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残響の世界  作者: maro
29/105

29話「トレーナー」

◆某会議室


シグマは国の上層部と向かい合っていた。


上層部A「いやはや……

     大変なことになったな。

     これまで国民の混乱を

     避けるため、アビスの存在は

     秘匿とされてきた。

     だが先日の一件で、

     もう隠しきれん。

     “アクト病院で化け物を見た”と

     メディアもSNSも騒いでいる。

     いっそ公表した方が――」


上層部B「公表してどうする!?

     国民はフェイクアビスの見分けが

     つかんのだぞ!?

     混乱がさらに広がるだけだ!」


上層部A「ではどうすればいいんだね!?」


シグマ「公表は避けましょう。

    代わりに、警察へアビスゴーグルを

    支給します。それで少なくとも

    “見える人間”は増える。」


上層部B「だが、警察では

     アビスを倒せないのだろう?

     発見した場合はどうする?」


シグマ「我々アクトに連絡していただきます。

    アクトのメンバーが

    即座に現場へ向かう。

    少なくとも――

    我々がアビス幹部を倒すまでは、

    この体制でお願いします。」


◆会議後・廊下


シグマと参謀官のアサギリが廊下で歩きながら会話している。


アサギリ「“我々がアビスの幹部を

     倒すまでは”、ですか。

     随分大きく出ましたね。

     勝算はあるんですか?」


シグマ「報告を聞く限り、

    今の戦力では厳しいだろう。

    だから――ある手を打っておいた。」


アサギリ「ある手……?」


◆Dチーム・トレーニングルーム


ヒビキたちは汗を流しながらトレーニングを続けている。


ヒビキ(決戦は1カ月後……それまでに

    もっと強くならないと!

    あいつらを倒せば

    きっとミオに近づける!)


その時、トレーニングルームの扉が勢いよく開いた。


???「やっほー! みんないるー?」


ショートヘアの女性が軽いノリで入ってくる。


キリヤ「あ、あなたは……!?」


ヒビキ「誰です?このお姉さん?」


キリヤ「馬鹿! Bチームのリーダー、    

    アカリさんだ!」


ヒビキ(え、この人が……!?)


アカリ「アビス幹部との決戦までに、

    あんた達DチームとCチームを

    “しごいてやってくれ”って

    シグマさんに頼まれたんだよね〜。

    だから今日から、私を含めた

    Bチームがあんた達のトレーナーを

    務めます。よろしくね!」


Dチーム全員「へっ!?」


煽り:アカリの実力とは――!?

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