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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第4章 出航に向けて

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071 パーティーは必要?

 魔族の出航を見送った俺は、

 デュラン、バイガク、ブルードの3人に

 誘われて昼食を食べることになった。


「俺たちは町の中での活動は制限されている。

 だか、港の出入り付近は許可を得ているから

 この辺りで食事をしても問題はないから。」


 デュランが説明してくれた。


「じゃあ、おすすめの食事が食べれるって

 ことなんですか?」


「ああ、魔族の大好物だが、人族のコウキが

 美味しければいいがな、」


「大丈夫だと思いますよ、美味いものは

 種族が違っても美味しいですから、」


 バイガクがフォローしてくれた。


「俺も魔の森ではほとんど干し肉だけで

 生き残りましたから大丈夫ですよ」


「そうだな、干し肉よりは美味しいとは思う」


 そう言って、港の出入り口近くにある

 1件の食堂に入った。


「イラッシャイ!!」


 店主さんが片言だ、、


 俺は少し驚いている、、


「ああ、コウキは見たことは無いだろう?

 ここの店は海魔族が経営しているからな」


 そう、店主の見た目は『タコ』だ、、

 足は8本あるのかな??

 いや、、手かもしれない。


「オキャクサン、ハジメテダネ、、」


「はい、人族のコウキです」


「オレハ、『ハチベエ』ヨロシク」


「よろしくお願いします」


「デュランサン、ランチデイイ?」


「ああ、4人分頼む」


 俺たち4人はテーブルの席に座った


「コウキはこれからもこの町で冒険者を

 続けるつもりか?」


 デュランから今後のことを聞かれた


「そうですね、、、

 人族が住む、北西の大陸に行かなければ、

 とは思っているんですけど」


「何かあったのか?」


「いえ、、特段なにかがあるわけでは

 ないんですが、、」


 俺は考えた、ゼウス様からの依頼で

 これから起こる戦争を止めてくれ、って

 言われたけど、、


 だいたい、どうやって止めろって言うんだ

 どう考えても無理難題を押し付けられている

 感じだが、


「人族の大陸か、あんまり良い噂は聞かないからな」

「そうですね、戦争が近いと聞きますね」

「なんでも『神族』っていう女王が問題らしいとは

 港での噂話にはなっていましたね」


 デュラン、バイガク、ブルードが教えてくれる


「第一、北西の大陸に行く船が高いからな」


 えっ!!初耳だな!


「そうなんですか?」


 俺が食いついた!


「ああ、今は戦争の準備が忙しいみたいだから

 物資を運ぶことを最優先にしているからな、

 乗船のチケットが高騰しているみたいだ」


 デュランが教えてくれる


「ど、どど、どれくらいだと?」


「俺も詳しくは分からないが、、

 おそらくは金貨200枚ぐらいじゃないか?」


 出たぁぁぁーーー!!

 200万円だよ!!

 現世でもファーストクラス料金

 東京→ニューヨーク間の値段だよ!!


 今の俺は金貨は20枚くらいだったよな、


 これは、、

 お金を稼ぐしかない!!!


 しかも結構急ぎで稼がねばな、


 ならば、、

 やっぱり冒険者ギルドで稼ぐしかない


 以前、モンスターのアイテム品を

 買取ってもらった時は良い額になったからな、


「どうしたんだ?コウキ?」


 デュランが俺の顔を覗いて聞いて来た


「いえ、明日からは『モンスターハンター』に

 なって狩りまくる生活をすることに

 なりそうですからね」


「モンスターハンター?」


「ああ、気にしないでください。

 魔物や魔獣を狩って生活することを

 私が勝手にモンスターハンターと

 言ってるだけです。ちなみに省略

 して言うと『モンハン』です」


「そ、そうか、人族も色々いるからな、」


 あっ、変な奴と思われている、、


「しかし、今回の件では世話になった、

 魔獣の情報などいつでも聞いてくれ、

 俺たちがいる集積地周辺は絶好の

 狩り場だからな」


「ありがとうございます、

 たしかに、また魔の森まで行って

 狩るのはちょっとしんどいですからね」


「また行くつもりだったのか?」


「いえ、行きたくはありません、、」


 あそこは脱出するだけでも大変だ、

 また行きたいとは思わない。

 せっかく脱出したのにもう一度行くのは

 ドMの考えだ。


「俺たちの集積地ならば一角ウサギや

 ゴブリンが多いからな、すぐに大金を

 稼ぐにはちょっと厳しいが、運がよければ

 トレントやウッドアイズを狩ることが

 できるぞ」


 バイガクが教えてくれた


「ウッドアイズ??」


「トレントの上位だ。

 黒い木で魔法も使ってくる魔獣だ」


「強そうですね、、」


「そうだな、でも火にかなり弱い、

 普通に戦えば倒すのに苦労するが

 火を使える魔法使いたちからは

 簡単に倒せて金になるから人気だ」


「残念ながら、俺は火の魔法が使えない

 のですが、、」


「だから、冒険者でパーティーを組むんだ

 コウキはソロだろ?」


「ええ、ソロで動いていますけど、」


 たしかに冒険者ギルドではほとんどが

 パーティーを組んで依頼を受けているな

 アリーの宿でも、ソロで泊まっている

 やつらは見たことが無い


「だから、ギルドに紹介してもらって

 パーティーを紹介してもらったら

 良いんじゃないか?」


「俺たち鬼人族は魔法が使えないからな、

 手伝ってやりたいが、、」


 デュランが申し訳なさそうに言う


「気にしないでください。

 そうですね、、パーティーを組むか、、

 考えたことが無かったですね」


「まあ、コウキは強ぇーからな!」


 ブルードが言った


「そうかな?まあ強い方なのかな」


「かなり強いと思うぞ!魔族の大陸でも

 コウキくらい強いやつはそうそういないぞ」


 デュランが言うなら納得できるな


「まあ、パーティーを組むかは冒険者ギルドで

 少し話を聞いてみますね」


「それが良いだろう、

 おっとランチが来たな」


「ハイヨ、4ニンブンダヨ」


 店主が足に上手に乗せてランチプレートを

 人数分持ってきた。


 ランチはパンに魚と海老のフライかな、

 あとはサラダだ。


「ここのランチは安くて美味いからな、

 さぁ、食べよう」


 俺たち4人はランチを食べた

 

 デュラン達が

 プロストンの町の美味い店や

 安い食材が置いてある店、

 旅に出る時に必要な物が揃う店

 などを教えてくれた。


 これで1人前、銅貨5枚らしい

 たしかに安い!

 これで500円、また一つ選択肢が増えたな


「ここは俺の奢りだ、コウキは支払わせないぞ」


 デュランが先に言った。


「分かりました。ご馳走になりますね」


 食べ終わった俺たちは店の外に出た


「俺たちは一度、集積地に戻るからな」


「分かりました。俺は一度冒険者ギルドに

 行ってパーティーを組む件を相談

 してみますね」


「それが良いかもしれんな、でもコウキなら

 魔法がなくても大丈夫だと思うけどな」


「俺も楽な討伐方法があるなら、そっちが

 良いですよ」 


「じゃあまたな、俺たちの集積地方面に

 来るときは必ず寄ってくれ」


「必ず寄りますよ、その時はまた美味しい物を

 持っていきますね」


 そう言ってデュラン達と握手をして別れた


 さてと、、

 冒険者ギルドに行って、パーティーを組む

 方法などでも聞いてみようか、、


 ソロの方が気楽だから、そこまで組みたい

 とは思っていないが、、


 それでも今後のことを考えて

 一度、話を聞いてみよう


 俺は今日は行く予定が無かった冒険者ギルド

 に向かって歩き始めた。


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