがない。
しばらくこのまま使うか。」
槍のようにバトル鉛筆を構え、アビスを狩り始める。
レン「サンダー!」
ズドーン!
雷が落ち、アビス3匹が一瞬で絶命。
アビスオーブとなって転がる。
東アクトメンバー「!!!!!!」
ヒビキ「え、鉛筆で戦ってる!?
それにアビスの頭上に
いきなり雷を落としたなんて……」
近くにいたテツが反応する。
テツ「そうか。東アクトのメンバーは
ワイらと一緒に戦うのは
初めてやったな。
よっしゃ! ワイが各メンバーと
能力を紹介したる。」
◆西アクト能力紹介
テツがシノを指さす。
テツ「シノ。能力名は猛毒。
毒を使った攻撃ができる。」
次にレンを指す。
テツ「レン。能力名は
空想少年。
自分が思い描いたゲームキャラに
変身できる。
ゲームに登場する呪文の一部も
使用可能やが、MPが0になると
強制解除され、しばらく変身できん。」
次にナルミ。
テツ「ナルミ。
能力名は芸術家。
さっき見せたように、
芸術家にちなんだ武器や技が使える。
それから……」
テツが少し離れた場所を指す。
そこには地面に正座して震えているヒヨリがいた。
ヒヨリ「ひ、ひい!
ごめんなさい! ごめんなさい!」
テツ「ヒヨリ。能力名は隔壁。
敵の攻撃を防ぐバリアを貼れる。
臆病だから戦闘中はああやって
正座してバリア張っとる。」
次に、ヒヨリの横で寝そべって漫画を読んでいるユウ。
東アクトメンバー全員
(じ、地面に寝そべって漫画読んどるー!!)(効果音:ガビーン!)
テツ「ユウ。能力不明。
いつもああやってヒヨリの隣で
寝そべっとるから、
誰も戦ってるところを見たことがない。
でも戦闘には毎回参加する。
よくわからんやっちゃで。」
その時、倒されたアビスのアビスオーブが2個、
コロコロとヒヨリとユウの前に転がってきた。
ヒヨリ&ユウ「!!!!」
周囲をキョロキョロ見回し、
こっそりポケットに入れる二人。
東アクトメンバー全員
(寄生しとるーーー!!!)
(効果音:ガビーン!)
◆テツの能力
テツ「そして、ワイは――」
言いかけた瞬間、
テツの背後からハエアビスが襲いかかる。
ヒビキ「!!!!!
テツさん危ない!!!」
テツは攻撃をひらりと避け、
そのままカウンターパンチを叩き込む。
テツ「オラアアア!!!」
ハエアビスは燃え上がり、消し炭となった。
東アクトメンバー全員「!!!!」
テツ「ワイの能力名は気分屋!
その時のテンションを
別の物質、エネルギーに
変換する能力や!」
煽り:遂に明らかになった西アクトの能力!




