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残響の世界  作者: maro
21/105

21話「結界」

合同チームが病院前に到着した。


病院の前にはアクト職員が何人も集まり、中の様子を不安げに伺っている。


ジョウ「何やってんだ、おめーら?

    仲間が襲われてるってのによ!」


アクト職員「そ、それが……」


一時暗転。


◆結界の説明

トウヤ「……結界が張られている?」


アクト職員「そ、そうなんです。

      病院全体に結界が

      張られているようで……

      外から中には入れるんですが、

      中から外には

      出られないみたいで……。

      その証拠に、さっき職員が

      一名病院に入りましたが、

      “出られない”と言って

      奥へ消えていきました。

      それ以来、誰一人として

      戻ってきません。

      おそらく、中から外へ

      出られない結界が……」


ジョウが職員の胸ぐらをつかむ。


ジョウ「おいおい、お前らそんなもんに

    ビビってんのかぁ?

    それでもタマついてんのか!?」


アクト職員「そ、そんなこと言われても……」


トウヤは眼鏡を中指で押し上げながら考える。


トウヤ(妙だな……

    中から外に出られないのはわかる。

    中の人間が獲物であり、

    人質だからだ。

    だが、外から中に入れる……?

    助けに来る我々を、

    なぜ拒まない……?)


ジョウ「外に出れねぇのがなんだってんだよ!

    中で結界張ってる奴

    ぶっ飛ばせばいいだけだろ!

    俺は行くぜ!」


トウヤ「あ、おい!」


エリカ「ま、ここで考えてても

    仕方ないしね〜。」


ジョウに続き、合同チームのメンバーが次々と病院内へ入っていく。


トウヤ「くっ……致し方ないか……!」


トウヤも渋々病院へ入る。


◆病院内部

病院に入った一同は、入り口付近に集まる。


コツン、コツン。


ヒビキが見えない壁――結界をノックする。


ヒビキ「さっきの職員の方の言ってた話、

    本当みたいですね。」


トウヤ「ああ。

    ……まあ、もう入ってしまった以上は

    仕方ない。

    俺たちCチームは1階を捜索する。

    君たちDチームは2階を頼む!」


ヒビキ「わかりました!」


◆場面転換:イズナの病室

イズナはベッドで静かに眠っている。


ドン、ドン。


病室のドアから物音がする。


イズナ「ん……んん……」


目を覚ましたイズナが、薄暗い部屋で身を起こす。


イズナ「誰……? 誰かそこにいるの……?」


ガチャ。


ドアが開き、何者かがゆっくりと入ってくる。


カーテン越しの薄暗い部屋を、影が近づいてくる。


その顔が見えた瞬間――


イズナ「きゃあああああああ!!!!」


そこにいたのは、腐敗した皮膚を持つゾンビのアビスだった。


ゾンビがイズナへ手を伸ばす。


イズナ「やめて! 近寄らないで!

    だ、誰か……! 誰かあ!!」


ジャキーン!


鋭い斬撃音。


ゾンビは真っ二つに切り裂かれた。


その後ろから、刀を構えたキリヤが姿を現す。


キリヤ「寝てるところ起こして悪りーな。

    残業タイムだ。」


煽り:二人は無事に仲間と合流できるのか――!

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