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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第3章 交易都市

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047 小金持ち

 足取りが軽い。ギルドマスターの部屋なんて

 本来なら行きたくないのに、スキップしたい

 くらいだ。


 ギルドマスターの部屋が換金所に見えてる。

 いくらになったかな?金貨10枚は固いと思う。

 パチンコで言えば、25000発、スロットなら

 5000枚以上は出た感じだ。換金所に向かう

 気分を久しぶりに味わっている。


 競馬や競艇で10万円以上の払い戻しは・・・

 聞かないでくれ。


「どうぞ、中でお待ちください」


 買取を査定した男性職員に言われて部屋に

 入った。


「おう、昨日も会ったが今日もこの部屋に

 来るとはな」


 中では机に向かって書類と格闘している

 ギルドマスターのロウケンがこちらを

 見て言った。


「そうですね。お金が絡んでいるのでこの

 部屋での受け取りになりました」


「それでは、金額を持ってきます」


 男性職員は部屋を出て行った。


「今朝はニルヴァースと一悶着あった

 みたいだが、どうやら終わったみたいだな」


 もう情報が回っているのか、早いな、


「ええ、何か誤解があったみたいですが、向こうの

 隊長さんですか? えーと、、、龍族の名前は

 ・・・ヴァインさんですか、彼が話の分かる

 方だったので、すぐに解放されました」


「そうか、奴は頭が切れる奴だからな。お前さんを

 敵に回しても良いことなどない、と分かったの

 だろうな。まあ副隊長さんはプライドの塊みたいな

 お嬢さんだからな・・・」


「それにしても情報が回るのが早いですね」


 俺は気になったので聞いてみた。


「まあな、ギルドが開く前にニルヴァースの

 連中がここに来てお前の情報を渡せと

 言って来たからな」


「俺が冒険者ギルドに来ているのを知って

 いたんですか?」


「いや、お前が宿泊している宿が、たしか

 『アリーの宿』だろう、あそこに泊まるのは

 冒険者が多いからな、それで冒険者だと

 思ってここに来たのだろう」


「それで俺の情報は??」


「お前の情報も何も、昨日登録したばかりで

 こちらも何も知らない、と言って追い返したよ」


 さすがギルドマスター!

 伊達にその筋肉は無駄じゃなかった!!


「流石です。それでもよく素直に帰りましたね」


「犯罪者ではないことくらいは教えてやったよ」


 それはナイスです!!


「それで今日はどうするんだ?」


「そうですね、換金した金額を見て考えようと

 思っています」


「今後の生活費か?」


「ええ、それもありますが装備品も少し見て

 みようと思っています。金額がそれなりに

 あればの話ですが」


「そうだな、、、まあ心配しなくても結構な

 金額で買い取りするんじゃないか?

 俺が昨日見た感じでもかなりの一級品だと

 思ったからな」


「そうなんですか?」


「買い取りした職員も驚いただろう。

 魔獣から傷を付けず回収するのは難しいからな」


 さすがギルマス。経験値が違うな。

 そう思っていると・・・


 部屋にノックする音が響いた。


「お待たせしました。すみません、

 量が多く時間がかかりました」

 

 買取をした男性職員が入ってきた。


「どれくらいで、、買い取ってもらえた

 のですか?」


 俺は速攻で聞いた、


「こちらです。どうぞ」


 おお!渡された革袋にはそこそこの重さだ


「金貨30枚、銀貨6枚で買い取りしました」


「そんなに!!」


「はい、状態の良さもあり少し高い値段を

 付けました。大丈夫です。こちらにも十分

 利益はありますので、」


「良かったな。まだ持っているなら、しばらくは

 お金には困らないだろう」


 ロウケンがニヤニヤしている・・・

 俺もだぶんニヤニヤしている・・・

 男子職員もニヤニヤしている・・・


「それでは私は早速、買い取った品のリストを

 作成しますので失礼します」


「よろしく頼む」


 男性職員は部屋を出て行った。


 俺はロウケンにここでコインロッカーの

 召喚をさせてもらった。


「便利いいな、これは」


「そうですね、貴重品などをここに入れておけば

 襲われる必要もないですからね」


 俺は受け取ったお金をコインロッカーに閉まった


 俺の全財産は

 金貨 32枚 (+30枚)

 銀貨 26枚 ( +6枚)

 銅貨 35枚


 よし、あと3か月はアリーの宿で泊まれるな。

 もう1週間分は先に支払っているので、1週間後に

 今度は1か月分を支払っておこう。


「お前さんは、この後はどうするんだ?」


「そうですね・・・とりあえず依頼書を確認して

 良いのがあれば、引き受けてみようと、、、

 なければ町で装備品を見に行こうと考えています」


「そうだな、でも今日はそんなに良い依頼はない

 だろう、朝なら結構、討伐依頼などはあったと

 思うがな」


「やっぱり朝一番で取られると?」


「下手したら徹夜で並ぶくらいだからな」


 朝のパチンコ店だな、特定イベント日や

 グランドオープンなどで高設定台が期待できる

 時は俺の店でも深夜から徹夜組がいたものだ。


 今は整理券の配布でそこまでの過熱は

 なくなったが、それでもセミプロ連中や

 暇なフリーター、大学生もいたからな。


 昔のパチンコ店は並んだ順番で入場するのだが

 今は基本的に、入場の順番を決める抽選が主流

 だからな。これはパチンコ店側からすると

 開店プロを締め出すために始めたことだからな。


 冒険者ギルドの朝一番の依頼の取り合いか・・

 ちょっと見てみたいな。でもこいつらは

 冒険者だから、血を見る可能性もあるな。


「みんな冒険者は目が血走っていますか?」


「まあ、朝は俺が見張っているから物騒なこと

 にはならないけど、それでもケガをする奴が

 たまにいるな」


 そうか、、転んだりしてるんだな


「では俺はこれで、」


 俺はギルドマスターの部屋を出ようとすると


「このギルドより更に東側に行くと装備品など

 の店が多くある。宿に帰る前に覗いてみる

 方がいいだろう」


「ありがとうございます、そうですね、

 ちょっと帰る前に見ていきます、

 ちなみに回復薬や旅に使う道具類は

 どの辺りですか?」


「それは、お前さんが泊っている商業ギルド側

 だな、更に西側にいけば色々な道具や回復薬

 なども売っているぞ」


 いい事を聞いた。宿に帰る前に見て行こう

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