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残響の世界  作者: maro
11/106

11話「タイマン」

シマ「ス、スーツごと細切れに……!

   ひいいい!!!」


シマが悲鳴を上げて逃げ出す。


キリヤ(フェイクアビスは“能力持ち”……!

    相手の能力がわからない以上、

    迂闊に近づくのは危険だ。)


キリヤ「装!」


キリヤがライフルを召喚する。


老人「ほほ〜、ライフルとな!」


キリヤ「ここは俺が食い止める!

    “あいつ”が来る可能性もあるが……

    お前達は拠点に戻って報告!

    Cチームの応援を要請しろ!」


ヒビキ「で、でもキリヤさん……」


キリヤ「早く行け!リーダー命令だ!!」


キリヤを残し、潜水艦へ戻るDチーム。


老人「いいのかえ?

   全員で戦ったほうが

   勝てたかもしれんぞ?」


キリヤ「うるせえ……

    これ以上仲間やられてたまるかよ。

    お前の相手はこの俺だ。いくぜ!」


──場面転換:潜水艦内──


Dチーム全員が無言でうなだれている。


ヒビキ「……キリヤさん、大丈夫でしょうか?」


マシロ「……わかりません。

    今私達にできるのは、

    一刻も早くリーダーの危機を

    シグマさんに報告することです。

    それに全力を尽くしましょう。」


ヒビキ(キリヤさんが“行け”と言ったのは……

    俺が一緒に戦っても

    足手まといになるから……。

    チームリーダーの危機に、

    戻って報告することしか

    できないなんて……

    なんて俺は無力なんだ……)


体育座りでうなだれるヒビキを、イズナが無言で見つめる。


──アクト本拠地──


潜水艦が到着し、Dチームはシグマへ状況を報告する。


シグマ「わかった。

    幸いCチームは待機状態だ。

    すぐに応援を要請しよう。」


イズナ「お願いします。」


Dチームはメンバールームへ戻る。


体育座りのまま祈るヒビキ。


ヒビキ(キリヤさん……

    どうか死なないで……!)


──場面転換:深渦浜海岸──


時間が経ち、満月が照らす夜となっている。


老人の前で、キリヤが倒れていた。


老人「ほほほ……だいぶ頑張ったようじゃが、

   力を使い果たしたようじゃのう。

   今、楽にしてやるぞえ。」


老人がキリヤへ近づく。


その時——


月明かりに映る自分の影を見て、老人は気づく。


老人「……帽子が、ない?」


??「……いい帽子だねぇ。」


ゾクッ——。


老人(な、なんだ……この気配は……)


老人が振り返り、見上げる。


月に照らされた高台に、誰かが座ってこちらを見下ろしていた。


その手には、老人の麦わら帽子。


黒いシルエットの中、“目”だけがはっきりと見える。


その瞳孔は——渦を巻いていた。


老人「い、いつの間に……」


老人の額に冷や汗が流れる。


??「ねえ、君……ここのボスでしょ?

   ボクと——タイマンしない?」


煽り:月夜に現れた人物とは……!?

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