死にたいんじゃない そんな生易しくない
未来の私へ
あと1回しかない夏休みももうすぐ終わります。といってもきっと来年は夏休みっていうそんな気分じゃないと思う。
私は、いま未来が見えません。その先に何があるとか、学年が上がった自覚もない甘ちゃんだと思う。つらくてどうすればいいか全くわかりません。お手上げーって感じ。ただ、どんどんご飯を食べるのもつらくなってきました。病気のこととかいろいろあるけど、それでも去年のほうが未来に向き合ってた気がします。
生きているって時間が怖くなってきます。50年だった人生は、100年になって幸せだっていうけど長すぎて私には絶望です。人生50年がよかったです。もっと生きたいとか思うんだろうけど、生きてるときは、あと80年ぐらい生きるんだなって思うとつらいです。積み上げたものも全部崩したくなるぐらい。でも崩しても後悔、後悔。眠りたい。早く眠りたいです。とにかく誰もいないところでゆっくり過ごして全部忘れて自分だけになりたいです。後悔のない人生を送れたらいいと思います。でも、それは、きっとつらくて、きっと終わらない。きっと、誰かに怒られて悲しい時が来るだろうし、やるせない時が来るだろうし、相手を傷つけるときもある。それから人生に迷って毎日、毎日後悔したり、安心したりする。中学、高校、大学、就職、社会人、恋人、友達、結婚、親の責任。ずっと与えられる役割のように思えてしまう。
未来の私へ
もし私が失敗しても責めないでください。後悔とかしないでください。今の私がこれ以上つぶされないように未来の大人の私だけは、私を安心させてください。
アニメが好き、音楽が好き、漫画が好き、いつも救われてきたその存在に一歩でも近づいて自分だけの特技とかなくていいから毎日頑張れる、夢中になれるそんな日々が送りたいです。エリートとか出世とかいらないから大好きな人たちと心地いい場所で生きたい。
人が多い都会は、みんなが忙しそうで気づいたらはじき出されそうです。狭くて苦しい。受け入れてもらえなさそうで。田舎もある意味受け入れてもらえそうにないけど、あそこは、元からいたら受け入れてもらえる。でも、ここは、居場所がない気分になります。混んでいてどこも満席、人がくるくると入れ替わり、行きつく間もないみたいに。一瞬で居場所がなくなるんです。誰かが見ているんじゃないかってでも、みんな無関心でそれが逆に怖いです。どこでもいいから人の温かさを感じていられる場所に行きたい。近所の人に久しぶり、って言えるだけでいい。それぐらいの場所に。