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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第3章 交易都市

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054 久しぶりの味

「さて、何があったんだ?」


 そう言って椅子に座るように促している。

 ギルドマスターの鋭い目、さすが歴戦の猛者だ。


「いやぁ、それほどのことは無かったんですが、」


「いいから、話して見ろ」


 これ以上は誤魔化しは難しいな、


「町の西側に薬草を採取に行きました、

 結構時間が掛かりましたが、川岸で薬草を

 見つけました。そこで薬草はたくさん

 採取できたんですが、、」


「帰りに何かあったのか」


「そうですね、帰りに林の中を移動していたんですが

 どうも迷ったみたいで、、そこで何かおかしいと

 思い、周囲を調べると、、」


「調べると?」


「木が動いていたんですよ、しかも5本」


「まさか、、、」


「まあ、木を目標に歩いていたので、その木が

 動いていたので、どうも迷ったみたいで、」


「トレントか、、、西側の林に、、、」


「ええ、ビックリしましたよ、真っすぐ歩いていた

 のに、元の場所に戻っていたので」


「よく無事だったな、結構強い魔物だぞ」


「??、そんなに強くはなかったですけど、」


「倒したのか、全部!」


「まあ」


「一人でか!」


「ええ、まあソロなので、、」


「討伐を証明するものは、、あるのか、」


「はい、倒した時に1本づつ枝が出たので、、」


 そう言ってコインロッカーを出した。

 今は1本は【JC】に入れているから、

 4本しか持ってないけど、ロウケンに渡した。


「本物だ、、普通は緑か紫級がパーティーで相手を

 する魔物だがな」


「こいつはどうする?うちで買い取りするか?」


 トレントの枝を持って言った。


「いえ、ちょっと使ってみたいことがあるんで、

 今はまだ買い取りはしません」


「そうか、、残念だ、こんないい物は中々に

 手に入らないからな」


 そう言って俺に4本返した。


「でも、いい情報だ、西側の林に行く冒険者たちに

 注意喚起ができる」


「そうですね、、」


「しかし、トレントの奴らがここまで来ているとはな、

 お前さんは知らないが、この町のずっと南側には

 魔の森というかなりレベルが高いモンスター共が

 いる森がある」


「へぇーーー、、そ、そうなんですか?」


 すみません。俺、そこから来ました。


「その森の最深部には、おそらく

 『エンペラートレント』がいるだろう」


「エンペラートレント?」


「ああ、おそらく最強の「木」の魔物だ!」


「最強の木?」


「もし倒すのであれば、『火』の最強魔法が必要だ。

 それも20人くらいでな、もしくは、ドラゴンたちの

 ファイヤーブレス、それでも倒せるとは思えないな」


「ほぇー、そこまで」


「今回、お前さんが出会ったトレントも

 その『エンペラートレント』から生まれたもの

 で間違いないだろう、こいつは枝分かれをして

 仲間を増やしていくからな」


 なるほど、枝分かれした奴と今日は戦ったと


「気を付けろよ、『エンペラートレント』には

 今日、自分の枝分かれした奴が倒されたことは、

 おそらく分かっているからな、、」


 えっ?


「また、またぁー」


「・・・・・」


「マジっすか、、、」


「分からんけど、、」


 分からんのかい!!

 まあ十分気を付けよう。


「でも貴重な情報だ、それにその枝は武器や

 防具、薬や日用品など色々使えるからな、

 討伐依頼を出せば1本金貨3枚以上は固いからな」


「き、きんか、、さんまい?」


「ああ、間違いないな、安くて3枚だ」


 いかん、惹かれる、、


「良く考えます、、」


「ああ、いつでも買い取るぞ!」


「それでは・・・」


「ああ、ご苦労だった」


 後ろ髪を引かれる、、でも、、

 新しいスキルの【JC】で交換も試したい。


 1階に下りると受付のマリーさんが来た


「大丈夫でした?」


「はい、詳しくはギルドマスターに聞いて下さい」


「分かりました。その表情でしたら依頼は

 達成したみたいですね」


「そうですね、、、」


「では、お疲れさまでした」


 笑顔が可愛いな、、


「はい、ありがとうございます」


 そう言って俺は冒険者ギルドを後にした。


「さて、遅くなった。まだ宿で夕食は間に合うかな」


 俺は宿に急いで戻った。


 夕食には間に合った。


 宿のレストランはやっぱり大混雑だったが、

 カウンター席は比較的開いているので、待たずに

 夕食にありつくことが出来た。


 今日は肉の煮込み料理かな?色んな部位が

 入っている。もつ煮に近い?スープはトマト系

 だから和食っぽくないけど、うまい!


 ワインを1杯だけ頼んだ。この世界のワインは

 果汁が強いから飲みやすい。ジュースに近い感覚だ。


 食事を済ませて、部屋に戻った。

 桶にお湯をもらい、体を拭いてさっぱりした。

 下着の洗濯もした。石鹸なんてないからとりあえず

 水洗いだ。この生活にもだんだん慣れて来た。


 素っ裸だが、それがいい。

 たまには裸一貫というのも悪くない。


「さてと、、」


 【JC】を召喚した。

 ステータス画面には500Pと示している


 『景品交換』を押した。


 ウキウキしている。


 何が交換できるんだ???


 んん?


 ・端玉景品

 ・???

 ・???

 ・???

 ・???

 ・???

 ・???

 ※注意


 もしかして、、


 交換できるのは、端玉景品だけ??


「はぁーーー、そう、うまくはいかないか、」


 それでもここから更にレベルが上がれば

 他も交換できるようになるのか、、


 いや※印に注意とある。


 注意を押すと


 ※景品交換をたくさんすることで

  ???が解放されます。


 なるほど・・景品交換をたくさんすることで

 徐々に???が解放される仕組みか、、

 

 めんどくさ!!


 それでも、無いよりはましだな。


 気を取り直して


「まずは、端玉でなにがもらえる」


 端玉景品を押した

 ・カルパス   10P

 ・ナッツ    10P

 ・ミニドーナツ 20P

 ・ミニチョコ  20P

 ・グミ     30P

 ・ようかん   30P

 ・おかき    40P

 ・どら焼き   40P

 ・柿の種    50P

 ・ミニカステラ 50P


「な、なるほどな、、現世のパチ屋と

 一緒のラインナップだ」


 こう考えると1P=4円だな・・・


 トレントの枝が500P=2,000円!!


 金貨10枚にギルドマスターは買い取ると

 言うからな。これなら・・・買い取りの方が

 断然いいじゃん!


 ポイント交換=ぼったくりだ!!


 でも、ここでしか交換できないものを増やす

 ためには、交換するしかない。


 まあ、久しぶりの現世の食べ物だ。

 一通り押しておこう。いい間食になる。


 そう言って全種類を押した。


 今晩からは少しデザートが増えるな。

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