猫又タマの感想文 本の紹介 『クレイドル・トゥ・ザ・グレイブ (C t G) 』 ゼロから育てる電脳少女 玩具堂著
『クレイドル・トゥ・ザ・グレイブ (C t G) 』 ゼロから育てる電脳少女
著者:玩具堂
やあ、タマだよ♪
CtG、クレイドル・トゥ・ザ・グレイブ。
これはあたしの好きな、VRMMOの物語♪
架空のゲーム世界が舞台で、
なぜなのか、娯楽で、ある意味日常の逃げ道だったゲームの中の世界が、
主人公の日常を侵食してくるお話だね(笑)
主人公と、ゲームの仲間(ゲーム内での結婚イベントの相手)だった女の子と、リアルでの気になる幼なじみとの間の、単なる三角関係の物語、日常の学園ラブコメでもあり、娯楽としてのゲームが娯楽でなくなってゆく物語でもある。
母親を失った主人公のための救済の物語でもあり、ネットで出会った相手との子育ての物語でもあり、世界の危機の物語でもある。
とっても盛りだくさんなお話なんだ♪
全3巻ではとても表しきれないボリュームの要素を盛り込んだこの物語、あたしは好きだねぇ♪
もっと続いてくれたらいいと思ってたんだ。←背景世界的、設定的に難しいかったからここで終わったのかもと思ってる。まあ、大人の事情もあったのかもしれないけどね、販売実績とか(苦笑)
VRMMOって、面白い道具だよね。
道具であり、その世界を体現するもの、象徴でもある。
そんな風に思っているよ♪
例えば刀。
刀が日常に存在する世界。
持つ資格、使う資格。技術もそうだけど、必要なのは身分なのか?、それは生得性のものか?、資格や技術として取得できるのか?
入手は、その価格は?、日当程度のものか?、月収か?、年収か、それ以上か?
所持は自由なのか?、違反したときの罰は?、罪状は重いのか?
道具として、武器として、それは強いのか?、装飾程度の能力や価値しかないのか?
もっと強い武器はあるのか?、ならば、なぜ刀があるのか?
習慣?、思想?、宗教?、娯楽?、政治?、存在する理由として、刀と関係するものはあるか?
刀でなくて銃の場合だったらどうなのか?
同じように、銃についても条件や項目は羅列できるのか?
そんな風にそれが、その道具がある理由って、いろいろと考えられるんだよね。
VRMMOもそうだね(笑)
それが存在することで、いろいろと想像できるものがあるんだ。
そうした考えをすること。頭をはたらかさせることって、とっても面白いと思うよ♪
VRMMOって、ロボット演出、その条件みたいだね♪
道具としてそれを使って何でもできるけど、出来ることを表すためには、説明がいる、手間がかかる(笑)
もちろん手間をはぶくことだってできる。
背景となる世界に、設定に手間を掛けること、省くこと。
そのさじ加減が演出の腕で、手間をかければ良いってものじゃないけど、
適切なバランスを持った物語は、読み手を夢中にさせて、
その世界に行って、そこで遊んでいるような、そこに生きて生活しているような錯覚を与えることができる。
文章によるVRMMO化、異世界転生ってことかな♪(笑)
そうした作品に参加して楽しみたいねぇ♪
あたし、登場人物だからさ(笑)←ねぇ、みなはら♪
VRMMOって、基本は科学技術の産物だけど、
演出効果としてだけなら、別に科学にこだわらなくても出来たりするからね。
やっぱり間口の広いアイデアなんだろうね(笑)
実際にファンタジーとしてもSFとしても、VRMMOはいろいろに発展して使われているものね♪
異世界と連結して、召喚、転生とか(笑)
魔法として考えるなら、幻術的な類いとしてもあり得るし、
精神支配的な技術なら、魔法だって活用できる。
近未来科学でないものなら、現代でも洗脳的な技術、アイデアとして使えたりもできそうだよね。←オカルト、ホラー的なものなら夢を操作するとかね(笑)
夢は広がる。VRMMOだけに♪(笑)
このCtG、
タイトルはゲームシステムの名をタイトルとして使っているんだよ♪
やっぱり、あのVRMMO剣技ゲームのラノベからの流れを踏襲するように、タイトル決め、やっぱりしてるのかな? よくわからないけどね(笑)
あたしも好きで見てた、国際的になったVRMMO剣技世界のアニメ原作でもやっていたように、
派生世界としてスピンオフされていた、
妖精ファンタジー戦記世界や、銃撃アクション殺戮上等の世界。
そしてあたし個人としてはけっこう好きな、
和風妖怪ファンタジーホラーちっくな世界とかあるよね♪
世界や作品として、有名無名の差はあっても、
物語の中での設定には、いろんな形のVRMMO世界が存在していたんだよ♪
剣技世界の中で、そういった多くの世界が網羅されているように、
CtGでもたくさんの世界があると語られているんだ♪
銃撃主体や、魔法、剣技主体の世界などが、物語のテーマの味付けとして出てくるんだね。
そうそう、スプラッタホラーの世界も在ったね♪(笑)←全ての世界内で死亡したキャラクターのアバターは、このホラー世界に再召喚、ゾンビエネミーとして復活して、プレーヤーを襲うという素敵な設定だったよ♪
枠を決めずに世界を広げてゆける背景世界というのは良いよね~♪
あたしはそんな楽しめる世界に住みたい♪
今のこの電脳世界で生まれて、書き続けられる、綴られてゆくたくさんの世界のように、
どこまでも進んでゆける、楽しみながら遊び続けてゆける世界で、ずうっと生きてゆきたいんだ♪
がんばって書いてよね、みなはら♪(笑)
-つぶやきというか蛇足-
プロが書くような面白いものは、ハードル高い(^_^;)←無理いうな猫又(苦笑)
さて、
VRMMO、いいですね~(*´∀`)♪←大好きです(*^^*)
タイトルを挙げると切りがないほどには書籍などで読んでいると思います。←三桁?は届きましたかねぇ(^_^;) 作品タイトル数としてはそこまではいってないかも。冊数で言えば間違いなく三桁ですけど(苦笑)
アニメとなった有名なもの。
書籍からコミックにはなりましたが、アニメまでは届かなかったもの。
元々コミック作品であったもの。
書籍、コミックとして完結したもの。
書籍化されて、続刊が出続けているもの。
書籍化は中断しましたが、ネット投稿は続けられているもの。
現在ネット作品として投稿されているもの。
目を通したものや、中断後ネットで読み進めたり、ネットでは読んでいなかったり、
まだ見ていないものも、二次創作としてのコミックやアニメだけ観ているものもあありますね(^_^;)
ハードSFとしての作品からライトなものまで、いろいろを味わいました♪
異世界転生を絡めたようなものも読みますし、追放もののようなもの、学園内での閉鎖システムとしてのもの。
その名の通り、VRMMOとしてのゲーム世界を堅実に表現したものも読みました。←VRMMOでないもの、テーマパーク的なものもですね(^ω^)
作品としての売りが無双バトルアクションであるもの、ラブコメであるもの。
ざまあや成り上がりや教官ものや、他にもいろんなものを見ておりますけれど、さすがに網羅はしきれておりませんね(^_^;)
背景としても、SFや近未来の科学的背景から、ファンタジー、魔法的要素を背景としたものまで、だいぶ色々に目を通したり致しました。
紹介しだすときりがないので、これを書いたりしていた頃に読んだり、読み返していたものを一部添付して出してみます(^ω^)
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以下の左側がこの文章の作品、玩具堂さまの『クレイドル・to・the・グレイヴ ゼロから育てる電脳少女』です(*^^*)←さし絵も含めて、とても好みな作品でした♪
右側はここでは語っていないものです。
別の好きな物語、奇水さまの作品、『この世界がゲームだと判明して100年が過ぎた』です♪
どちらもVR要素を物語の道具として使いつつ、VRMMOとしての楽しみも書かれている、味が濃いめの好い作品として楽しみました("⌒∇⌒")
以下のものは、文章を書いていた同時期に読み返していた作品で、文章としては紹介していないものです。
上段左側が、
ゆあんさまの『ゲームティーチャー斉藤太のJKプロゲーマー調教講座』
上段右側が、
渡葉たびびとさまの『暗殺拳はチートに含まれますか?』
指導教官もの、ラブコメディものという違いはありますが、VRゲーム初心者への、ゲームの楽しさを教える要素を含む、ハートフル展開あり、ゲームでのバトルアクションありの好い作品でした(*´∀`)♪
下段上側は、
夕蜜柑さまの『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』
下段下左側が、
馬路まんじさまの『ブレイドスキルオンライン』
下段下右側が、
ガレス・パウエル氏の『ガンメタル・ゴースト』
ガンメタル・ゴーストは複合的要素が絡み合う作品で、VRはその部品のひとつですね(^ω^)←自分の好む、濃い作品です♪(*^^*)
それ以外の二作は、ほのぼの系、ざまあ系と方向性は違いますが、VRMMO世界主体のゲーム内での痛快冒険活劇的展開が楽しめる、有名な作品ですね♪ とても面白く読んでおります(*^^*)←なろうなどの投稿サイト発の作品だったと思います。
自分、書籍で読み進めておりまして、その辺りが疎いのです(^_^;)
間違いがありましたらごめんなさい。
以下、こちらの作品の写真は、別のこととして撮ったものでしたが、
ファンタジー作品内にVRMMO的な要素を含むものでしたので載せさせていただきましたm(_ _)m
左側下の作品は、
御鷹穂積さまの、『難攻不落の魔王城へようこそ』
右側下の作品は、
二ッ樹五輪さまの、『その無限の先へ』
世界設定の中にダンジョン攻略を含む、世界に根ざしたダンジョンというシステムと、ダンジョンに関わり、仕事としてのダンジョントライアルを生業とする冒険者が存在すること、ダンジョン攻略中では人が死なないことという世界背景と演出の作り込みがとても興味深いものでした。←ストーリーはどちらもとても好きです(*´∀`)♪ 作り込まれた世界と、物語の演出バランスはとても好く、自分としては推しの作品ですね♪(*^^*)
また、一緒に撮っております書籍あとの二作品は、自分の感じるVR要素とは関係ないのではと思う作品ですが、とても楽しんで拝見した好い作品でした("⌒∇⌒")
自分がとても好きな作品です(*^^*)
左側上の作品、
丘野 境界さまの、『異性禁止のパーティーを作ってみたけど、ウチのメンバーどこかおかしい。(ネットの題名、ミルク多めのブラックコーヒー)』
右側上の作品、
としぞうさまの、『雑用係兼支援術師はパーティー追放に憧れる ~世間は追放ブームなのに、俺を過大評価するパーティーメンバーたちが決して手放そうとしてくれない~』
こちらの四作品は、自分としてはとても好きな作品で、書籍、ネット作品を読んでおりました。←書籍スタートで、終了後ネットに移った物語です(*^^*)
なろうにも投稿されております♪
VRMMO世界を題材とした作品はやはり面白いですね(*^^*)
道具立てとして、とても魅力的だと感じています♪
猫又の言うように、確かに書くこと、設定に当たる部分は手間がかかり、考えることも多くなりがちですが、
うまく用いると背景世界を面白く作り込める、魅力のある道具であると思います("⌒∇⌒")
世界を選ばず、時に多くのジャンルでも使えるもの。
面白く使いつつ楽しく活用できたらいいなと、そんなふうに感じました♪
長文の蛇足、失礼いたしましたm(_ _)m