ゆがんだ恋心
掲載日:2025/11/21
四季様 いつも魅力という言葉で紹介していただき、ありがとうございます
テーブルをはさんでの会話は
いったい、どれくらいのもの
雑踏から駆け足で抜け出してきて
キミの胸に飛び込んだ
現実からすぐにでも
抜け出したいわけではなかったけど
あのときのぬくもりだけは
今も忘れない
きっと、
この会話のすべてが事実じゃないこと
あなたも気づいているはず
時折、斜め下に視線をおとすしぐさ
声のトーンが変わるところ
わたしは見逃さない
どんなことだっていい
どんな言葉でもいい
わたしたちが少しでも
先に進めればいい
周りの人の会話は
当然のように嘘には聞こえなくて
ゆがんだ恋心
無理にでも始めたふたりの恋を
他の誰にも気づかれていない
気づかれても
その本心は
二人しか、当然のように
分からないということ




