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Private high school 慈葎学園  作者: 慈葎学園長
7/7

5.予習~1+1は11~

「今日は散々だったなぁ…」


僕はようやく古典の補習を終え、寮に戻っていた。

ちなみに昼食は僕も綾も1ポイントのおにぎり一個だ。

勇渡 残り22ポイント

綾 残り60ポイント


「補習受けるのが嫌だったら勉強するぞ。どの道勉強して次のテストでもっと点を取らないと本当にやばいぞ」


確かに次のテストでも酷い点を取ったらやりくりしていく自信がない。

今からでもテスト対策をしておかなければ。


というわけで僕らは勉強を開始する。


綾が教科書を持って問題を出す。


「じゃあまずは歴史からだ。卑弥呼が魏から貰ったものは?」


魏ってなんだっけ?

えーと、とりあえず魏からもらえそうなものは…




「魏志倭人伝!」


「それはたぶん貰ってないと思うぞ…ちなみにヒントは前半はゴールデンだ」


ゴールデン?

金何とかってことか。

それなら…





「ゴールデンボー○?」


「そんなものを貰ったらさらに印象的に歴史に残ってただろうな…」


そして綾が次の問題を出す。


「次は英語だ。Doの過去、過去分詞、現在分詞形を答えろ」



「そんなの簡単だよ。ディドゥ ドーン ドーイング!」


「Did以外は読み方が間違いだ」


そのまま呼んでもだめだって言うのか…

英語って難しいなぁ。


「次は国語だ。『美しい』の品詞は?」


「美しい人が瀕死ってどういうこと!?」


「瀕死じゃなくて品詞だ…」



美しいか…

なんかうざいイメージだから


「ナル詞!」


「そんな品詞は無い。正解は形容詞だ」


「K.O.死?」


「お前は品詞というもの自体理解してないんだな」


綾は次に保健体育の教科書を開く。



「バスケットボールにおいてPGとは何の略?」


「ポケモン、ゲットだぜ!」




そんな感じで僕のテスト対策はある意味終わった

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