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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第3章 交易都市

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043 恩を返す

 相手は4人か、どうやって対処しようか?

 殴って問題になってもめんどくさいしな。


 相棒のひのきの棒は部屋に置いてきている。

 ここは、、、やっぱり【負のオーラ】か・・・


 この無性に腹が立っている怒りをさせば、、、

 相手の人間が俺よりレベルが高いとも

 思えないしな。どうみてもただの酔っ払いだ。


 威圧だけで十分だろう。


【負のオーラ】


 俺はスキルを唱えた。だんだんと周りに

 黒いオーラが充満していく。


「な、な、な、なんだ・・」

「ヴ、ヴ、ヴオェー、気持ち悪りぃな」

「お。お。おい。どう、した、んだ・・」

「なんかやべー、、気がす・・」


 絡んでいた人たちが震えている。

 良かった。効いてるみたいだ。

 おっと、いかんいかん、怒りを忘れないように

 しておかないと・・・


 魔族の男も震えている・・・


 このスキルは狙った奴にだけに当てれる訳では無い。


 さてと、、、行くか。


「おい、大丈夫か?」


 俺は魔族の男に声をかけた。

 4人の人間は驚いている、そして震えている。


「誰だよ、てめーー⁉」


 後ろから一人の人間が、弱弱しい声で話しかけてきた。


 俺は無視して、顔を向けて、一瞥した。


「ヒ、、、」


 そんなに怖い顔はしていないと思うんだけどな。

 どちらかと言えば優しい顔をしていると

 自負してるんだけど・・・だって20歳だし・・・


 そんなことを考えながら、魔族の男に


「今朝、世話になったコウキだ。」


「ああ、お前か」


 俺の顔を見て思い出したみたいだ。


「これはお前が、」


「まあ、そうだな」


「それより、ここを出よう」


「そうだな」


 俺は4人の人間を睨みながら、路地裏を出ようと

 した。


「貴様、人間か?」


「ああ、おそらくな」


「なら、なぜ、魔族の味方をする」


「今朝、この方たちの世話になったからだ、それに

 酔っぱらって絡んでいるお前らが嫌いだから」


「もういいか?用がないなら声をかけるな!」


 もう1回、強く睨んだ。



 あれ?



 2人気を失っている。


 俺って強いのか、、、


 いや、慢心は禁物だ。


 残り2人は、、、、あー、濡れている。


 まあ見なかったことにしておこう。


「先に行ってくれ」


 俺は魔族の男に路地裏から出るように伝えた。


 魔族の男も頷き、フラフラになりながら、

 路地裏を歩いて行った。


 4人はもう絡む気はないだろう。


 俺は【負のオーラ】のスキルを切った。


 俺も魔族の男を追いかけて路地裏を出た。


 さてと、無事だろうか?周りを見たが、魔族の男

 はいないな。


 無事に町を出れるかな?


 そう思っていたら、宿の入口近くで

 顔を布で隠した人がこっちを見て手招きしている。


 先の魔族か?


 近づくと、、


「先は助かった、ありがとう」


 先ほどの魔族だ。


「いや、気にするな、世話になったのだから」


「そうか・・・」


「どうしてここに来たんだ?」


「ああ、それはな、薬を買いに来たのだ。

 町に薬草を売ってる所があってな、

 仲間のケガの治療で必要だったんだ。」


「そうか、大変だな」


「まあ、なるべく目立たずに買って帰ろうと

 いていたんだが・・」


「酔っ払いに絡まれたと・・・」


「ああ、すれ違った時に、布が外れてな」


「どうする、町の出入り口まで送ろうか?」


「いや、大丈夫だ、それに仲間も町の外で

 待っているからな。早く行かないと」


「そうか、デュランさんやマグール、バイデンに

 よろしく伝えておいてくれ」


「ああ、助かった、また何かあったら、俺たちの

 集落でも来てくれ」


 そう言って握手をして別れた。


 あ、、名前聞くのを忘れてた。


 今度、名前を聞いておこう。


 魔族の男は素早く走って、町の出入り口に

 向かって行った。


 さて、町はまだ賑やかだな。たくさんの人が

 大通りを歩いている。酔っ払いもいるな。

 繁華街はここから近そうだな、

 また今度行ってみよう。


 明日は朝が早い、今日はもう寝よう。


 俺は部屋に戻った。



 【アリーの宿 2日目】

 おはようございます。今日の目覚めは廊下での

 喧嘩の声で目が覚めました。冒険者が多い宿

 だから血の毛が多いやつらが多いのだろう。


 少し嫌な目覚め方だったので腹は立ったが、

 朝食を食べれば気分は良くなる。


 現世では朝食なんてほとんど食べて

 なかったからな。朝は甘い缶コーヒーを

 飲んで脳みそを叩き起こしていたからな。


 さっそく俺は着替えてレストランに向かった。


「おお、並んでいるな」


 朝はみんな早いんだな、並んでいる人たちの

 中には明らかに二日酔いがいるけど・・・


 並んで10分くらいで、中に入れた。

 1人だから昨日と同じカウンター席だ。


 朝食は・・・

 パン2個、葉物のサラダ、クリームスープ、干し肉

 中々に豪華な朝食だ。

 量も多いな・・パンがデカい。俺の顔くらいの

 サイズが2個だ。


 さすがにパンは食べきれないので、昼飯用に

 持って帰ることにした。


 パンを持ち帰って良いかと聞くと、昨日の給仕を

 していた女性が紙袋をくれた。


 よく出来ている。本当に良い宿を紹介して

 もらったと思った。


 食事を終えて、部屋に戻った。


「さて、準備して冒険者ギルドに向かうか」


 そう言って相棒のひのきの棒を持って

 部屋を出た時・・・・


 廊下には、豪華な鎧をきた騎士?かな?


 あれ?俺、、囲まれているけど、、、

 なんで??


「カミヤ・コウキだな、暴行の容疑で訴えら

 れている!!大人しく同行してもらおう」


 あ、やっぱり昨日の件か・・・・

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