表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残響の世界  作者: maro
36/105

36話「爆発」

36話「爆発」



ゴウ「だっはっはっはっ!

   なかなかやるじゃねぇか、お前さん!」


それまで黙っていたゴウが突然豪快に笑い出す。


ダイキ「わ、笑ってる場合じゃないっスよ!」


イズナ「そ、そうよ!

    このままじゃ私たち――」


ゴウ「……ああ、そうだな。

   やっかいな技だが――俺には効かねぇ。

   スーツレベル3!」


ゴウのスーツが一瞬で“花火師”の装束へと変化する。


ゴウ「ふんッ!!」


次の瞬間、ゴウを拘束していた氷束が

内部から爆発し、粉々に砕け散った。


全員「!!!!!!」


アイゼル(な……何が起きた!?

     筋肉男の服が変わったと思ったら、

     私の氷束が爆発した……!?)


ゴウ「冥途の土産に教えといてやるよ。

   俺の能力は《爆発ボンバー》。

   “自分が触れているもの”を

   爆破できる能力だ。」


アイゼル「ふ、触れているものを……

     爆破……!?」


ゴウ「へっくしょい!

   あ〜ここ寒ぃな!

   ちょいと温めてやるか!

   装! 打ち上げ花火!」


大量の打ち上げ花火がゴウの周囲に出現する。


ゴウ「発射ァ!!」


花火が一斉に打ち上がり、

Dチームの頭上で連続爆発を起こす。


爆風と熱が街を包み――

周囲の気温が一気に上昇する。


ヒビキ「!!

    氷が……氷が溶けていく!!」


Dチームを拘束していた氷束が

みるみる溶けて消えていく。


アイゼル「わ、私のアートが……!

     貴様ァ!!」


怒り狂ったアイゼルが氷射を放つ。


しかし――


ゴウに当たった瞬間、氷射は爆発して霧散した。


ゴウ「お前さん、学習能力は大丈夫か?

   さっき“爆破できる”って言ったろうが。

   そんな分からず屋には――

   こいつをプレゼントだ。」


ゴウは一気にアイゼルの上空へ移動する。


ゴウ「装! ダイナマイト!!」


ダイナマイトを召喚し、一本をアイゼルへ投げつける。


アイゼル「ダイナマイト……!?

     だが、爆破させなければ――!」


氷射でダイナマイトを凍らせるアイゼル。


アイゼル「これで――」


ゴウ「……誰が

   “一本だけ”投げるって言った?

   まわりをよく見てみな。」


アイゼル「!!?」


周囲を見渡すと――


空間一面に、無数のダイナマイトが浮かんでいた。


ゴウ「まとめてドカンといくぜ。」


次の瞬間――


無数の爆発がアイゼルを包み込む。


アイゼル「ぎゃあああああ!!

     私の芸術があああああ!!!!」


爆炎の中で粉々に砕け散るアイゼル。


ゴウは空中で腕を組み、静かに言い放つ。


ゴウ「……凍らせることが芸術だと?

   ふざけやがって。

   いいか――本当の芸術ってのはな。

   “爆発”なんだよ。」

   (小声:岡〇太郎先生も

    言ってただろうが……)


煽り:氷結 vs 爆発。本当の芸術は――爆発だ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ