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話し合い

「華恋?どういうこと?」

今俺は七海に正座させられている。


「えっと・・杦本さんがご褒美くれるなら頑張るって言うからまあそれくらいなら良いかなって・・」

「・・それくらいなら?そういう安易な行動は気をつけなさいって言ったわよね?」


七海の目が座っている。とても怖い。


「はあっ・・それで杦本さんはご褒美っていうのは何を要求するつもりなの?・・まさかやましいことじゃないでしょうね?」

「ん・・私は初めて見た時から華恋は最高の抱き心地だと思ってた・・だから1日抱き枕になってもらう」


(えっ!?ご褒美に抱き枕?というか抱き心地良さそうってなんだよ!?)


「そんなの駄目よ!?絶対に駄目です!私が許しません!!」

「・・あなたは関係ない」

「・・だとしても!まだ付き合ってもないのにそんなことをするのは駄目です!!」


(えっ!?七海はキスしてきたのに!?)


「・・じゃあ華恋と付き合う・・それなら問題はない」

「えっ!?それは問題あるよ!?普通はもっと仲良くなってからじゃない!?」

「そうです!!そういうのはもっと段階を踏んでからにするべきです!!」


(だからそれは七海が言えることじゃないでしょ!?)


「と、取り敢えず二人とも落ち着いて!ね?」

「・・そうね。私もちょっと冷静じゃなかったわ」

「・・私は最初から落ち着いてる」

「・・そうだね。でも抱き枕はちょっと・・なにか別にして欲しいこととかはない?」

「・・それなら今日一日お世話して」

「・・お世話?それって具体的には?」

「・・授業の準備とか授業ノート見せて欲しい。今日一日私の快適な睡眠をサポートして・・」


「・・まあ理由はちょっとアレだけど、そのくらいなら全然問題ないかな?」

「・・まあそのぐらいなら私も許しましょう。と・て・も・羨ましいですが、まあ良いでしょう」


「・・じゃあ早速授業終わった後着替え手伝って」

「それは駄目です!!華恋がするくらいなら私が代わりに手伝いますわ!」


俺が返事する間もなく代案が出されていた。


(まあ俺も着替えを手伝うのは難しいかな?まだ自分の着替えにも慣れてないのに・・)


「杦本さんはそれで良い?」

「別に私は気にしてない・・手伝ってくれるなら特に拘りはない・・」


結局最終的に着替えは七海が、それ以外は俺が手伝うという所で落ち着いた。


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