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残響の世界  作者: maro
18/106

18話「覚醒」

カマル「ガフッ!」


カマルの口から鮮血が噴き出す。


背後には、甲冑をまとい、胸に青いオーブを輝かせたアビスが立っていた。


その剣は、カマルの背中を深々と貫いている。


全員「!!!!」


カマル(む、胸の青オーブ……

    アビスエネルギー1万以上……!)


カマル「……あ、あたしに気づかれずに

    背後に回るなんて……

    なかなかやるじゃな〜い。

    お、お名前を……

    聞いておこうかしら……」


ジェイン「ムー帝国、四魔貴将の一人

     ――ジェイン。

     まあ名乗ったところで、

     貴様はもう死ぬだろうがな。」


ジェインはもう片方の手をカマルの背に当て、エネルギー波を放つ。


ドゴォッ!


剣が抜け、カマルの身体は前方へ吹き飛ばされた。


カマル「がはっ!」


ヒビキ「カマルさん!!」


倒れたカマルが声を振り絞って言う。


カマル「に、逃げなさい……みんな……」


ジェイン「逃すか!」


ジェインの指先から光線が放たれた。


ズドッ!


光線はイズナの胸を貫き、彼女はその場に崩れ落ちる。


ヒビキ「……!」


イズナが倒れた瞬間、ヒビキの中で何かが弾けた。


ヒビキ「あああああ!!!!」


その叫びと同時に、ヒビキのスーツが眩い光を放ち――


爆風が周囲を巻き上げた。


ジェイン「ぬうっ!」


思わず腕で顔を覆うジェイン。


爆風が収まると、そこには“別人”のようなヒビキが立っていた。


口元にはマスク。


髪は逆立ち、瞳は鋭く光を宿している。


ジェイン(姿が……変わった!?)


ジェイン「なんだ、お――」


言い終える前に、ヒビキの拳が横から叩き込まれた。


メキッ!


顔が変形するような鈍い音。


ジェインの身体は海の彼方へと吹き飛んでいった。


敵が消え、Dチームはカマルとイズナへ駆け寄る。


ヒビキ「カマルさん!イズナさん!」


ダイキはイズナを抱えながら叫ぶ。


ダイキ「イズナさんは……

    幸い、急所は外れてるっス!

    でも、カマルさんは……!」


カマルのそばに集まるDチーム。


カマル「……みんな……

    無事だったのね……

    よかった……

    そしてヒビキちゃん……

    最後のレベル2……

    Excellentだったわよ……

    カマル、感激……」


そう言いかけて、カマルの身体から力が抜けた。


ヒビキ「カマルさぁぁぁん!!!!」


ヒビキは悲痛な叫びを上げ、カマルにしがみつく。


◆場面転換:ジェイン

吹き飛ばされたジェインは、ヒビキたちから5キロ離れた岩山に激突し、

そのまま海底へと落下した。


ジェイン「くっ……さっきの一撃で

     方向感覚と

     ワープ機構がイカれたか……

     これではすぐ戻ることはできん……

     ……おのれぇ……

     あのマスクスーツめ……

     この借りは必ず返すぞ!!」


煽り:師は満足と共に逝く――

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