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残響の世界  作者: maro
33/105

33話「レベル3」

Dチームメンバーがアカリの周りに集まり、

ヒビキが手を差し伸べる。


アカリはその手を取って起き上がりながら笑う。


アカリ「痛たた〜!

    いや〜、これレベル3じゃなかったら

    普通に死んでたかもね。」


ダイキ「そういえば……レベル3って

    どうやってなるんスか?」


アカリ「レベル3になる条件は

    ちょっと特殊でね。

    “精神世界”にいる

    アビスオーブの住人に

    認めてもらうことが条件なの。」


Dチーム全員「せ、精神世界ーー!?」


マシロ「そ、そんなところ……

    どうやって行くんですか?」


アカリ「スーツのオーブに触れながら、

    アビスオーブの“名前”を唱えれば

    行けるわ。」


キリヤ「アビスオーブの名前!?

    あれってそんな意味が……

    ヘンタイ科学者が勝手につけた

    名前だと思ってた……(小声)」


ダイキ「ガンクロウ……」


ダイキはオーブに触れながら名前を唱えた――


目が真っ白になる。


◆ダイキの精神世界


ダイキとガンクロウが向き合っている。


ガンクロウ「帰れ。」


◆現実世界


ダイキの意識が戻る。


ダイキ「試してみたら即行で追い出されたっス!(てへ)」


Dチーム全員「はやっ!!」


アカリ「最初はそんなものよ。

    アビスオーブと心を

    シンクロさせることで

    精神世界に滞在できるようになるの。

    そして住人に認められた時、

    初めて能力が付与される。

    あ、精神世界の1時間は

    現実の1秒くらいだったかな〜?」


ヒビキ「そうなんですね……

    俺もあとでやってみます。」


アカリ「でもね、心をシンクロさせすぎちゃ

    ダメよ。シンクロしすぎると――

    レベル4……」


ブー! ブー!


アビス出現アラームが鳴り響く。


アカリ「あちゃ〜、アビス出現アラームか。

    というわけで、

    今日の訓練はここまで!

    あとは各自、フェイクアビスとの

    実戦とレベル3への挑戦で

    レベルアップを図ってね〜!

    あ、ちなみに次の任務には

    Bチームの“彼”がつくから!」


アカリが入り口を指さす。


そこには、いつの間にか筋肉ムキムキの坊主頭の男が立っていた。


ゴウ「おっしゃー!

   次の任務が来たぜ、ひよっこ達ー!

   俺はBチームのゴウ!

   俺と一緒に青春ハッスルしようぜーー!

   ガハハハハ!!」


Dチーム(うわあ……また濃いの来た……)


煽り:フェイクアビスとの初戦闘。

  ゴウの実力とは――!?

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