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珍獣生徒目 カッコウ科 カッコウ
今日も昼休みが始まり、皆昼食を食べる場所を求めて食事をとるために教室へと向かっていく。
ある者は自分の教室で、またある者は友人の教室で、はたまたある者は開放されている空き教室にて食事をとる。
中には昼食をとる前に教師に呼ばれ職員室へ向かう者や本を借りに図書室へ向かう者などもいるが、彼らは大抵自分の席で食事をとることはしない。なぜなら、自分の席は他の生徒により占拠されてしまっているからである。
友人の教室で食べる場合本来そこに自分の席は本来無い。そのため彼らは居ない生徒の椅子を持ってきては机を寄せて食事をとるのである。
本日の昼休みはこれでおしまい。