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元パチンコ店長の異世界奮闘記  作者: ナガタエモン
第4章 出航に向けて

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107 船旅準備

 朝日が眩しい・・・


 カーテンの隙間から眩しい光が目に入る


「ふわぁぁぁ・・・」


 大きな欠伸をして起き上がった、


 昨日は早めに宿に帰ってきてレストランで

 ゆっくり夕食を食べた。


 今日は少し朝遅く起きる予定だったので、

 白ワインを1本飲んでしまった。

 白ワインは1本銀貨3枚だったので

 結構値が張ったけど、ブドウの味が強く

 ジュースに近い味だったので、

 ぐびぐび飲んでしまった。

 

 なので・・・

 少し頭が痛い


 廊下から声は聞こえてこない

 おそらくほとんどの宿泊客は冒険者ギルドに

 行ってる時間だろうね


 そろそろ、レストランに向かわないと

 マリーシャが待っているだろう


 俺は顔を洗い、準備を整えた


 1階に下りてレストランの前に行くと


「今日もマリーシャ様が来ている」

「やっぱり可憐だなぁ」

「美しい・・・エルフの中でも別格だ」

「ほら、行くよ・・・

 もう早くしないと良い依頼がなくなるよ!」

「これだから、このバカな男共は!」


 1組の冒険者パーティーがレストラン入口で

 マリーシャを見ていた・・・


「すみません・・・」


 俺がその横を通り過ぎると


「なんで、あいつがマリーシャ様と

 一緒にご飯を食べているんだ?

 昨日も一緒に食べていたよな」

「何者だ?あいつは、知ってるか?」

「さぁ・・・?

 最近、冒険者になったばかりの奴じゃねえの?」


 俺に聞こえるくらいの声で話をしている

 昨日俺たちが朝食食べている時に後ろで

 話をしていた奴らだよな、


 まぁ、無視するしかないよな・・・

 ここで俺が何か言ってもトラブルになる可能性

 しか想像できない


 マリーシャは昨日と同じ場所で飲み物だけを

 注文していた。


「おはようございます」


 俺が後ろから声をかけると


「おはようございます、コウキ殿」


 優しい笑顔で挨拶をしてくれる


「あんな笑顔で挨拶されたいーー!」

「俺も、、、なんだよ!あいつは!」


 レストランの入口か声が聞こえる


「えーっと?どうかしましたか?」

 マリーシャは事態が分かっていないみたい


「いえ、なんでもありません。

 朝食は注文しましたか?」


「まだ、このホットミルクだけです」


「すみません、お待たせしましたか?」


「いいえ、大丈夫です」


「ではいつものモーニングセットで良いですか?」


「はい」


 俺は近くにいたウエイトレスに朝食を2人分

 注文した。


 振り返ってレストランの入口を見ると

 先ほどの冒険者パーティーはいなくなっていた

 おそらく女性陣に連れて行かれたんだろう


 これでゆっくり朝食を食べることができる。

 昨日は周りの目を気にして、

 急いで食べたから美味しくなかった。


 やっぱり朝食くらいはゆっくり食べたいよね


「お待たせしました。モーニングセットです」


 ウエイトレスが持ってきたのは

 いつも通りの

 暖かいパンにサラダ・オムレツだ、

 そして温かい紅茶も来た。


 安くてボリュームもそこそこあって美味い

 毎回思うけど、

 現世でもこれくらいのクオリティーがある

 喫茶店が近くにあったら、俺も朝食を食べる

 習慣がついたかもしれないなぁ


 レストランにはほとんど人はいない

 やっぱりこの時間になると

 レストランにいるのは2~3人くらいだ。


 隣にいるマリーシャも今日はゆっくり食べている


「そういえば、

 昨日のブロックゴーレムの魔石なんですけど?」


 マリーシャにお願いした買取査定だ


「高く売れましたか?」


 俺が嬉しそうに聞くと


「それがですね、

 どうやらこの依頼は人族の貴族の依頼でして

 買取査定に少し時間がかかると言われました」


 どういうこと?


「買取金額は当初から

 付いているんじゃないんですか?」


「はい、最低価格は保証されていますけど、

 昨日持って行った魔石は予想以上に大きくて

 追加料金が発生するみたいです」


 なるほど・・・

 当初の想定では小さい魔石だったのが、

 予想以上に大きいから高く売ることができる


 だから買取査定に時間がかかるというのか


「いかがいたしましょうか?

 急ぎであれば冒険者ギルドが一旦買い取る

 形もできるみたいですけど?」


「こういう事はよくあるんですか?」


「いいえ、滅多にありませんので、、、

 私も昨日の時点でお伝えしていれば

 良かったですけど、、、

 依頼された魔石より2~3倍は

 大きいとは思っていましたので」


「そうですね、、

 まだ出航まで時間はありますので、

 もう少し待ってみましょうか?」


「分かりました。

 ではギルドにはその様に伝えておきます」


 お互い朝食を食べ終わった


「では、行きますか?」


「はい!」


 今日は航海の準備だな


「まずは日用品を買いに行きたいんですけど

 どこがいいですか?」


 俺はマリーシャに聞いた


「そうですね、ここから西側に行けば

 日用品を扱う店はあります。

 また保存食なども置いてあると思います」


「保存食って干し肉とかですか?」


「はい、長距離移動の際には必要だと思います」


 なるほど、今回は船旅だけど食事とか

 出るのかな?


「今回、俺が乗る船は食事とかは出ると思います?」


「出るとは思います、さすがに長い航海になるので

 食事と飲み物は用意していると思います、

 ただ、、その、、美味しさは保証できないと、」


 そうだよな、この世界に冷蔵庫なんてない

 だから保存食は干しているものが基本だろう

 後は瓶詰くらいかな?

 海の上なので魚には困らないかもしれないけど

 野菜や果物は持って行った方が良いかもしれない


「新鮮な野菜や果物は持っていった方がいいですね、

 それと飲み物もある程度持って行きますね」


 俺がマリーシャに伝えると


「それが良いと思います。

 その・・・

 コウキ殿には例の【召喚】ができますので、

 ある程度はこの町で揃えた方が

 良いと思います」


 そうと決まれば、、まずは市場だな


 俺はマリーシャに案内されて市場に向かった


 町の西側には大きな市場があるみたいだ、

 こっち側はまだ全然行ったことが無い、


 どちらかというと町に住む市民の生活を

 支える場所らしい、


 俺は一応は冒険者で宿暮らしだから、

 自炊はしていないから用が無かった。


 市場はモールのような建物の中に

 たくさんの店が入ってるらしい


 マリーシャはたまにニルヴァースの宿舎で

 自炊をするので買い出しで来ているみたいだ


 市場に着くとさっそく中に入る


「いらっしゃい!!新鮮で取り立ての魚だよ」

「今日取れたての野菜だよ!」

「昨日仕入れた鶏肉ですよ!」


 肉・魚・野菜、、、

 たくさんの食材が並んでいる・・・


 こういう所で買い物をしたことが無い

 俺は圧倒されている・・・


 ここはマリーシャ様に任せよう・・・


「すみません、

 こんなに多く店があると選べないので

 マリーシャさんのオススメの店に連れて行って

 もらえますか?」


「任せてください!

 まずは肉と野菜、それに果物で

 間違いない店を案内しますね」


 マリーシャは人込みをすり抜けて

 俺を連れて行ってくれた。


 こういう時の男って役に立たないね

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