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残響の世界  作者: maro
48/105

48話「複製」

光線がシンの胸を貫いた。


シンはその場に崩れ落ちる。


呆然とするアクトメンバー。


光線の放たれた方向を辿ると――

そこに、ネイロスが立っていた。


ネイロスは倒れているジョウへ、さらに光線を撃ち込む。


ジョウ「ぐあああああ!!」


苦痛の叫びをあげ、ジョウは絶命した。


ネイロス「キシシシシ!

     これで死にぞこない共は

     片付いた。」


その光景を見たヒビキの怒りが爆発する。


ヒビキ「うわあああああ!!!!」


次の瞬間、ヒビキはネイロスの横へ超高速で移動していた。


ヒビキ「突・煉――」


ネイロス「巨槌(ギガントハンマー)。」


巨大な槌がネイロスの手元に出現し、

ホームランのようにヒビキを横殴りにする。


ドゴッ!


ヒビキは対向の壁まで吹き飛ばされ、白目をむいて気絶した。


アカリ「ヒ、ヒビキ君!」


アカリ(今のハンマー……どこかで……)


ネイロス「自己紹介が遅れましたねえ。

     私は四魔貴将ネイロス。

     あなたがたが倒した

     ルシウスの後任です。

     ルシウスの無念、

     ここで晴らさせてもらいますよ。」


アカリ「ご丁寧にどうも!

    じゃあ遠慮なく返り討ちに

    させてもらうわ!

    レベル3――

    分身生成ミラージュダイブ!」


アカリが五人に分身し、ネイロスを囲む。


アカリ「炎熱クナイ!」


五方向から炎を纏ったクナイが飛ぶ。


ネイロス「残像回避ミラージュレジスト。」


ネイロスは残像を残して全てを回避した。


全員「!!!!!!」


アカリ「な、なんで……?

    残像回避ミラージュレジスト

    私の技のはず……!」


ネイロス「キッシッシッシ!

     私のアビス能力は――

     複製コピー

     一度目視した能力を

     使用できる能力です。

     この一か月間、

     フェイクアビスとの戦闘で

     あなたがたの技は

     すべて拝見しました。

     その“すべて”を使って、

     ここで葬って差し上げましょう。」


全員「!!!!!!」


アカリ(決着を一か月後に設定したのは……

    このため……!)


アカリ「あら〜、他人の技盗むなんて、

    なかなかいい性格してるわね。

    でも、そんなに簡単にいくかな〜?」


四人の分身が再びネイロスを囲む。


アカリ「雷電クナイ!」


雷を纏ったクナイが一斉に放たれる。


同時に、もう一人の分身がネイロスの背後へ回り込む。


アカリ(背後の死角……ここなら!)


背後の分身が囁く。


アカリ「自分の技の弱点を

    一番わかってるのは――自分よ!」


死角からクナイが突き刺さる――


ボンッ!


だが次の瞬間、ネイロスの身体が爆発し、

分身は爆風に飲まれて消えた。


全員「!!!!!!」


アカリ(今のは……ゴウさんの……!)


ネイロス「キッシッシッシ!

     ええ、理解していますとも。

     だから“あなたがたのすべての

     技を使う”と言ったのです。

     それぞれの弱点を――

     互いに補わせるためにね。」


アカリ「!!!!」


アカリ(弱点の無い能力……!

    こ、こいつ……やばすぎる……!)


その時、倒れていたヒビキの身体にフォーカスが当たる。


白目のまま、ヒビキがかすかに呟く。


ヒビキ「……クオン。」


――場面はヒビキの精神世界へ。

暗闇の中、クオンの周囲だけが淡く照らされている。


その光へ向かって、誰かの足音が近づいてくる。


光に照らされた足に、クオンが気づく。


クオン「!

    ……あら、また来たの。」


煽り:精神世界に入ったヒビキ。

   ネイロスの“複製”を破る突破口は――

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