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残響の世界  作者: maro
60/107

60話「計画」

◆アビス本拠地


ノクティア「新世界計画とは何でしょう?」


四天貴将の三人(グラビ、マグナ、オルフェ)がノクティアのほうを振り返る。


マグナ「そうか。君は四天貴将の新入り。

    計画について

    何も知らないんだったな。」


オルフェス「私が説明しましょう。

      新世界計画とは、

      ムー帝国の王であるゼビウス様が

      兼ねてより進めている計画。

      我々ムー帝国を、

      この海の底ではなく――

      地上の帝国として

      復活させる計画のことです。」


グラビ「目的は主に二つだ。

    ①人間共をすべて排除すること

    ②ムー大陸を地上の帝国として

     復活させること」


ノクティア「①も②も、どちらも

      難しそうに思いますが……。

      人間の数はあまりに多く、

      完全排除は困難。

      沈んだ大陸を

      浮上させる方法も……。」


マグナ「そうだ。どちらも容易ではない。

    だが、人間を吸収して

    得られるオーラ――

    すなわちアビスエネルギーを集めれば

    可能になるとゼビウス様は

    おっしゃられていた。」


ノクティア「え? アビスエネルギーを集めて、

      どうするのです?」


オルフェス「この大陸が沈んだ

      “歴史”そのものを修正し、

      人間が存在しなかった

      世界に作り変える……

      そうおっしゃっていました。

      それ以上の方法までは

      聞いていません。」


グラビ「まあ細かいことはいい。

    俺達はゼビウス様の指示通り、

    ハンター共の残党を狩ればいいんだ。

    いちいち人間を攫うより、

    ハンター共の持つアビスオーブを

    吸収したほうが

    ずっと効率がいいからな。」


マグナ「問題はハンター共の位置だ。

    本拠地の場所は

    アビスエネルギーの検知で割れたが、

    “現在位置”はレガトゥスの能力の

    せいか掴めん。

    前回のようにこちらから

    襲撃はできんぞ。

    どうする?」


オルフェス「そうですね……。

      少し乱暴ですが、

      あの手を使いましょうか。」


ノクティア・グラビ・マグナ「あの手?」


◆西アクト・宿泊施設


ヒヨリが東アクトのメンバーを案内している。


ヒヨリ「こ、こちらが皆さんの宿泊施設です。

    み、皆さんは遠方からの移籍なので、

    こちらで寝泊まりして

    いただきます。」


ダイキ「ここで寝泊まり?

    あの~、俺この近くに

    親戚がいるんですけど、

    そっちで寝泊まりしたら

    ダメっスか?」


ヒヨリ「ああ!!

    ごめんなさい! ごめんなさい!

    ここで寝泊まりしないと、

    アビス出現アラームに

    気づけないので……

    ごめんなさい!!」


ダイキ「わ、わかりましたっス。」


全員(そんなに謝らんでも……)


テツ「ひより~。東アクトの人達への案内、

   終わったか?」


ヒヨリ「は、はわ! 今終わったところです!

    時間かかってごめんなさい!」


テツ「そんなに謝らんでもええ。

   ほな、これから西アクト支部へ行くで。

   みんなのことレガトゥスさんに

   紹介したるさかいな。」


◆西アクト支部前


テツ「よっしゃ、着いたな。

   それじゃワイについて来てや。」


東アクトのメンバーがテツの後に続く。


支部の奥の部屋には、髪の長い青いオーブを胸につけたレガトゥスと、

短髪の男性タクがいた。


テツ「レガトゥスさん。

   東アクトのメンバー連れてきたで~。」


レガトゥス「テツ、ありがとう。」


レガトゥスが東アクトの面々に向き直る。


レガトゥス「初めまして。

      この西アクト支部の

      司令官兼管理者、レガトゥスだ。

      よろしく。」


ヒビキ「東アクト本拠地から移籍して

    来ましたヒビキです。

    こちらこそよろしく!」


挨拶を交わした直後、レガトゥスはヒビキの瞳をじっと見つめる。


レガトゥス(……瞳孔が渦を巻いている。

      完全な“狂者”の兆候だ……)


ヒビキ「え、あの……俺の顔、

    何かついてます?」


レガトゥス「……ヒビキ君、と言ったかな。」


ヒビキ「はい!」


レガトゥス「君は――もう能力を

      使わないほうがいい。」


ヒビキ「!!!!」


煽り:レガトゥスの言葉の真意とは――!?

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