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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第4章 出航に向けて

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084 決着後

 【マリーシャ視点】


「もう少しで橋が見えると思います。

 そこからは馬を下りて、川下を進んで行けば

 コウキさんが戦っている場所です!」


「分かった!2人ほど残していくぞ!

 馬の管理は任せたからな!」


 デュランは配下に伝えると


「分かりました。では私の配下から

 2人残していきます」


 額に1本の角を持つ、マグールが返答した。


 このマグールという鬼人族もかなり強いと

 感じた。


 リーダーのデュラン殿はおそらく私より強い

 さすがは中央大陸での魔族代表だと思う、


「橋が見えました!!」


 先頭を走る鬼人族が伝えて来た


「よーし!止まれ!ここからは強い魔獣が

 襲ってくるからな、各自は武具を再確認して

 すぐにコウキのところに向かうぞ!」


 ここまで街道を戻ってくる間ではモンスターに

 一度も襲われることはなかった。

 しかしここからはウッドタートルも潜む場所だ


 私もゴブリンの群れや一角ウサギなどに

 襲われてきた、


 橋の手前で馬を下りると留守役の鬼人族に

 手綱を渡した、


「良い馬でした。ありがとうございます」


 デュラン殿に伝えると


「エルフにそう言ってもらえると我々の馬も

 自慢できるな」


 陽が傾き始めている


「ここからどれくらい時間が掛かる?」


「全力で走ればおそらく30分くらいだと

 思います」


「ならば20分で着くように急ごう」


 デュランはそう言って


「よし、全力でかけて行くぞ!

 道中で魔獣が襲ってきた場合はマグールが

 中心になって対処しろ!

 俺とマリーシャ殿は真っすぐコウキの

 ところに向かうからな!」


「分かりました!」


 私たちは橋を下りて川辺に着いた、

 あとはここを真っすぐ下って行けばいい


 マグールを先頭に私たちは川辺を走り始めた


 するとすぐに


「あ、あれは、、?」


 マグールが走りながら指を指す

 指を指した方向には


「あれは、コウキ殿が倒したウッドタートルの

 甲羅です」


「あれを2人で?」


「は、はい、、

 ただ、、ほとんどはコウキ殿がダメージを

 与えてくれました」


「す、スゲーな、、やっぱり、、

 ただの人間ではないとは思っていたけど」


 私の背後でブルードがそう呟いた


 私もそう思う、、

 なにか、、、、

 言葉では言い表せない、、けど、、

 強さだけを見れば人族とは思えない


 しかし、どこか人族っぽい所もある、

 不思議な人だと、、


 そう考えていると


 風を切る音がした!


 ピュッ!!


「伏せて!!」


 私が叫んだ!!


 一緒にいた魔族が身構える 


 森の中から10本ほどの矢が飛んできた!!


「クソっ!」

「ゴブリンの群れだな、これは、、」


 私たちは近くにある大きな岩陰に身を潜めた


「おそらくゴブリンの中でもリーダーが

 いる軍団だな、集団で襲ってくる奴らだ」


 デュランが分析する


「エルダーゴブリンか、ホブゴブリンですね」


 マグールは矢を見て反応した


「では、予定通り我々がここを抑えておきます。

 デュラン殿はこのままコウキ殿をお願いします」


「分かった、では任せたぞ、、」

「お任せください、それよりお早く、、

 もう日が暮れてきていますので」


 デュランは一瞬、考えて


「ここから先は、

 俺とマリーシャ殿とブルードで行くぞ!」


「えっ??」

「相手は上位のゴブリンだ、

 俺たちは3人で大丈夫、お前たちは

 死なないことを最優先にしろ」


「しかし、、この先、」

「大丈夫だ、俺たちは必ずコウキを

 救って戻ってくる、それまでこの場で

 ゴブリン達を防いでいてくれ」


「分かりました、お気をつけて」


 マグールがそう伝える


「マリーシャ殿、では先を急ぐぞ」

「はい!」


 そう言ってデュランが持っていた剣で

 飛んでくる矢を叩き落して走り出す


 私も剣で矢を振り払って走り出す


 背後から!


「行くぞーー!!」


 マグールが率いる鬼人たちが森の中に

 入って行く


 ギヤァーーー!!

 グェェーーー!!


 ゴブリン達の悲鳴が聞こえる


 マリーシャ、デュラン、ブルードの3名は

 ゴブリンの襲撃を振り切って川下を

 再び走り始めた


「間に合ってください、、お願いします。

 森の神様、、どうかコウキ殿が

 ご無事であらんことを、、」


 夕暮れ近い川辺を急いで走った


 ・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・


 なんかいい気分だな、

 乗ったことないけど、

 ハンモックに揺られている感じなのかな?


 だけど・・・


 段々揺れが激しくなってきている


 風が強いのか??


 スゲー体が揺れている


「だい、、じょう、、ぶ、、か、、」


「、おい、、し、、んで、、」


「お、、ね、がい、、」


 何か声が聞こえるな、、

 それとちょっといい匂いがするな、、


 重い瞼を開けて見る

 目の焦点が合わない、、

 ただ、男?と女?がいるな、、


「ええーっと、、どちら様、、、??」


「はーー、、良かった、、」


「うぅぅ、、よ、かった、です、、」


「大丈夫か!!傷は、、どこか痛いところは?」


 目の焦点が合ってきた、、

 顔が判別できた、


「あれ、デュランさんに、ブルードさん?

 とマリーシャさん、、??

 ・・・・・・・・・・・・

 助けに来てくれたんですか?」


 思い出した、、

 俺は戦いが終わって、横になっていたんだ


 寝ていたな、、こんなところで、、


「どうやら、ケガはないみたいだな、、」

 デュランが立ち上がりながら言う


「みたいですね、それにしても、、

 こいつを一人で殺るやつがいるとは」

 ブルードも同意する


「うぅぅ、無事で良かったです、

 本当に無事で、、良かったです」

 マリーシャはずっと泣いている

 

 そして俺の手をずっと握っている

 美人のエルフに手を握ってもらえているのは

 嬉しいけど、、

 ちょっと恥ずかしい、、


「もう大丈夫ですよ、応援を呼んでいただき

 ありがとうございます」


 マリーシャに感謝を伝えた


「こちらこそ、お役に立てずにすみません

 でも無事で良かったです」


 マリーシャは涙を拭いて微笑んでくれた


 俺は立ち上がり、デュランと握手した


「すみません、急に応援をお願いして、、」


「気にするな、それにあのニルヴァースの

 副隊長が頭を下げたお前の助けをお願い

 したんだ、お礼ならマリーシャさんに

 伝えておいてくれ、、、

 それとブルードの件や毒消し草を

 もらったこともある。

 少しでも借りを返せて良かった」


 デュランが握手して応えてくれた


「そうだぜ、コウキは俺の恩人だからな、

 デュランさんが断っても俺は助けに

 来てたぜ」


 ブルードが応えてくれる


 俺はブルードと握手して

 周りを見渡した。


「しかし、寝ている間に襲われなくて

 良かった、、」


 俺が呟くと


「まぁ、、お前さんを襲う魔獣なんて

 もうそんなにいないだろうな、、」


 デュランがそう言う


「えっ?なんで?」


「まあ、気にするな、、それにしても

 よくこいつを一人で倒せたな、、

 俺たち鬼人族が全員で戦っても

 勝てる保証はないな、、」


 デュランは俺が倒した亜種を見ながら

 俺に言って来た、


「俺もかなり苦戦しましたよ、

 少し間違えていれば

 間違いなく俺が死んでいたと思います」


 俺はデュランの横に並んで感想を言った


「それじゃあ、とりあえず剥ぎ取りますか!」


 ブルードが声を上げて言った。


 そうだ、、これから剥ぎ取りタイムの時間だ

少し更新が遅れます。土曜か日曜になるかと、、、

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