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任務

作者: 長万部三郎太

わたしは夜の街で活動するヒーロー。

街の秩序こそ我が使命であり、市民の命を守るのが任務だ。



今日も強盗被害に遭った店を巡り、スタッフの無事を確認すると駆け付けた警察に後処理を任せてパトロールを続けた。



犯罪が絶えない街。

皆が安心して暮らせない街。


だから自分の価値があるのかもしれない。

それでもわたしは自分が時々恐ろしくなる。


『悪がいるから成り立つ正義もある』


ある種の矛盾を感じながらもわたしはヒーロー的な活動を続けている。



今夜もコンビニが3軒ターゲットになった。

これでもわたしの活動により、一時期に比べれば件数は減らしてきているのだ。



巡回を終えたわたしはアジトに戻ると、カバンの中から今日の戦利品を取り出した。


先ほども言ったとおり、住民は1人も傷つけていない。





(すこし・ふしぎシリーズ『任務』 おわり)

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