ん?のありがとう
掲載日:2025/12/20
つい、すぅっと調子よく、ん?みたいな感じに聞こえる『ありがとう』を私の中に持っている。
ありがとうは正しく使えたら気持ち良い言葉だ。
だけれど話を区切って業務的に響く時もある。なんで言ったらいいかわからない、そして時間も足りない、手短な終わり言葉のありがとうは心の距離を作ってしまう不自然な響きを持った。実際役所のやりとりでもさささっと言ってしまい、やっぱり『ありがとう』の乱用というか大袈裟な響きだった。
使いすぎると古びてしまう。適当に手に取った色落ちのTシャツみたいだ。適材適所とばかりに言葉に便利さを求めてしまった。本当に心から話す。時ばかりにはなれないけど、よそゆきの自分と安心できる内の自分の乖離をその膜を薄くする作業、集中力、書く時も目を瞑って瞑想する時も、ふたりが離ればなれにならないように。上澄の自分がお調子ものや八方美人にならない様に。なんか、ん?のありがとうで思い返してみた。




