22話「救助」
ジョウ「そんじゃ行くかぁ!――着!」
白い特攻服(ジョウのレベル2スーツ)がジョウの身体を包む。
背中には大きく「天上天下唯我独尊」の文字。
ジョウ「現れろ、俺の相棒!――装!」
釘バットとバイクが召喚される。
テロップ:
ジョウのバイク「暴走天使」
ジョウは暴走天使に跨り、釘バットを構える。
ジョウ「おらぁ! 行くぜー!
お前らもあとに続けよ!」
叫ぶと同時に、ジョウは1階廊下のゾンビの群れへ突っ込んでいく。
バイクでゾンビを轢き、釘バットで次々と叩き潰す。
エリカ「……。
前から思ってたんだけどさ〜……
あれって武器なの?
(小声:バイクじゃん!)」
トウヤ「ま、まあ……
敵を轢き殺してるから……
武器なんじゃないか?
(小声:あいつにとってはな)」
Cチームメンバー「着! 装!」
トウヤの服は迷彩服に変わり、手にはトンファー。
エリカは女子高生の制服に変わり、鉤爪を装備。
セラはドレス姿になり、手にはフルート。
バンは戦士服に変わり、巨大なモーニングスターを構える。
トウヤ「敵はあいつが倒してくれる。
我々は仲間の救助に
専念するとしよう。」
セラ「はーい!」
◆病院2階
Dチームはゾンビを倒しながら病院関係者を救助していく。
マシロ「皆さん、救助に来ました。
一階の入り口が安全地帯です。
あちらの階段から移動してください。」
医師「た、助かった……ありがとう。」
ヒビキ(これが2階最後の部屋……
キリヤさんとイズナさんは
2階にはいなかった……
一体どこに……?)
◆病院3階
ジョウ「おらおらぁー!!」
ジョウは相変わらず暴走天使でゾンビをなぎ倒していく。
その先に、ゾンビとは明らかに違う“大柄のアビス”が立ちはだかる。
ジョウ「ちっ……あのデカさじゃ、
暴走天使じゃ吹っ飛ばせねぇ。
直接叩いてどかしてやる!」
ジョウはバイクで距離を詰め、釘バットを振り下ろす。
ぶよ〜ん!
ジョウ「!!!!」
大柄アビスのゴムのような身体が、打撃を弾き返した。
反動でジョウはバイクから転げ落ち、釘バットも手から離れる。
ジョウ「いてて……!」
大柄アビスが大振りの一撃を振り下ろそうとする。
ジョウ(や、やべぇ……!)
ヒビキ「――斬!」
鋭い刃が走り、大柄アビスは一刀両断された。
その背後からヒビキが姿を現す。
ヒビキ「大丈夫ですか?」
ジョウ「あ、ああ……」
ヒビキとは反対方向を向き、しばらく沈黙するジョウ。
ジョウ「…………
か、貸しだなんて思わねーからな!」
煽り:信頼――
それは助け合いの中で芽生えるもの。




