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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第3章 交易都市

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064 殴り込み2

「いいから、早く!お前たちが無理やり捕まえた

 魔族を解放しろ!」


 忘れてた、


「ああ、それとお前たちが勝手に没収した

 薬草もな!!」


「なぜ貴様がそれを⁈」


 エルフの女、マリーシャは驚いている


「何度も同じことを言わせるな!あそこの

 獣人の店、、ナズモさんの店に薬草を卸したのは

 俺だからだ、分かったら早くしろ!」


「ぐっっ、、それを証明できるのか?」


「ああ、出来るぞ」


 俺が1歩、踏み出す


「しかし、あの魔族は我々の捜査の妨害をした、、

 それと貴様も我々に対する暴行の罪がある」


「そうか、、、なら、話は終わりだな、

 力づくでも解放してもらう、

 それと貴様らが『盗んだ』薬草も返してもらう」


 俺はあえて『盗んだ』と言って挑発した。


「貴様ぁぁぁ!!我らが盗んだと!」


「違うのか?貴様らが『窃盗罪』だ!

 ここにいる全員に罪を償ってもらうぞ」


 俺はニヤリと笑ってみる


 マリーシャは怒りに震えながら剣を構える、


 睨み合いが続く中、、、


 マリーシャの横にいる部隊が手を合わせている


 あれは、おそらく魔法だな、、詠唱ってやつか?


 初めて見るな、


「おお、すげぇーな!」


 思わず声が出た。


「ファイヤー!」

「ファイヤー!」

「ファイヤー!」


 3人から火の玉が俺に向かって来た

 サイズはサッカーボールくらいかな?


 どうしようか?


 とりあえず【負のオーラ】を更に唱えた。

 辺りが先よりも濃ゆい黒の霧で覆われた。


「あ、、、」


 火の玉が黒い霧に触れた途端に消えた、


「え、、?」

「なんで?」


 魔法を唱えた2人は驚き

 もう1人は、


「バカな!!、もう一度だ!!

 もう一度、、詠唱するぞ!!」


 3人は気を取り直し

 もう一度、詠唱している。


「ファイヤー!」

「ファイヤー!」

「ファイヤー!」


 俺もどうなっているか見た、


 火の玉が黒い霧に触れた途端、、

 やっぱり消えた、


 へぇー、このオーラってすげぇな、

 俺はこのチートスキルってやつに感心した


「もういいのか?まだまだ、打ってきても

 いいぞ」


 ちょっと調子に乗って言ってみる


「ぐっっ、、」


 悔しそうな顔をしている、


 俺はひのきの棒を構えて

「さて、君たちが先に手をだして来たんだ、

 ここからは正当防衛だよな?」


 そう言って、まずはマリーシャよりも先に

 魔法を打って来た3人をターゲットにした


 黒い霧が覆ているが、俺には3人が

 ハッキリと見える


 俺は3人に向かって走り、ひのきの棒を

 振り抜く、


 ガキーーーン!


 鈍い音がした。


 3人を殴ろうとした、ひのきの棒を

 マリーシャが剣で受け止めていた。


「へぇーー」


「はぁ、はぁ、早く、下がれ!!」


 息を切らしてマリーシャは叫んだ


 俺は驚いた、この【負のオーラ】の中で

 動ける奴を初めて見たからだ。


 3人の魔法使い?は下がれと言われても

 すでに【負のオーラ】の中にいるので

 震えて動けていない、、

 ただ、しゃがみ込んでいる。


 こいつらは、もう当分は動けないだろう、

 

 なら次はこの残念エルフ嬢だ!


 マリーシャは息を切らして、なんとか立っている

 だけに見えた、


 女性を攻撃するのは気持ち良くはないが、

 こいつは俺がこの世界で知り合った仲間である

 ナズモさんとブルードに手を出した。


 許すわけにはいかない!


 俺は息を切らしているマリーシャの剣を

 思いっきり、ひのきの棒を振り抜いた。


 パキン


 マリーシャの剣を折った


 折れた剣が飛んでいく


「ぐっ、、くそっ、、はぁ、はぁ」


「さてと、、どうする?」


 俺は問いかける


「はぁ、はぁ、、どうするとは、、?」


「これでも、まだ殺るか?」


「はぁ、はぁ、、ま、、だ、」


 俺は、ひのきの棒で肩を押した


 マリーシャは簡単に仰向けになる


 俺は【負のオーラ】を止めた

 徐々に黒い霧が晴れて行く


「無様だな、、貴様は弱い奴しか相手に

 してこなかったのか?

 どうやら、弱い市民だけしか

 取り締まりが出来ないみたいだな、、

 偉そうな鎧を着飾ってるくせに、、

 魔の森のモンスターに比べたら話にならん」


 俺はこういう奴が大っ嫌いだ

 偉そうな恰好している口だけのやつが

 現世にもこういう奴をたくさん見て来た


「魔、、の、、も、、だと、、?」

「ああ、なんでもない、気にするな」


 今の絵面は俺がマリーシャを押し倒している

 みたいだな、、

 ちょっとそれは嫌だな、


 俺はマリーシャの首に当てていたひのきの棒を

 引いて、肩に掛けた。


 少し離れたところに、最初に部隊を引き連れて来た

 獣人を見つけた。

 俺をここに連行した時の奴だ。


「おい、いい加減に魔族の居所を言え!

 それともまだ、暴れた足りないのか⁉」


 獣人に向かって言った、


「い、いや、しかし、、」


「なら、もういい、勝手に探すからな!

 この辺がどうなっても知らないからな!」


 俺はそう言って3つある建物に向かって歩き

 始めると、、、


「待、、て、、」


 マリーシャが体をゆっくり起こそうとしている


「なんだ、、まだ、殺るのか?次は本気で殺るよ」

「うっ、、そ、れ、、は」


 俺が目を向けると、マリーシャは目を逸らす


「もう、二度と話かけるな」


 さてと、どこだろうか?

 やっぱりしらみつぶしに探すしかないのか?


 こいつらに言ってもおそらく連れて来ないだろう

 どいつも遠巻きに俺の方を見ているが、

 先ほどみたいに攻撃を仕掛けるような感じではない


 この戦闘を見たら、まあ一方的だったからな


 倒れている奴らの何名かは失禁しているな、

 残りは白目を剥いて気絶している


 俺は堂々と3つある建物の一番右側の入口に来た


 扉を開けると、、


 ここは倉庫みたいだな、、

 武器や防具、馬車の部品?みたいな物などが

 置いている


 2階もあるが、おそらく人を拘束する場所では

 ないみたいだ。


 ここではない、残る2つの建物のどちらかだろう


 俺は再び扉を開けて外に出た。


 まだ、ニルヴァースの連中は先程と変わらない

 半数は倒れている、残りは介抱したり、

 ただ立ち尽くしているだけだ。


 俺は無視して、次の建物に向かおうとすると


 何か、、、来る、、、


 急に風が強くなった感じで分かった、


 周囲を見渡す、、、


 いや、上だ!!


 空から誰かこっちに向かって来ている


 あれは、、龍だな、、


 緑色で西洋風の、いかにもって感じだ


 俺がアニメで見て想像していた龍に

 比べて小さいな、


 それでも3メートルくらいの大きさだ!


 1匹の龍は、俺の前まで来た


 分かった!


 こいつは、ニルヴァースの隊長だ、

 たしか名前は「ヴァイン」だったな。


 龍は俺の5メートル先に降り立った


 ヴァインは話が通じる相手だとは思っているが

 俺もここに殴り込みに来ている


 いきなりブレスでも吐かれたら俺も怖い


 俺はひのきの棒を構えた。


 そして【負のオーラ】を出す、


 これで『ドラゴンブレス』も少しは防げるだろう


 少し強めに出した黒い霧が辺りをゆっくりと包む


 !!!


 なんだ、龍が光っている


 そう思ったら、、、、、


 龍から人型の姿に変身?している、


 光が収まると、、、

 ヴァインの姿になっていた。


 まだ油断は出来ない、、


 俺は【負のオーラ】は切っていない


 ヴァインを俺を見て、こっちに向かって来た。


 俺もひのきの棒を右手に握ったまま、

 ヴァインの方に向かおうとした、、、時、、、



「済まなかったーーーー!!」


 ヴァインが、、直立したまま、


 90度、、腰を折って頭を下げちゃった、、、

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