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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第4章 出航に向けて

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069 ゆっくりした朝

 宿に帰る前に「デカ盛り野郎」に行くことにした。

 今日は昼ごはんを抜きにして、大変な目に合った。

 相当お腹がすいているのだ。


 そう思い店の前まに着いた。

 相変わらず店内は大盛況だな、

 出入り口には何人かが待っている。


 俺も順番に並んで待った。

 おそらく並んでる人間は俺だけだろう。

 ほとんどが獣人だろうな、


 少し目立つが、入口に並ぶ前に

 ここの店主で狼族の『メトロ』さんが

 声をかけてくれた。


「おお、コウキじゃねぇか⁉」


「また食べに来ました、けど少し待ち

 そうですね、、」


「そうだな、少しだけ待っててくれ、

 カウンター席はすぐに空くと思うからな」


 このやり取りをしたお陰で、並んでいる

 獣人にからかわれずにすみそうだ。


 10分後、、、

 順調にお客も店内に入っていく


「待たせたな、カウンターが空いたぞ」


 ちょうど俺が待っている先頭の時だった


「良かった、、今日は結構お腹が空いて

 いるので、早く食べたかったです」


「ハハハ、こりゃあ作り甲斐があるな」


 俺はカウンター席に着席してメニューを見た。


 ここに来る前に今日は『肉』と決めている

 骨付きの肉なんのがいいなぁ、


 今日は『肉』をかぶりつきたい気分だ!


 頼んだメニューは『肉の丸焼き』だ


「今日は『ビックホーン』の肉だ!」


「初めて聞く名前ですね」


「んん?そうなのか?

 そうか、北西の大陸では珍しいかもな、

 俺たちが住む南西の大陸にはいっぱい

 生息しているからな」


「じゃあ今日にお肉は?」


「ああ、俺たちの大陸からの輸入品だ。

 ちゃんと氷魔法で保冷してから、来ているから

 味の保証はできるぞ!」


「すごいですね、魔法をかけて

 保存しているんですね」


「まぁ、魔法はエルフたちがするからな、

 少し割高だがしょうがない、、が、」


 少し割高だからか、

 納得はしていない表情をしている。


「それでも美味い肉だ、すぐに出来るぞ、

 ゆっくり味わって行ってくれ」


「ええ、楽しみにしています」


 しばらく待つと、

 俺の頭大きさと同じくらいの骨付き肉が来た。


「おお、これはすごい!!!!」


 これはマンガやアニメの世界でしか見れない

 骨付き肉だな


「これはナイフやフォークを使う食べ物じゃねえぞ」


 カウンター越しからメトロさんが言った


「そうですね、、、これは手づかみですよね」


「ああ、そうだ!思いっきりかぶりつきな!!」


 俺は骨を持って肉をかぶりつく、

 なんか『海賊』が食べている感じだな


 味は豚?いや牛に近いな、、

 あふれる肉汁が凄い、


 受け皿に肉汁が滴る、

 これはあとでパンに漬けて食べることにしよう。


 俺は無我夢中で肉をほおばり、

 時折、スープとパンを挟みながら

 30分かけて完食した。


 これ、、毎日食べたらすぐに太るな、

 現世でも太りやすい体質だったからなぁ、


 でもこの美味さには敵わないな、、


 食べ終わると


「おお、今回もしっかりと完食したなぁ!」

「はい、今日も美味しかったです」


「そうか、今度は肉とチーズの丸焼きってのも

 あるからな!」

「そ、それは、なかなかのボリュームですね」


「ブワハッハッハ!そうだな、

 獣人でも残すくらいのボリュームだ!」


「もっと限界まで空腹にして挑戦しますね」


「おお、楽しみにしているぞ!」


 そう言って、俺は料金の銀貨2枚を支払って

 店を出た。


 スボンは緩めている。

 腹がパンパンだ。

 しかし満足感と達成感で充実している。


 後は宿に帰って、金貨でも眺めて寝よう


 今日はニルヴァースの本部で【負のオーラ】を

 連発したから、精神的には憂鬱な状態だった。


 それでも食事をしたことで、少し和らいでいる


 俺は宿に向かった。


 宿では1階のレストランは大盛況だな、

 俺が今いるロビーまで騒ぎ声が聞こえてくるな、


 俺は受付で鍵を受け取り会談を上がった。

 部屋は3階だから、騒ぎ声は聞こえてはこない

 

 部屋に入って、すぐに桶に水を汲んで

 服を脱いで体を拭いた。


 この生活にも慣れてきている。

 でも本当は風呂に入りたい、今なら金貨1枚でも

 風呂に入れるなら支払うつもりだ。


 明日はゆっくり起きる予定だ、

 早朝に冒険者ギルドで依頼を探すつもりはない


 ゆっくり寝て、起きてから港に向かおう、

 そう思い、ベッドに横になった。

 金貨を出して右手で触りながら眠りについた。



 ・・・・・・・・・・


 けっこう寝たな、、、

 一度、廊下が騒がしい時間もあったが、

 今日は久しぶりに2度寝をした。


 おそらく、冒険者たちはほとんど出て行っただろう

 廊下からは音が何も聞こえない。


 俺は身支度をして、1階に下りた。


 レストランはまだ開いている、

 どうしようかな?


 閉まっていたら朝食は諦める予定だったが、、

 開いているのなら、食べて行こう。


 レストランには俺を含めて3人しかいない。

 2人は冒険者ではじゃない、おそらく商人だな。


 パンとスープ、そしてサラダを食べ終わった。

 食後のコーヒーが欲しい、、


 本当にコーヒーが恋しい、


 そうだ!!!


 JCがあった。(ジェットカウンター)

 忘れてたな、、


 景品のレベルを上げれば、

 おそらく『缶コーヒー』があるはずだ。

 そして、、『ビール』も必ずある。


 それにしても、この景品のお菓子で

 昨日はナズモさんの傷が回復していたな、、


 こっちも少し分析しないといけないな。


 デュランさんの集積地で果物を渡した時は

 なんともなかった感じだったが、、


 あれは魔の森の家に合った果物だからな、、


 また分からないことが増えたが、

 いちいち気にしてもしょうがない。


 港で出航を見てから、考えよう。


 俺はレストランを出た。

 受付で部屋の鍵を預かってもらい宿を出た。


 もう9時くらいかな?


 出航時間は昼過ぎるとブルードは言ってたな


 ゆっくり行っても間に合うとは思うが

 どうせ暇だし、もし許可が出るなら船の中とか

 見てみたいな。


 俺は港に向かって歩いていく。

 ニルヴァースに向かう方向と一緒だ。


 魔族たちは町の中にはあんまり入れないみたいだ

 町を迂回して港に来ている。


 魔族の船は一番外れに停泊していると聞いた。


 これは嫌がらせとかではなく、

 町を迂回するために少しでも迂回ルートを

 短縮できるようにしてくれた配慮だと、、


 まあ、そう言うと聞こえはいいが

 かなり港の端のほうだな。


 停泊している船を見て歩く、


 こんなに近くで帆船を見ることになるとは、


 中世・西洋時代の船だ、

 ガレオン船という感じだな。


 帆には色々なマークが描かれているのだろうか?

 もしかして海賊のマークなんてあるのかな?


「〇〇海賊団!!なんているのかな?」


 そんなことを呟いた、


「海賊はいるぞ」


「うぉぉぉっと!!⁉」


 急に背後から声が聞こえたから、

 変な叫び声が出た。


「おお、驚かしたか、、すまんな」


 聞き覚えがある声だった。


 振り返ると、、


「久しぶりです、デュランさん」


「久しぶりって感じではないけどな、

 まあ5,6日ぶりってとこか」


 そうか、まだ俺はこの町に来て1週間も

 経っていないんだ、


 色々ありすぎて、

 時間の経過を長く感じているのかな?

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