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残響の世界  作者: maro
15/105

15話「斬」

カマル「は〜い、3日経ったわよ〜ん!

    それぞれの特訓の成果を

    見せてちょうだい!

    3日前にも言ったけど——

    全員で協力して

    “あたしに一撃”でも入れられたら

    クリアよ。

    ただし……」


カマルが鞭を下ろすと、鞭の先は床に消え、

鞭が床から何本も生えて来た。

それがカマルの周囲を覆い尽くす。


カマル「鞭壁ローズガーデン

    バラ園のごとく私を守ってくれる

    ビューティフォーな技よ。

    この鞭壁を突破して——

    あたしに一撃、入れられるかしら?」


イズナとマシロが同時に攻撃を仕掛ける。


イズナの銃弾も、マシロの矢も、鞭壁に弾かれた。


カマル「ん〜、無駄無駄。

    並みの攻撃ではこの壁は

    突破できないわよん。」


ヒビキ「それなら近接攻撃ならどうだ!」


ヒビキの剣、ダイキのハンマーが同時に振り下ろされる——


しかし、鞭壁に掴まれ、二人とも吹き飛ばされる。


カマル「言ったじゃな〜い。

    並みの攻撃では突破できないって。

    それは近接武器も同じよ〜ん!」


カマル(そう、だからこそ“技”が必要なのよ。

    さあ、見せてみなさい……

    Dチームの子達。)


ダイキ「掴まれるならこれでどうだ!

    巨槌ギガントハンマー!!」


ダイキのハンマーが巨大化する。


ダイキ「うおおおお!!!」


巨大ハンマーがカマルへ振り下ろされる。


カマル「確かにこのサイズでは掴むのは

    難しそう。

    でも——避けちゃえばいいよね♡」


カマルは軽やかに横へ回避。


だが、その先には——


イズナ「貫通弾ペネトレートショット!」


赤い弾丸がカマルへ一直線に飛ぶ。


カマル「赤い弾丸!?でも、さっきみたいに

    弾いちゃえば……」


鞭壁が掴もうとするが——


赤い弾丸はそのまま突き抜けた。


カマル「は、弾けない!?

    くっ、これは避けるしかないわね!」


カマルが身を翻して避ける。


しかし、避けた先には——


マシロ「追跡矢トラッキングアロー!」


金色の矢が複数、カマルへ向かって飛ぶ。


鞭壁で弾くが、矢は軌道を変えて再び迫る。


カマル「自動追跡する矢……これもやっかいね。」


その瞬間——


ヒビキがカマルへ切りかかっていた。


カマルの鞭壁が剣を掴む。


カマル「あら、残念!

    さっき言わなかったかしら?

    並みの近接攻撃では無駄だって……」


ヒビキ「——ざん!!」


ヒビキの剣から“斬撃”が飛ぶ。


カマル「!!!!」


ズバァァァン!!


斬撃は鞭壁を切り裂き、


カマルの顔面に直撃した。


ドォン!!


カマルは壁まで吹っ飛び、


壁には大きな穴が空く。


砂埃が晴れ——


膝をつきながらカマルが姿を現す。


口から血を流しながらも、笑みを浮かべていた。


砂埃の中から、ゆっくりと顔を上げ——


そのカマルが、一言だけ言う。


カマル「… GREAT!」


煽り:訓練の成果——それは“協力”の力。

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