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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

最近の女の子はスゲえ、みんなメンヘラっぽいって彼女持ちはみんな言っている。

作者: I

TENGAの話をし、コンドームの話をし、受験と塾と話になった。



後ろの席は佐藤ってひとだね


その娘ってブルーシート..いやなんでもない


ん、ん?!それってどういう


いや、青姦したらしいよ


え、草。


いや、『身体だけの関係でいいから一回しよう』みたいな流れになって、彼氏の家でしようと思ったら両親がいたから、ブルーシートを買って外で処女貫通したんだって


それマジ?うちの高校でそんなんあるん?面白すぎない?...いや、でも、この時期になってエロい話しをたくさん聞くようになった


どういう感じだよそれ


青春を謳歌する時期が過ぎて、もう受験まっしぐらになったから、もうネタバレしてもいいでしょみたいなノリなのかなとは思う。みんな思っていたよりセックスしてるんだね






想像する。


『<ちゃんと返してね

 好きです。


LINEでメッセージをお互い重ねあわせていき、心の言葉で編みあげているのが愛だとはわかっていた。

他の女の子とだってやりとりはしなくもない。

けれど指の先で打ち込んだメッセージで、この娘からの返信が目に見えて(ほだ)れていくのがわかって、そういうコントロール感覚はしてて快感ではあった。

けど、今か。

付き合うつもりはないよ、正直。


ごめん。本当にごめん

他に好きなひとがいるんだ>



嘘ではないけど、断る口実のために恣意的に思いを増幅させたのは本心だ。


<じゃあ『そういう』関係でもいいから

 一度すれば、諦めきれるから


反射のようにメッセージを紡ぎだそうとして、その指が送られてきた文面を恐れて、止む。

最近の女の子って、勇気がある』







実際にはどういうやりとりがあったのだろう。こういったやりとりがあったのだろうか。もっと情熱的なのか、ドライなのか。

俺と仲良いひとだから多少ぶっ飛んではいるけど、カッコよくはある人達からの話を限りでは、女の子がみんなメンヘラっぽいらしい。

きっとみんな孤独なのだろう。注射をされて白く祝福されれば、孤独は一時的は薄れるんだろう。

現代の学生の恋愛は、でも結構嫌いではないかもしれない。多分、他人の話を聞く分には、人類史上でいちばん面白くはあるかもしれない。

そんでもって俺自身も最近は、現実でもよく、染め髪でもよく、非処女でもよく、意味の薄げな男女関係でも良いと思うようになってきた。

感覚の麻痺だろうか。現代という時代のせいにして、セックスしたい。

勉強にしてもやればアホみたいに伸びるしで、だから今までの固定観念って一体どんな意味があったのだろう。

日々から色が失せ、灰色の毎日を過ごしている。






歌舞伎町ペディアランド。どうしようもなく高級風俗店だ。ふたりきりの個室でシャワーを浴びて、娼婦はプリン色のショートカットを、カラダを、あそこを丹念に洗い流していた。


「ねえ、」

不透明な浴室ドア越しに、客の男は話しかける。


「なあに?」


「どうしてこんな仕事をしようと思ったの」


へ、と呆気にとられてくすりとして、そして娼婦はのたまう。

性を口にする唇を開いて、「わたしテキトーに生きてたら、こんな仕事についていただけなんだ」。


「今日は一緒に気持ちよくなろうね」






ダイバーシティ(diversity;多様性)をテクスト化せねば。

現実と創作上とでの擦りあわせをどこまでするか。現実の汚れきった一滴をスポイトでなろう小説的にところに垂らすだけで、なろう全域に汚染は行き渡る。それでも、ただ純粋な祈りはどこまでも絶えませんように

なんでだこの小説だけアクセス全然鳴り止まねえ

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