5話 東部南部駐屯地制圧作戦
5話 東部南部駐屯地制圧作戦
「村井一等兵負傷!」司令部に突入しようと扉をハンマーで吹っ飛ばしたところで室内から機関銃の弾幕を喰らい、壁を貫通した弾丸がハンマーで扉を吹っ飛ばした村井一等兵の肩に命中した「フラグ!」「突入」先頭が右左右左と左右交互に突入していくのを横目に村井一等兵を背負い階段から降りる「未来!」「私はメディックじゃない」そう言いながらも腕は動いている『外周パトロール狙撃します!』雨莉の声と銃声が響く「行きますよ!樹さん」未来を置いてルーナと天音と共に司令部に入り、三夏と合流する「右行け!」入った部屋は長方形の受付で廊下が右と左に分かれていた「了解!右行きます」ちなみに、お互い背を向け合い、廊下を進んでいるので、廊下の角がから敵が出てきて撃ち合おうもんなら、流れ弾が当たる可能性もあるので、かなり危険なことをしているがまぁ、構造上必ず一人では攻略できない間取りをしているので、仕方がない「3.2.1突入」ちなみに編成は天音がドアブリーチ、ルーナが機関銃、俺がリーダーで三夏は先頭で未来が外で負傷兵の手当てや拘束した東部軍の監視などを担っている「ここ入るぞ」扉にブーリーチングボムを仕掛け、離れる「3.2.1ばくはぁぁぁぁぁ」天音がいつものテンションで爆破ボタンんを壊す勢いで押し込んだと同時に「ひゃっはぁぁぁぁ」扉が吹き飛び、三夏、ルーナ、天音の順番で入っていくのを確認しながら爆破の音を聞いて廊下の角から飛び出してきた2名の東部軍と交戦を開始する「武器を捨てろ!司令部東棟、一名確認!」遮蔽物に隠れ、フラッシュバンを投げてナイフを抜く「お前らの敗因は一つ!フラグを使わなかったことだ!」破裂と共に走り、爆音とマグネシウムのダブルパンチで平衡感覚を失なっているところに数発銃弾を撃ち込みながら右側の男の肩にナイフを刺し、なんとか立ち直って拳銃を抜いた左側の男の足に蹴りを喰らわせ、跪いたところで頭に拳銃を突きつける「今投降すれば、こいつもお前も助かる」「………投降します」「司令部、入り口から入って東側、東部軍2名が投降、一名重症」無線機に言いながら、銃声を聞きつけて出て来た3人に向かって言う「たまには映画みたいな動きもしないとね」実際言うとhk416のチャージングハンドルが引いておらず、引いて狙いを定め直していたらその間に復活してしまうと思ったのでどうせなら捕虜が取れそうな動きにしたわけだ[カッコつけてんじゃないよ、死んだら困る]ツンデレエレナのお説教がすかさず天から飛んでくる「GOGO」角をカッティングパイという一つのところに銃口をロックしてパイを切るように曲がる…何を言ってるかと思われるだろうが、俺も何を言ってるのかわからない「雨莉、応援は?」『来てません』「OK」角を曲がりそのまま進んでいく「第一倉庫」「鍵開いてる」「フラッシュ入れて突入」俺は基本廊下警戒、他3人が部屋を制圧してくれる「フラッシュ」フラッシュは三夏のカバンの中にフラグ共に腐るほど入れてあるので無人でもとりあえずぶち込んでいる「クリア」「事務所あるぞ」「鍵かかってますなので…」お前女性陣に引かれてるぞ…爆破する時以外はテンション控えろと言ったら普通の成人男性になった…が「c4ぉぉぉぉ!せっちぃぃぃぃ」爆弾を使用するとなれば話は別だ、暴れ始める「爆破ぁぁぁするぞぉぉぉ!さがれぇぇぇ」完全暴走モードに突入する「3.1爆破!」「3カウントくらいしっかりやれよ」フラグが二つ入っていく「広い!」「俺も入る」フラグの破裂とともに天音と三夏がお互いの背中をカバーし合う形で突入する…俗にクロスエントリー法と言う「動くな!」サイトを覗くのが面倒なのでレーザーポインターを付け、突入する「動くな!」廊下に警戒しつつ書類を大慌てで処分していた東部軍を射殺しながらシュレッダーの電源を切る「クリア」「この先合流してます」「司令室があるな多分」「了解です」ちなみに、この駐屯地な500×500(m)の大きい敷地で、主に宿舎、訓練場、保管庫、司令部がある。保管庫は強襲時に中部第三戦闘中隊が制圧、宿舎は第四戦闘中隊が制圧中である「突入準備!」天音が扉に爆弾を仕掛け、三夏とルーナがフラッシュバンをそれぞれ両手にピンを外した状態で握りしめているので少なくとも爆破と同時に四つはフラッシュバンが入ることがわかった「ばくはぁぁぁぁぁ」天音が起爆ボタンを押し扉が吹っ飛ぶと同時にフラッシュバンが四つ全て砂埃の先に消えた「動くなぁ!」「自…中部第三戦闘連隊だ!」自衛隊と言いかけている妹に笑いを堪えながら右側の柱の裏を見る「そのまま!動くな!」柱の裏側にいた東部軍は両手をあげているのでこのまま拘束しようとスリング(負い紐)に銃を預けてハンドカフを取り出そうとしたところで「危ない!」三夏が東部軍の頭を吹っ飛ばした「マジでナイスカバー!」死に際、ホルスターに手を伸ばしていた、銃はスリングで背中側に言っていたし、両手は右についているホルスターとは真逆の左腰についているハンドカフに向いていたので普通にこのまま行けば死んでいた「油断大敵!」「マジでナイスカバー&ナイス射撃」「射撃練習の成果出ました」「情報をなるべく持て!」「はい」強襲だったので、書類はほぼ手付かずである「…東部第二普通科連隊」「ゴルガ諸島の時の駐屯地の部隊だな」中隊長が解説する「東部南部地域都市、EAW Cityの真ん中にある60階建ての市役所とその他諸々の東部南部地域の中枢機関と銀行などが集まるEAW City hallの45階に北東地域共同連盟の幹部を集めて反撃計画を練るそうだ」「……いつ?」「明後日の22:00から」「今10:00丁度だ」計算が楽で助かった「残り60時間か」「偵察に向かえ!」「わかりました!」
東部南部は千葉県のような形をしており、下半分が南部である、今潰したのは東部南部地域の警備を担当している部隊の司令部がある大きい駐屯地である。ここから東部南部地域の基地を確実に潰していく計画だった…が問題発生、今回の戦争の発端である北東部地域共同連盟の幹部8人がEAW CityのEAW City hallに集合し会合するそうで、そいつらの拘束が急務になったがここで問題発生、準備期間がほとんどないことである「……いけるの?」「最悪、EAW Cityの近くの変電所を爆破、停電したところで俺たちセンチネルアダプターがナイトビジョンをつけて突入」「無理だね」「だろうな」『ん〜暗殺ならできた』雨莉とルーナが先行して偵察を行っている「なぜ?」『私の射程距離の限界が約600メーター、ギリ届くか届かないかあたりの距離に山があって普通に狙える』ちなみにmk11の有能射程距離が650だったか700なので普通に雨莉は有効射程距離ギリギリまでで撃てると言ったのだ「……どう思う?」『暗殺じゃなくて拘束でしょ?地上からハンヴィーと16式で接近、EAW City hallに突入後ブラックホークで屋上から脱出…』「制空権が取れたらあり」『取れるかなぁ…対空火器は見えないけど』「100%携帯火器は持ってるだろうな」『ちなみに、中部から応援が来る可能性は?』「ない、運河があるからそこにかかってる橋ごと爆破するらしい」『誰が?』「天音と行った、20人程度で仕掛けているからとりあえずそこは考えなくていい」『制空権取れたなら、ヘリで接近ヘリで離脱がいいと思う』「狙撃は?」『このまま現地待機でもいいよ』「なら、警備の配置と侵入ルートを調べて」『ドローンは?』雨莉には偵察用ドローンを渡してある「明後日21:30ごろに飛ばして、作戦前に偵察かな」最大時速500キロの最高級品であり、ドローン技術は全くと言って進んでいないので地上から撃たれる以外で落ちることはない『わかりました。撃ち落とされたらたまったものじゃないですしね』一応雨莉と三夏に一台づつつまり2台購入した…一台50万円である、出発前にある程度市街地を飛べるように訓練したので一応問題はない「爆弾特攻はしないの?」ずっと黙っていた未来が言う。「俺らの予算でドローン使い捨てはキツい」「それもそっかぁ…」ちなみに三夏は1人仲間になれそうなアテがいた!今から会いに行ってくる!と言って飛び出して行ったのでいない。「雨莉とルーナはそのまま待機」『わかりました』「天音は終わり次第戻って来い」『了解!』明日天音が戻ってき次第会議を行うことにした。
だんだん戦闘描写が同じパターンになってきてつまらなくなってきた…
打ち切りの未来も見えてきた…
書くけど
次回、作戦会議