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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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銀の悪霊 金の除霊師

悪霊のギンは、ある偶然から出会った除霊師、玉丸金次からパートナーになってくれと頼まれる。ズヂボウという悪霊に家族を殺され、復讐がしたいという。だがギンは『パートナー』『ズヂボウ』という単語を聞き、その願いを即断った。
ギンは過去を思い出す。優秀だった兄が事故で死んだこと、両親から『銀が死ねばよかったのに』と言われ、人間不信になったこと。ある日突然ズヂボウに殺されたこと。悪霊になり、復讐するためにズヂボウを百年間も探し続けたこと。ある時万田広治という除霊師に出会い、パートナーを組み、一緒にズヂボウを倒そうとしたこと。しかし実は万田はズヂボウから送られてきた刺客で、裏切られ殺されそうになったこと。報復のため万田を殺したこと。
ギンは、玉丸もズヂボウからの刺客であると考えた。そこで、玉丸とパートナーを組み、利用し、ズヂボウの居場所を探るという作戦を思いつく。様々な悪霊を殺していくが、ズヂボウへの手がかりは見つからず、玉丸も仕掛けてくる様子がない。業を煮やしたギンは、玉丸とのパートナーを解消すると宣言し、彼を追い込むことにした。
しかし追い込まれた玉丸はズヂボウに接触することはなく、別の選択をし、命の危機に瀕してしまう。ギンは、命を張った玉丸はズヂボウと関係がない、と判断し、信頼するようになった。
だがある日、ギンはズヂボウの罠にかかってしまう。除霊師が、多数の悪霊を従えて襲ってきた。更に、これは玉丸が考えた作戦だ、と発言する。否定するギンだが、動かぬ証拠を見せられ、裏切られたと確信する。ギンは激怒し、玉丸を殺しに行くことを決意した。
向かう途中で、昔喧嘩別れしてしまった悪霊に出会い、大切なことを教えられる。ギンは変わるなら今しかない、死ぬまで信じ続けてみよう、と思うようになる。
最終決戦。玉丸に何度も殴られるギン。だが死の淵に立っても、玉丸を信じ続けた。すると、呼応するかのように玉丸がズヂボウの憑依を打ち破った。玉丸は裏切ってはいなかったのだ。
二人は追い詰められていき、とうとう死ぬ寸前に。だがそこで起死回生のアイデアを思いつく。『逆——憑依』。凄まじい力を手に入れたギンと玉丸は、敵を圧倒する。最後にズヂボウを討ち倒すことに成功。ギンと玉丸はこれからもパートナーとして日々を過ごしていく。
この作品はカクヨムにも掲載しています
後半
2023/02/15 19:01
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