乗り切った……のか?
次回は説明が多くなりますので少し時間が掛かるかと
乗り切ったはず。多分、きっと、メイビー。
ふぅー。乗り切ったと思わないと心が死ぬなこれ。
にしても、疲れた……
というかもうこれかなりのボロ出てるくね?
詰んだか……? いやまだ詰んでないか……?
分かんねぇな。とりあえず今、自分がしなければならないのは、
「情報収集だ。というかしないとすぐに死ねる」
大事なのはスタートダッシュだ。え?もうスタートダッシュは出来てないし、何なら逆走してない?
……そのとうりですねぇ。ま、まぁ?情報は有れば有るだけいいですしぃ?善は急げだ。行くぞぅ。
……本読めるところどこにあるのぉ?あ、あれはシャーロットじゃないか!良しこれでどこに本を読める所があるかを聞けるぞ。勝ったな!(フラグ)
「少しいいだろうか、シャーロット」
「はい、何でしょうか?」
「本を読める所があればそこに行きたいのだが、どこにあるだろうか」
「あるにはありますが、数は少ないですよ?」
……まずい。フラグを建てたのが悪かったのか?
「構わない、最悪この地域の事が分かればいい」
「なら、大丈夫でしょう。そんな本があるのは私も把握してますし。」
よしどうにかフラグは回避できたぞというかえ?何、このメイド、数は少なくてもどんな本があるのか把握してるの?凄いな
「メイドですので」
「メイドでもそこまで把握してないのでは?あと心を読めないでくれませんかねぇ?」
彼女を怒らせはいけないと思った自分なのでした。
先導してくれている彼女に付いていく途中に少し聞くか。
「なぁ、シャーロット。クリール家はどのような家なんだ?」
「はい?」
彼女は後ろを振り向いて自分を見る。おっと?不正解踏んだか?
「いや、単にうろ覚えで聞きたいだけだ」
これなら変に思わないだろ。
「あぁ、あまり熱心に聞いてませんでしたもんね」
……ルディは家の事が嫌いなのか、単に勉強してないのかどっちだ?話を聞いて判断するなら後者だが。
「分かりました。話しましょうか。」
変に思われてなければいいのだが、いやもう手遅れか(遠い目)