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七海の様子が・・・

2人と一緒に電車に乗り込む。

やはり女性ばかりで男がいないのは違和感がある。


「ねぇ、華恋ちゃんは明日の小テスト対策した?」

「ん?小テスト?」

「そう!明日数学の小テストあるって言われてたけどもしかして勉強してない?」


(最悪だ・・・内容を全く知らない!)


焦っていると、俺の様子を見た指原さんが女神の如き提案をした。


「うーん・・華恋ちゃんも忘れてたみたいだしそれなら今日のお昼休みに一緒に勉強しない?元々雪に勉強させるつもりだったし」

「え?良いの?」

「勿論!それに華恋ちゃんが加わって貰えるなら雪の勉強時間も減らせそうだし!」


正直、力になれるからは分からないが勉強を教えてくれるのは助かる。


楽しく雑談しながら学校に到着する。


席に着いてHRを待っていると七海がまだ来ていないことに気付いた。


(なにかあったのかな?少し心配だけど・・・)


結局七海はHRの5分前に息を切らしながら到着した。


朝のHRが終わり、気になったので七海の席まで行って声をかける。


「今日どうしたの七海?来るの遅かったけど」

「・・少し夜更かしをしてしまったのよ」


意外だったが、今度はそこまでして七海がやってたことが気になってくる。


「なにしてたの?」


思わず尋ねると七海は気まずそうな表情で目を逸らした。


「それは・・個人的な話だから話せないわ」

「そうか。それなら仕方ないね」


そう言われるとどうしようもない。

それ以上はどちらの為にもならないのでこの話を終わらせる。


「あ、そういえば今日の朝に指原さん達とお昼に勉強会するって話をしたんだよ」

「!?どういうこと!?」

「いや、明日の小テストが不安だから勉強会しようって話になってそれならお昼にしようって」

「私も行きます」

「そう?七海も来てくれるなら嬉しいよ!」


七海はずっと頭良いだろうなと思っていたので来てくれるのはとても嬉しい。


その時、心の中で小躍りしながらはしゃいでいた俺は七海が顔を赤くして俯いているのに気が付かなかった。


年末年始ということで作者の都合により一旦5日ぐらいまでお休みします。皆さんも良い年明けをお過ごし下さい。

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