表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第4章 出航に向けて

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

75/110

072 パーティーを組むには

 デュラン達と別れて冒険者ギルドに向かう

 時間はちょうど正午くらいか?


 港から冒険者ギルドに向かう途中では、

 多くのレストランや食堂がランチを

 食べるお客で賑わっている


 冒険者ギルド近くの食堂は冒険者たちで

 いっぱいだな、


 並んでいる連中を見ると、思わず、


「みんな若いな、、うらやましい」

 と呟いてしまう


 俺も見た目は20歳くらいだけど、

 中身は40代です、、

 

 この若い連中からパーティーを組めるのかな?

 コミュニケーションは苦手ではないが

 俺は結構、人見知りをする方だ。


 どこかのパーティーに参加することも

 あるかもしれない。

 おじさん一人が今あるパーティーの中に

 入る勇気はない、


 そんなことをウジウジ考えていたら、、

 気が付いたら冒険者ギルドに到着した。


「はぁーー、、着いてしまったな・・」


 まあ、聞くだけ聞いてみようか、、

 そう思いながら冒険者ギルドに入った

 時間帯が良かったのか、中にはほとんど

 人がいない。


 受付にも誰もいない。


「昼休憩中かな?」


 しばらく待つことにしよう。

 そう思って壁に寄り掛かった。


 周りを見るとソロで活動しているのは

 ・・・

 3人かな?


 剣士と弓使いと武闘家かな?


 ネームプレートを見てみると、、

 3人とも『緑級』だな、 俺より1つ上のランクだな

 どうせなら俺と同じ『青級』がいいなぁ、

 じゃないとマウントを取られそうだからな


 そんなことを考えていたら階段から

 メリーさんが下りてくるのを見かけた


「あれ、コウキさん?」


 俺に笑顔を向けてくれる


「はい、今日はちょっと予定がありまして、

 遅くなりました」


「そうですか、今から依頼を受けますか?」


「いえ、今日はちょっと相談がありまして、、」


「相談ですか?私で良ければ相談に乗りますが」


「はい、実はパーティーを組むにはどうしたら

 良いのか?と思いまして、、」


「パーティーですか?」


「はい」


「あのぉ、、

 どなたか組みたい冒険者がいたのですか?」


「いいえ、そういう訳ではなんですよ、

 、、、、実は、、、、

 ウッドアイズという魔獣を狩ろうと

 思いまして」


「ウッドアイズをですか⁉」


 メリーさんが驚いている、、


「はい、ちょっと大金が必要なので、

 ウッドアイズの討伐品が、

 結構いい値段で売れる聞いたもので、」


「確かに、、良い品ですたら、、

 金貨10枚以上での買取額になると思いますが、

 ただ討伐するには、、」


「ええ、倒すには火の魔法で討伐するのが

 簡単だと聞いたので、それでパーティーを

 組めたら、、と思いまして、、」


「そういう事ですね、、ただ、、コウキさん」


「はい?」


「そのー、言いにくいですけど、ウッドアイズの

 討伐は『紫級』以上じゃないとダメなんですよ」


「えっ、、??」


「実はウッドアイズで一攫千金を狙う冒険者が

 多くいるので、規制をかけているんですよ、

 それとウッドアイズは確かに火の魔法が

 弱点ではありますけど、

 かなり強い魔獣なのでこれまで多くの

 冒険者が亡くなっているんです」


 続けて、、


「もし、紫級以下の冒険者が買取を依頼しても

 基本的には買取はしないように、ルールが

 定められています。これは盗品の可能性が

 あるかもしれないと、いう理由です」


「それで、、『紫級』以上と、、」


「申し訳ございません、、」


 メリーさんが謝ることではない


「いえ、メリーさんのせいではないですよ

 、、まぁ仕方がないですね、、」


 しかし俺の一攫千金の夢が、、


「ただ、」

「ただ、、?」


「ただ、そうですね、紫級以上のパーティーと

 組めばいいのですが、、」


「俺が紫級のパーティーと組むか、パーティー

 の仲間になるかが必要ってことですね」


「そうです」


「しかし俺はまだ『青級』だからどこかの

 紫級のパーティーに入るのは難しいと

 メリーさんは思っている?と」


「そうで、、す、、私はコウキさんが

 相当な実力があるのは分かってはいますが、」


 俺の実力は分かってくれてるみたいだが、

 やはり階級がものを言うか、、


「それに、金貨10枚は魅力なので、、、

 取り分の問題もよく起こるんですね、」


「なるほど、、確かに、、

 誰がトドメを刺したとか、

 色々と出そうな感じはしますね」


「なので、本当に信頼しているパーティーや

 最初に条件を決めて分配するという誓約書を

 用意するパーティーもいるくらいです。

 じゃないと後々揉めることがありますから」


 やはりこの世界でも金で揉めるのか、

 当然だけどね、、


 今から急いで『青級』から『紫級』に

 ランクを上げるしかないのか、


「ちなみにランクを急いで上げるには?」


「そ、そうですね、、青級から緑級までは

 最低でも、、3カ月以上は、、

 緑級から紫級は更にギルドへの貢献度も

 必要になりますので、、

 どんなに早くても1年くらいは、、」


 やっぱりか、、

 残念そうな俺を見て、、


「で、でも、そのコウキさんは、、

 白級から青級への昇進は4日という

 最短記録保持者ですから、、

 その、、更に短くなる可能性は

 あると思いますよ!」


 僅かな可能性をメリーさんが言ってくれる

 

 が、、、


 今回は厳しいな、、

 なるべく早く金を稼いで、北西の大陸に

 行きたいのだが、、


 北西大陸に行く船のチケットは金貨200枚


 どうしようか?

 こうなれば船内に隠れて密航でもするか、、


 そんな考えまで出てくる、、


「どうしたんだ、、?」


 ふと上を見上げると、

 ギルドマスターのロウケンが

 2階の階段から下りて来た


「ちょっと、、色々とありまして、、、

 、、ああ、、

 そういえば昨日はお世話になりましたね」


「えっ??何かありました?」


 メリーさんが不思議そうな顔をする


「バ、バカ!」


「へ?」


「ちょっと来い!」


 ロウケンに肩を掴まれて受付を離れる


「昨日のことは内緒だ、、

 下手なことは絶対言うな!」


 俺の耳元で小声言う、

 だが怒っているのは分かる、


「お前さんがニルヴァースの本部に殴り込み

 したなんてバレて見ろ、、

 何が起こるか俺でも保障できんぞ!」


 確かに、、そうかもしれない、、

 現世では警察署に殴り込みに行ってような事だ、

 大きなニュースになるよな、


「そうですね、、軽率でしたね、、」


 俺もロウケンに小声で返した


「分かってくれればいい」


 ロウケンは俺の肩から手を離した


「ところで何かあったのか?」


 ロウケンは俺ではなく、メリーさんに聞いた。


「実は、、、」


 メリーさんが先ほど俺が相談した件を

 上手にロウケンに説明してくれた


 所々で頷き、ロウケンは考え込んだ


 そして、


「コウキ、、どうして大金が必要なんだ?」


 やっぱり理由を聞かれるか、、


「ちょっと、色々とありまして、、ね、、」


「そうだな、、ここでは、あれか、、」


 やっぱりギルドマスターの部屋行か、、


「まあ、詳しくは話せないかもしれないが

 事情が分かれば協力できるかもしれん」


 そうだな、ロウケンは敵ではない、

 魔族を助ける俺のために昨日は

 ニルヴァースの本部まで来てくれたんだ


 信用するしかないな、、


「分かりました、取り合えず上で話をしますか?」


「そうだな、、」


 そう言って何度目になるか分からないが

 2人でギルドマスターの部屋に向かった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ