表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/17

16 大きな木の下で

 大きな木の下で


 そこにはとても大きな濃い緑色の葉を生い茂らせている木が立っていた。

「ここは僕のお気に入りの場所なんだ」と大きな木の幹にそっと片手で触れながら葉ちゃんは言った。

 宝が見上げると木の葉の隙間からきらきらと光が溢れている風景が見えた。

 その木漏れ日を見て「綺麗」と宝は言った。

 二人は大きな木の作り出す影の中で木の幹に背中をあずけるようにして座り込んだ。

「ずっと僕のそばにいてくれる? 宝」と宝の体に自分の体をくっつけるようにして葉ちゃんは言った。

「うん。ずっと一緒にいるよ」と葉ちゃんの体に頭をくっつけながら宝は言った。

「ありがとう、宝」

「こちらこそ、いつもありがとう、葉ちゃん」木の影の中で目をつぶって宝は言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ