後書き
以上が七瀬玄と『夜明けの待ち人』との出会いを綴った
『Hell Heaven Online Beginning』です。
まず、この小説を読んでいただいた事に感謝します。ありがとうございましたっ!!
現在テレビで放送中であり、ライトノベルでは10巻まで刊行している某小説に感化されて思いつきで書き始めたこの小説ですがとりあえず序章を終わらせる事が出来ました。
友人から話を聞いていてまず疑問に思ったのが、HPバー制度で0になれば死んでしまう。それは確かにデスゲームであり、緊迫した何かを持たせてくれます。
しかし同時にそれがゲームである事を再認識させてしまうモノだと思って、今回は思い切って排除しました。
HPバーが無い恐怖はこちらでも少し書きましたが、本編の方ではもっと書けるはずです。書く機会があれば。
まだまだ説明していない事なども多く存在して、色々考える事もありますがとりあえずHHOBはここで終了です。ビギニングと言う事は始っただけでまだ何も終わっては居ませんが。
うーん、書きたい事は多いのですが……。
取り合えず今考えている本編。『Hell Heaven Online』の模擬宣伝でもしておきましょうか?
◇◆◇◆◇
あの事件から3年
「こちら班長。全員位置に付いたわね?」
いつまでも悲しみを引きずってなんか居られない。時間はそんな彼らを置いて進んでいくのだから
「……瑠亜、了解」
その傷は確かに癒える事は無い。だけど一緒に背負って、成長する事は出来る。
「くくっ、いつでもいいぞ」
だから少年は前に進んだ。かつての親友との約束を胸に。そして2度とあんな事が起こらないように
「にんにん、でござるよ」
そして少年は力を得た。あの非力だった3年前とは比べ物にならない程の力を
「みんなぁ、無線で遊ばないでよぉ!!」
さぁ始めよう? この腐った特区の中での、反逆を。
この理不尽な運命に抗おう。
「クロ、いつでもいけますっ」
「んじゃ、私達の初めてのお仕事。いきますか!!」
仮想世界が現実。クリアーなんてモノは本当に訪れるのか分からない。
向こうでの痛みはこちらでも痛み、向こうで死ねばこちらでも死ぬ。脱出方法なんてものは最初からどこにも無い
「生徒会にケンカふっかけちゃるよっ!!」
まず第1の敵は、学生主導の生徒会!?
「レベルの差が絶対。それがレベル制MMOの絶対条件」
負ければ死ぬ。死んだら終わり。そんな世界で少年少女は
「拙者は忍者である故、こういったのが得意なのでござるよ」
1つの目標の為に奮闘する。
「邪神召喚ッ!! 現れよォ!! 『ベルヘルム』」
いくつもの戦いを経て、彼らは1つの真実にたどり着く事が出来るのだろうか……?
「アンタは……」
「久しぶりだね。3年前以来かな? 『夜明けの待ち人』の構成員の1人。七瀬玄君?」
そこは天国と地獄が入り混じる世界。
『Hell Heaven Online』
「エクストラスキル『超加速』」
◇◆◇◆◇
取り合えず書くかどうかは決めかねていますので、何かありましたらご意見をどうぞ。
後書くようになれば、こちらをもう一度更新してお知らせいたしますので。
それではまた次回。
このオンラインで再び出会える事を祈って。