色の見え方
俺の友達は宇宙人だった。
天然入っていて、頭に二本の触覚があるが、普通の人間とさほど変わりない。
過去形なのは、彼はもういないからだ。
ある日。
車通りの激しい交差点で、彼は赤信号にもかかわらず、道路を渡ろうとしてトラックにはねられた。
駆け寄る俺に向かって、彼はうわごとのように言った。
「どうして、青信号だったのに……」
「ねぇ? 血は、赤いものだって、教えてくれたよね……?」
彼の身体は、青い血で染まっていた。
夏のホラーの5000文字以上は、厳しいです……
俺の友達は宇宙人だった。
天然入っていて、頭に二本の触覚があるが、普通の人間とさほど変わりない。
過去形なのは、彼はもういないからだ。
ある日。
車通りの激しい交差点で、彼は赤信号にもかかわらず、道路を渡ろうとしてトラックにはねられた。
駆け寄る俺に向かって、彼はうわごとのように言った。
「どうして、青信号だったのに……」
「ねぇ? 血は、赤いものだって、教えてくれたよね……?」
彼の身体は、青い血で染まっていた。
夏のホラーの5000文字以上は、厳しいです……
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。