誰か貴族の事を自分に教えてくれませんかね?
これで小説と呼べるんですかね?と、とりあえず暖かい目で読んでくれると嬉しいです。
コンコンとノックの音がしたので招き入れる事にする。
「どうぞ」
「失礼します」
と入って来たのはメイドさんでした。
お、おぉ、これが生のメイドさんかぁ、メイドカフェに行かなければ見れないと思ったが良いものを見れたな!
「ルディ様。お目覚めでしょうか。」
と言われてあぁと言おうとしたが、ここで問題がある。このメイドさんの名前が分からない。元々この世界のルディなら覚えているかもしれないが、今の自分はこの世界のルディではない。と、とりあえず聞くしかないよなぁ……
「あぁ、起きている。えっと」
「シャーロットです。ルディ様」
あれ、察してくれたのか。このメイドさんもしやなかなか優秀なのでは?
「す、すまん、シャーロット。教えてくれて」
「それはどっちでしょうか?」
どっちって……?
あぁ、なるほど
「名前の方だよ。無論、起こしに来てくれた事も感謝しなければならないがシャーロットは仕事に含まれてない。名前を教えてくれたからな。なら感謝を伝えるのが普通だろう?」
少なくとも自分は、俺はそう思う。それは普通のことだと思う人もいるかも知れないが自分はそう思わないから感謝をする。
「シャーロット、ありがとう、教えてくれて。」
「………いえ」
間がありましたねぇ。少なくともこれは前のルディはあまりやってない事が分かった。……どうやって言い訳という、足掻きをしようかなぁ……。ま、まぁ、何とかなると信じようね(不安)
「ルディ様、朝食の準備が出来たのでお呼びに来ました。」
「分かった。着替えたらすぐに行くよ。」
「分かりました。では失礼します。」
さて、何とか?乗り切ったと思うが1つ問題がある。
朝食を食べる場所ってどこにあるんですかねぇ?
偉い人ー。誰か教えてください。