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プロローグ
木漏れ日のさす森を抜けると、西洋風の建物が見えてくる。
そこはスタンリーブ図書館。膨大な量の本を収容している。
ここに収められている本は、ただの本ではない。人生を綴った本、「ルリーブル」を収めている。
そして、このスタンリーブ図書館を訪れる人も普通の人々ではない。
各々の人生を終えた後、気になることを抱えた人々がどこからかスタンリーブ図書館の噂を聞き、やってくるのである。
『気になることがあるなら、スタンリーブ図書館に行くべきだ。そこにいる青年が、悩みを聞いてくれるんだ。』
『気になることを話すといい解決策を探してくれるの。』
そんな噂の図書館には、今日も悩みを抱えた来訪者が現れる。
カランカラン
「ようこそ。スタンリーブ図書館へ。」
こちらは、高校生の時に構想を練っていたストーリーです。
改めて形にしてみようと再度文章を見直し、UPしようと思います。
温かく見守っていただけると幸いです。