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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第3章 交易都市

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066 冤罪を立証

「はぁ、疲れた!!」


 冒険者ギルドマスターのロウケンは汗だくで

 息を整えていた。


「お疲れ様です。ギルドマスター」


 俺はロウケンに挨拶した


「おお、コウキ、、また派手にやってくれてな」


 ロウケンはこの惨状を見て言った


「そうですか?これでも手加減した方ですよ」


「そうか、、まぁこの程度で良かった」


「まだまだこの程度ですよ」


 本当は嘘をついています。俺は【負のオーラ】を

 使いすぎているので精神的にはしんどいです。


「ハハハ、これ以上は勘弁してくれないか、

 後処理も大変なんでね」


 ヴァインは苦笑いで言った


「それより、どうする?」


 ロウケンが聞いた


「そうだね、ここは少し騒がしいので、私の

 執務室で話そうか?」

「それがいいだろう」

「分かりました。ただそれより」


 俺はブルードの釈放を求めた


「大丈夫です。すぐに連れてきますので、

 彼もここに来てまだ時間が経っていないので

 手荒なことはされていないと思います」


 そう言ってヴァインはマリーシャを見た


 マリーシャは震えながら


「は、はい。今は営倉に入っていますが、、

 取り調べや、尋問などは行っていません」


「拷問は?」


 俺は睨み付けて言った


「そ、、そのようなことは・・・

 断じてしていません」


「ならいい」


「大丈夫ですよ、ここには拷問器具などは

 置いていないですから」


 俺はホッとした、

 ヴァインが言うなら信用できる。


「では行きましょう、、マリーシャ副隊長、、

 あなたもついて来なさい」


「は、はい」


 俺たち4名は一番左側の建物に向かった

 残りの部隊は介抱したり、修繕するみたいだ。


 そんなに荒らしたつもりはないが、、

 俺が破壊したのは入口の扉だけだ。


 建物内に入り、ヴァインの執務室に入った

 3日前にもここに来たな、


「さてと、今回の件については我々ニルヴァースが

 全面的に悪いと思っている、改めて謝罪する」


 ヴァインは改めて謝罪した


「俺への謝罪はいいです。どちらかというと、

 連行した、魔族と店を荒らされた獣人の店の

 主人に謝罪をお願いします」


「ああ、必ず謝罪する、もちろん今回の件に

 関わった部隊のメンバーにも謝罪はさせる。

 それと罰も必ず与える」


 罰??

 まあナズモさんとブルードが納得して

 くれればそれで良いと思っている


 マリーシャは執務室の片隅で青ざめた顔で

 立ち尽くしている。


「それで、どうする?」


 ロウケンが俺に聞いてきた

 おそらく俺の能力を見せるか?という

 確認だろう


「そうですね、薬草の出所が今回の騒ぎの

 原因ですからね」


 仕方ない、あまり大勢には俺の能力は

 見せたくはないが、ここまできたら、

 まずは疑いを晴らした方がいいだろう


【コインロッカー】


 俺はコインロッカーを召喚した


「これが、君の特殊な魔法か、、」


 ヴァインが驚いている


「ああ、最初は俺も驚いた、このような魔法は

 今まで聞いたことも見たこともない」


 まあそうでしょうね、

 この【コインロッカー】は俺の世界に

 しかない物だから、


 マリーシャは驚いて腰を抜かしていた


「この中にまだ、薬草は残っています」


 そう言って俺は銅貨を1枚入れて扉を

 開けた。


 初依頼の薬草採取で、俺は150本ぐらいを

 採取している

 50本はギルドに渡している、

 50本はナズモさんに渡した、

 残り50本を取り出して、ヴァインとロウケン

 に薬草を見せた。


「この中は、、、そうか、これは色々な物を

 保管できるのか、それにしても良い薬草ですね」


 ん?そうなのか、

 たしかに、ナズモさん品物はかなり良いと

 言っていたな。


 その時、、


 執務室のドアがノックされた。


 1人の獣人が入ってきて、ヴァインに

 袋を渡した。

 

 袋の中には薬草が入っている

 おそらく没収した薬草だろう、


「これが、獣人の店から没収した薬草です

 そしてこれが、彼が渡してくれた薬草です

 比べて見ますね」


「うむ、一緒だな」


 ロウケンが言った


「ええ、間違いないでしょう」


 ヴァインも同感している


「ロウケンも見せてください」


 ???


 そう、ヴァインが言うとロウケンは

 胸元から薬草を数本を取り出した


「えっ、持ってきてたんですか?」


 俺が驚いて聞くと


「ああ、ここに来る前にヴァインが冒険者ギルド

 に来てな、お前さんが納品した薬草を持って

 すぐにニルヴァースの本部に来いと言われてな」


 そうなんだ、


「この3つの薬草は同じ特徴があります。ここまで

 葉・茎・根がきれいに回収されている薬草は

 そうそう無いでしょう」


 ヴァインが説明してくれた、

 

 そして、


「マリーシャ副隊長、こちらに来て見なさい」


「はい、、、、」


「どうですか?」


「はい、、同じ薬草です。間違いありません」


 観念したみたいだ


「これで、あの獣人の店が薬草を盗んだ品物で

 はない、と認めますね?」


「はい、この薬草は盗品ではありません」


「そして、なぜあの獣人の店の主人が薬草の

 出所を言わなかった理由も分かりますね」


「はい、、彼がこの特殊な魔法を秘密にする

 のは当然だと思います」


「では、よろしいです。後で今回の件に関わった

 メンバーには処分を通達します。

 あなたも自室にて謹慎をしていてください」


「分かりました。失礼します。」


 マリーシャは姿勢を正して部屋を去った


「今回はお前さんも大変だったな」


「いつからこの件について知っていたんですか?」


 俺はロウケンに率直に聞いた


「いや、まぁな、、それは、、」


 言葉を濁している


 俺がジッと見ると


「実はな、2日前くらいに冒険者ギルドの依頼で

 お前さんを監視する依頼があってな、、」


「お、俺を!!」


「おそらくは、お前さんを監視する依頼は

 3日前に揉めた連中だと思うがな」


 なるほど、、あいつらか、、


「まあ、貴族っていうのは一番、面子を大事に

 している奴らだ。お前さんに恥をかかされた

 ので、その仕返しで監視させてお前さんの

 同行を調べていると俺は思った」


「それで俺が、獣人の店と魔族に協力している

 のを昨日目撃されたと、、」


「ああ、俺もそこまでの報告書には

 目を通してはいたが、

 まさか今日になってニルヴァースの

 連中を使うとは思っていなくてな」


 そこまで知っていたのか、ある意味

 個人情報保護法がほしくなる


「それで俺は慌てて、ヴァインに報告をした

 今回の件にヴァインがいるなら、大したことには

 ならないと思っていたが、こいつが種族会議の

 護衛任務に就いていたのでな、

 俺の方で分かっている範囲をヴァインに報告

 したんだ」


「報告を受けて驚いたよ、まさかこんな事態に

 なっているとは知らずにね、マリーシャ副隊長に

 もう少し考える力があれば、このようなこと

 にならなかったんだけどね」


 大体の事情は把握できた


 根本的な原因はあのバカ貴族か


「おい、間違えてもバカ貴族を殺るとか

 考えるなよ」


「あ、バレました?」


「頼むから、止めてくれよ、

 どうしても殺るんなら北東の大陸

 で実施してくれ!」


「私からもお願いするよ、ここで揉めると

 せっかく築いた平和な中央大陸がまた戦乱に

 戻ってしまう」


「分かっていますよ、冗談ですよ、冗談」


 たしかにこの中央大陸は様々な種族がいる

 ここで争いが起きれば、また戦乱になるだろう


 俺も少しは自重しよう、、

丸亀競艇のG1優勝戦「峰竜太選手」優勝おめでとうございます!

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