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残響の世界  作者: maro
25/105

25話「強襲」

◆病院から200m離れたビルの屋上


アビスゴーグルを装着した少年が、病院の屋上をじっと見つめている。


ゴーグルの映像には――

エネルギー弾を構えるルシウスにターゲットが合わされ、

「12000」の数字が浮かび上がっていた。


??「アビスエネルギー……12000。」


銀色の髪の少年はゴーグルを上へ押し上げる。


露わになった瞳孔には、渦が巻いていた。


その口元がゆっくりと歪む。


目が、顔が、ドアップで映る。


??「ボス、見ぃ〜っけ!!」


◆病院の屋上


ルシウス「準備は整いました。

     みなさん――

     死ぬ覚悟はできましたか?」


トウヤ(スーツが無い状況では……

    この攻撃は防げない……!

    も、もうおしまいだ……

    このまま全員……!)


ルシウス「では、いきますよ。

     ネクロマンサー、

     あなたは離れて――」


ルシウスが横を見る。


だが、そこにネクロマンサーの姿はない。


転がっているのは、アビスオーブがひとつだけ。


ルシウス「……ネクロマンサー?」


ドゴッ!!!


凄まじい衝撃音。


ルシウスの顔が歪む。


よく見ると――

スーツを着た“何者か”が、ルシウスの顔面に蹴りを叩き込んでいた。


蹴りの勢いでルシウスは吹き飛ぶ。


吹き飛んだ先には、合同チームのアビスオーブを吸い寄せていた巨大な玉。


ルシウスが激突した衝撃で――


バキィィィン!!


巨大な玉は粉々に砕け散った。


合同チーム全員「!!!!!!!!」


ルシウスはそのまま病院の駐車場へ落下し、地面に激突した。


その様子を見た病院周辺ねアクト関係者が慌てる。


アクト関係者「ひっ、ひい!!

       に、にげろーー!!」


キリヤは蹴りを放った人物を見て叫ぶ。


キリヤ「あ、あいつは……!!」


その人物は、ルシウスへ追撃を加えるため、

迷いなく屋上から駐車場へ飛び降りた。


トウヤ「今だッ!

    各自、自分のアビスオーブを

    回収しろ!」


砕け散った玉から飛び散ったアビスオーブを、

合同チームが一斉に拾い集める。


エリカ「ラッキー!」


マシロ「これでようやく戦えますね!」


合同チーム「装!!」


スーツを着用したメンバーが、屋上のゾンビを次々と殲滅していく。


ヒビキ「キリヤさん!

    俺達のアビスオーブは

    地上に落ちたみたいです。

    回収に行きましょう!」


キリヤ「わかった!」


二人は急いで階段を駆け下りる。


ヒビキ「キリヤさん、

    さっき“あいつは!”って……

    今の人、知ってるんですか?」


キリヤ「……あいつは、俺たちと同じ

    Dチームのメンバーだ。」


ヒビキ「!!!!!

    えっ、それって……!」


◆病院の駐車場

瓦礫を押しのけ、ルシウスが立ち上がる。


ルシウス(……なぜだ?

     奥の手がないか、ハンター共を

     ゾンビに襲わせながら

     思考を読み続けていた……

     だが、あの伏兵の存在だけは――

     誰の思考にもなかった……!

     つまり……あのハンターは

     誰も意図していなかった

     “第三者”……

     一体何者だ……?)


そのルシウスの前に、蹴りを放った人物が静かに降り立つ。


ルシウスは眼鏡を直しながら問いかける。


ルシウス「不意打ちとは……

     感心しませんね。

     名前を聞いておきましょうか。」


シン「アクトDチーム所属、シン。

   ねえ、君――ここのボスでしょ?

   ボクとタイマンしない?」


煽り:今明かされるシンの秘密――!

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