10話 尋問とスナイパー
10話 尋問とスナイパー
「何歳?」「16です」若い「なんでここ来たの?」未来が頬杖をつく「………」「黙っててもわからないの、な ん で こ こ に いる の ?」一言一言強調しながら聞く「……いえn」「言えないは無しだよ?」そう未来は尋問が得意である「あっ、俺から一つだけ、嘘ついてもすぐバレるからね」マジでよくわからないが、嘘をつくとすぐわかるらしい「もっかい聞く、どうなの?」「…最…最近お金がなくて…それね」「それで?」「とりあえず盗んで集めようと思って」「嘘つかないでもらってもよろし?」[よく見抜いたねぇ嘘だって]「わかるのかエレナ」[心読めますから]「ちなみに本当の理由はなんだ?」[ん?pmcの下請け]「は?」[正確には宗教団体かな?の集団、本拠点は南部」「…親が南部の人?」「はい」「宗教団体か?」「…そうです」「話は聞かせてもらった!」「とりあえず帰れ」扉を思い切り開けて天音が入ってくる「エレナが行けって言ったから来たらこの様…」「おいエレナ」[私も来たぁ〜]「えっと……」完全に混乱させている「あっこれ私たちの仲間ね」未来が大雑把に紹介する「…誰その子」「エレナ〜最低限説明しとけよ]「え〜やだぁめんどくさい]「……俺帰って寝る」「私も寝たいです」「じゃぁ明日にしよ〜南京錠買ってこよ」「閉じ込めるんですか?」「なんで来たか知らんけど、少なくとも敵意があるんだろ?」「…多分」「うちが侵入しやすいって判断したんだろうな」「教会に武器庫作る?」三夏が提案する「んな罰当たりな」[私は別に気にしないよ〜]そういや神ここにいたわ「じゃぁ移すか」「会議室も移そう」「じゃぁここは?」「50m×50mなんて土地、CQB用の練習場にうってつけじゃねぇか」「野戦だけどね」未来が苦笑する「ってことで建設しよう」「いいよ」なんかわからんけど決定した
「マークスマンやる?」「え?」「人手不足だから敵の手でも借りたいんだけど」「ねk」「突っ込まんでよろしい」朝、起きてきて尋問再開したところで聞く「…いいんですか?」「いいよ、てかできる?」「中学エアライフル部だったんで」「なるほどね」ちなみにエアライフルとマークスマンライフルは全てが違う「まぁ射撃の成績見て決めるか」「そうだね」「じゃ早速練習場へGO」
100mレンジでsr25を渡す「普段の交戦距離」「あれ狙えばいいですか?」「うん、ゼロが100mだから当たるはず」「ゼロ??」「あ〜ゼロイン、弾道って直線じゃないから、100mと200mで着弾地点が違うの」「はぇ〜じゃぁこのスコープの十字で200メートル狙っても」「真ん中じゃ当たらない」「なるほど…撃ちますよ」「いいよ」引き金に指をかけて、引く「ちなみに最初の方、あざ出来るからね、反動で」「えぇ…当たってないし」「まぁ難しいよな」「私元分隊マークスマンだった」「嘘つけ、演習で外して一週間で交代したろ」「あれは64式が悪い」「ロクヨン?」「あ〜アサルトライフル」正式にはバトルライフルである「まぁ練習すれば上手くなるはず、構えは綺麗だし」「そういえば…私名前知らない」マガジンに弾を込めていた未来が言い放つ「あっ…」「私も2人の名前知らないです」「兄妹です、宮川未来と、樹」まとめて未来が自己紹介してくれた「小林雨莉です」「よろしく」スナイパー(?)が仲間になった!
え?莉と雨擦りすぎだって?ナンノコトカナ?
ってことで、10話まで行きました
読んでくださりありがとうございます
今後もよろしく〜
次回 狙撃支援




