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どすこいあそばせ! エレガント力士・エレガント山!  作者: 当年サトル
天空の覇者ッ!! 航空相撲の挑戦ッ!! でゴワシますわ
42/47

十ッ!

 ゼニシィィィ──ン…………──


 牢獄には静寂が満ちていた。


 そしてその静寂は、浅ましくギラついた欲望に彩られていた。


 静寂の中で感じられる、耳の感覚細胞そのものの振動により発生しているというかすかな音は、普通「シーン」と表現されるものである。


 だが──


 浅ましき金銭欲に満ち満ちた、この銭十字病院では、空気分子までもが金銭欲を帯びているために、人間の耳には「ゼニシーン」という浅ましい音が認識されてしまうのだ!


 風情なきにも程がある静寂! なんという退廃であろうか!


 静けさや 壁に染み入る 銭の声──


 心ある歌人ならば、黄金色にギラギラと光る牢獄の壁を見つめ、その浅ましい輝きを呆れ哀しみ、嘆息の意を込めて一句詠んだことであろう──ッ!


 しかし──


 これといって俳諧の心得のない龍角は、黄金色に輝く牢獄などという、この世のものとも思えない光景を前にした気分を句にする発想が浮かばず、ただキョロキョロと辺りを見回すだけであった。


 そうして不安に駆られながら視線をあちらこちらに投げるのも、もうこれで何度目であろうか──


 無実の食い逃げ罪によって警備力士に連行された和厳親方と龍角は、器具や薬品の保管室などが並ぶ、病院関係者以外の人目につかない一角へ歩かされた。その廊下の突き当たりの壁が上へスライドし、現れた隠しエレベーターに二人は押し込まれた。


 エレベーターは数分間下り続けていたが、ガコンと止まり、今度は水平方向に移動を始めた。しばらくしてまたガコンと止まり、また下り始めたかと思いきや、突然床がバコーンと両開きになり、和厳親方と龍角は不意打ちで落下させられた!


「あひゃあーァアーアァーッッッ!?!?!?」


 10メートルほどの高さから落とされた龍角は、腕組みしたまま両脚で踏ん張り衝撃に耐えた和厳親方の傍らで、ビターンと大の字で黄金色の床に叩きつけられた。


 常人ならば即死ものの衝撃! だが力士ならではの耐久力で大したダメージを受けず、龍角は「アイテテテ」と鼻をさすりながら身体を起こした。天井に開いている四角い穴が、ワイヤーで吊り下げられたエレベーターケージをスルスルと飲み込んだ後、ガコォンとスライドした蓋で閉じられるのが見えた。


 おそらく地下牢獄なのであろう。一辺15メートルほどの立方体になっているこの空間には、今は固く閉ざされている天井の穴以外に、出入口や窓は一切なかった。天井には通風孔もあるようだが、力士が通れるサイズではないだろう。通れたとして、そこまで登れる階段や梯子もない。脱出に役立ちそうなものなど一切ない、本当に何もない部屋なのだ──!


 壁も床も天井も、全てが黄金色で、全てが平坦な空間──覗き込めば顔が映る、鏡のようにツルツルの黄金色のパネルが無数に埋め込まれた立方体の内部。ただそれだけの部屋だった。ベッドや椅子の類など置かれてもいない。パネルの繋ぎ目の隙間にはところどころ照明が埋め込まれていて、室内には黄金色の輝きがギラギラと退廃的に乱反射している。


「うぅ…………」


 もう何度目になるのかもわからない。龍角は棒立ちで不安気にキョロキョロと辺りを見回し、絶望的な状態を再確認すると、へたへたと座り込み、退廃的な黄金色の光から隠すように手で顔を覆い、呻き声を漏らす、という一連の動作をまた繰り返した。


「焦るな──」


 先ほどから座禅を組み、野生の獣にも気配を悟られないであろうほど静かに呼吸を整えた和厳親方が、目を閉じたまま龍角の絶望に満ちた動作を感じ取り、おごそかに呟いた。


「その焦り、恐れ──それこそがおそらく、奴らの思う壺なのじゃ──」


「思う壺──」


「このような話を知っておるか──ある男が、心理学の実験として、あたり一面が灰色の何もない部屋で数日を過ごした──その結果、発狂してしもうたというのじゃ──」


「発狂──」


「この状況はそれと似ておる。違うのは──あたり一面が黄金色だということじゃ。灰色の部屋で人間は発狂するならば、黄金色の部屋では黄金に狂う──即ち守銭奴になるに違いないッ! つまり、ここで心を乱されておると、わしらは銭に狂ってしまい、おそらく暗黒デスセレブどものように金銭欲の虜となり、語尾に『オカネー』などと付けてしまうようになるのじゃ──ッ!」


「ご、語尾に──『オカネー』──ッ!!」


 語尾に「オカネー」と付けるほどまでに滲み出る金銭欲──なんと浅ましく心の歪んだ姿であろうか!


 想像してみるがいい──「おはよオカネー」「ごめんくださオカネー」「いつもお世話になっておりオカネー」「ごちそうさまでオカネー」などと日常的に口にする人々の姿を──ッ!


 なんという退廃であることか! そんなものは到底まともな人類とは言えまい! 恐ろしい──あまりにも恐ろしい末路! その絶望的なビジョンに、龍角はたまらず巨体を震わせた!


「それだけではない──ガマの油というものを知っておるか? ガマガエルから採れるという伝説の秘薬なのじゃが、その採取の仕方がな──ガマガエルを鏡張りの箱に入れておくと、まるで冷や汗でもかくかのように、タラリタラリと身体から噴き出すというのじゃ。この状況──似ておると思わんか?」


「ガマの──油──」


「そうじゃ──鏡張りの箱の中でガマガエルはガマの油を出す──そこから考えられるのは──この鏡のような黄金の部屋の中で、おそらく力士が恐怖で流した汗は『力士の油』になるということなのじゃ──ッ!」


「力士の──油──ッッ!!」


「そんな油を大量に流してしまえば激痩せは必至! 力士は力士の姿を保てず、強制的に体力の限界を迎え、常人となってしまうに違いあるまい! それ即ち──力士生命の終わりッ!!」


「い──引退──ッッ!!」


「恐ろしいのはそれだけではない──ガマガエルが出す油ごときが秘薬になるというのじゃ──ならば、力士が出す力士の油とはッ! 力士の相撲力がたっぷり込められたものすごい超秘薬に違いあるまいッ! そのような代物が暗黒デスセレブどもの手に渡ったとしたらどうなる? きっとものすごい超悪事に超悪用するに違いないのじゃ──ッ!」


「力士の油を──悪用──ッッ!!」


 おぞましい想像であった──龍角はさらなる戦慄に震えた──!


「そうじゃ──現役を既に退いたワシにも相撲力は残っとるじゃろう。ならば力士の油も出るじゃろう──であるならば、恐怖のあまりそのような油を出してはならぬ責任がワシにもある! このまま悪に屈しては、回り回ってさらなる犠牲者を出してしまうことになる! たとえここで干からび朽ち果てようとも──ワシらはここで相撲魂と死ぬのじゃッッ!! 最後まで心静かに! 死すとも相撲力を垂れ流すことなく! 徳の高い僧がなったという即身仏のように! 即身力士を目指さねばならぬのじゃァァ──ッッ!!」


「わ──わかったッス親方ァァ──ッッ!!」


 元横綱である和厳親方の言葉には、力士の鑑となるべく正しき道を目指す堅固な意志が込められている──! それが龍角の巨体を、今度は恐怖ではなく感激に震わせた──!


「怖がってちゃダメってことッスね──ひょっとしたらエレガント山先輩がそのうち助けに来てくれるかもしれないし」


「うむ──」


 龍角は和厳親方を真似て座禅を組み、ぎゅっと目を閉じた。座禅の心得のない龍角が急に形だけ真似ても精神修養の効果など見込めないところだろうが、周囲のギラギラとした光を遮断するだけでもいくぶん心を落ち着ける効果はあった。傍らに和厳親方がいるという安心もあり、龍角の呼吸は穏やかに整っていった。


 が──


 パタリ──


 どれほどの時間が経った後だろうか──


 雨粒がしたたるような音が、近くで聞こえた。


「──?」


 パタタタタタ──


 聞き間違いなどではない。こぼれ落ちた水が石にでも叩きつけられるような音が、はっきりと聞こえる。


「雨漏り──ッスか?」


 龍角はいぶかしげに、しばらくぶりに目を開けた。


「────ッッッ!!!!?!?!?」


 長時間閉じていた目に、ギラついた黄金色の照明は眩しすぎ、視界はぼやけ、しばらくは何も認識できなかったが、やがて視力が回復してくると、信じがたい光景が眼前に広がっており、龍角は声にならない叫びを上げた。


 黒い──水滴。


 それは、天井の通風孔からしたたり落ちていた。


 通風孔は黄金色の網に覆われているが、その数センチの隙間から、黒い粘液がズヌリズヌリと滲み出し、パタタタタ、と次々に漏れ落ちていた。


 その液体が──


 床に広がって水たまりになるわけでもなく、落ちた地点でどんどん盛り上がっていき、まるで3Dプリンターのように、みるみるうちに人の姿へと固まっていく!


 その姿は、ガッチリと太い巨躯に、ツルリと丸い頭が乗った姿をしていたが──やがて頭頂部に、細長い棒のようなものが形成された! それはまるで──力士の髷!


 そう──これは力士! 全身真っ黒の液体力士なのだ!


 その、人型の蠢くゼリーとでもいうべき外見の、真っ黒な液体力士が──ヌッタリツヤツヤした質感の両腕を張り手の形に構え、座禅を組んだままの和厳親方を、今まさに背後から狙っているところだったのだ!


「危なッ──」


 とっさに割って入ろうとした龍角だったが、慣れない座禅を組んでいた脚はもつれ、よろけた。


 その間に──


 バシャリッッ──


 未熟な龍角の眼では完全にはとらえきれない速度の、修行を積んだ力士でもまともに喰らえばひとたまりもないであろう、恐るべき威力であることが未熟な龍角の眼にも明白な張り手が、


 頭部を跡形もなく打ち砕いた──


「雨漏りかのう──」


 常人の眼では何が起こったのかすらわからないであろう速度で立ち上がり、黒い力士の懐に潜り込み、頭部を張り手で吹き飛ばした和厳親方が、鋭い眼光に穏やかな口調で呟いた。


「ただの雨漏りが、こんな邪悪な気配を放つわけもなかろうが──」


 よからぬ前兆を敏感に感じ取り、和厳親方は素早く後ろへ跳びすさった。


 ついコンマ数秒前まで和厳親方の頭部があった空間を、超音速の鞭のような液体力士の張り手が薙ぎ払った。プールの飛び込み台から着水に失敗するとコンクリートに衝突したほどのダメージを受けるように、液体といえど高速でぶつけられれば生命に関わる。この液体力士の超高速張り手をまともに受けてしまっては、いくら屈強な力士であっても、おそらく頭部は原形を留めまい──ッ!


「何者なんじゃ、お前さんは」


 頭部が失われた首の断面から、モコリモコリと粘液の塊を吹き出し、再び頭部を、次いで髷を形成した液体力士が、赤く光る眼を見開き、黒くぬめった口をクワッと大きく開き、金属音にも似た異様に甲高い声で叫んだ。


「ドスコ・イ! ドスコ・イ!」


 叫びに人間らしい理性などは感じられなかった。ただ力士の闘争本能だけで生きているような、猛々しさのみが声にこもっていた。


「ひいッ!?」


 本能的に背筋の凍る危機を感じた龍角がじたばたと後ずさった。


 液体力士の攻撃が届かないであろうギリギリの間合いを慎重に保ちながら、和厳親方は苦々しく顔をしかめた。


「話が通じそうにないのう──張り手で倒せんとなるとどうすればよいのか──」


「こうすればよいでドクな」


 パラララララ──


 しわがれた老人の声が突然頭上から聞こえるやいなや、照明を浴びて白くキラキラと光る粉状のものが舞い落ちてきた。


 それは液体力士の身体に降り注ぎ──


「グェェーェ・ェーェェ──ッッ!?!?!?」


 たちまち液体力士の身体が熱湯のようにボコリボコリと泡立ち、ジュワジュワと煙をくすぶらせた!


「ヒッ!?」


 一体何が──といぶかしむ暇もなく、苦痛にのたうつ液体力士が、シュババババと闇雲に両腕を振り回し、前後不覚のまま龍角の方へ飛び込んできた!


「いかん──」


 突き飛ばそうとする和厳親方の動作よりも一瞬早く、超高速で振り回された液体力士の張り手が、龍角の顔面を襲い──


 頭部は、粉々に吹っ飛ばされた。


「──は???」


 目の前の惨状を見て、龍角はクマのぬいぐるみのような目をぱちぱちまたたいた。


 無理もあるまい──


 龍角の頭部を砕くかと思われた液体力士の腕が、龍角に叩きつけられた衝撃に耐えられず、まるで湿気った粉末洗剤の塊ででもあったかのように、龍角になんらダメージを与えることもなく粉々に吹き飛び、そして、とっさに繰り出されたものの腰が入らず一般人のビンタ程度の威力となった龍角の張り手が、液体力士の頭部を跡形もなく砕いてしまったのだ。


 粉の影響であろうか、液体力士の身体は流動性を失い、カサカサに乾いており、グラリと倒れ床に叩きつけられると、ビスケットのように砕けて割れ、動かなくなった。


「何を──したのじゃ?」


「清めたでドク」


 いつの間にやら、天井の穴は再び開いており、ワイヤーで吊り下げられたエレベーターケージが床から5メートルほどの空中で止まっている。その側面の扉から、紫のスーツに白衣、それと防毒マスクという出で立ちの老人が飛び降り、ジェントルな動作で一礼して、手に持ったビニール袋を和厳親方に突き出して見せた。


 その袋に書かれた文字は──食塩!


「清めの塩──じゃと?」


「そうそう、君の世代なら記憶にあるだろう。昔の相撲で土俵に撒かれていた、あの塩でドク」


「ナメクジみたいにヌメヌメした奴ではあったが、塩で倒せるとはのう──しかし、なんでお前さんワシらを助ける真似をした? こやつがどんな生物かは知らんが、ワシらを始末するため送り込んだのであろう?」


「送り込んだのではない、侵入されたのでドク。申し遅れてすまないが私はマド浜ドク太郎。ジェン子お嬢の部下として色々と倫理的によからぬ研究をさせてもらってはいる者だが──こいつは我々が造ったものではない。コレらについて言うならば、むしろ殺すための研究を続けているでドク」


「ちと事情が呑み込めんのう」


「まぁ簡単に言うと、コレは梅悪(バイオ)部屋が生み出したモノでな、こんなモノを造った連中にジェン子お嬢がキレて、密かにブッ潰そうとしとるワケでドク」


梅悪(バイオ)部屋とのう──?」


 和厳親方は首をひねった。


 梅悪(バイオ)部屋──


 元々はサイボーグ手術や遺伝子操作で改造人間を生み出し、その恐るべき力を背景に、商店街や繁華街からみかじめ料をせしめたり、逆らう者を脅したり痛めつけたりなどして地域社会を裏から牛耳る反社会団体──いわゆる広域指定暴力バイオ団、通称バイオヤクザのひとつだった。それが暗黒デス相撲協会の傘下となってからは、他の暗黒デス相撲部屋の暗黒デス力士を暗黒デス改造人間力士にパワーアップさせる依頼を請け負いつつ、自らも暗黒デス改造人間力士を多数抱える有力な暗黒デス相撲部屋として君臨するようになったのだ。


「暗黒デス相撲部屋はあんたらのお得意様じゃろうに」


「お得意様とはいえ許せぬ一線というものがジェン子お嬢にはあるでドク。コレがどんなモノかというと、あるモノを力士に喰わせることで人智を超えた力を持たせようとした実験の成れの果てでドクな──」


「えっ、じゃあ、これって、人間──」


 先ほど液体力士の頭部を砕いた自分の手を見て、龍角の顔面は蒼白になった。わけもわからず仕方なくとはいえ、龍角が、殺してしまったのだ──


「人殺しを悔やむとは今時珍しく真面目な若者でドクな。だがその悔恨は無用ドク。これは“あるモノ”を食った人間の成れの果て、というものではない。逆に“あるモノ”が力士を食ってしまい、力士の形だけを真似するようになったモノでドク」


「人間が──喰われたのか──」


「そうそう、実験としては失敗の部類ドク。だがこの最初の実験結果は、手先として便利に使えることは使えるドクでな。梅悪部屋では初号衆(しょごうしゅう)と呼ばれておるドク」


「そっスか──」


 息をついた龍角の罪悪感はいくぶんやわらいだものの、今度は別の不安感に襲われはじめていて、決して安堵とはいえない声色になっていた。


「人ならぬモノ、初号衆とな──」


「うむ、まあそれがジェン子お嬢の逆鱗に触れてな──それは君らのお仲間・エレガント山君にも関わりのあることなのだが──」


 ドク太郎はスルスルと床まで降りてきたエレベーターケージへと歩きながら言い、ケージの扉の前で立ち止まるといぶかしげに続けた。


「そこにいたいのかドク?」


 立ち尽くした和厳親方と龍角は顔を見合わせた。


 要するに、ついてこい、とドク太郎は言っているわけなのだが──


「だったら、なんでワシらをこんなところに閉じ込めたんじゃ」


 ケージへ歩きながら、和厳親方は不服そうに言った。


「すまんな、君らを閉じ込めること自体に意味はなかったのでドク。だが梅悪部屋をハメるためには──」


 ドク太郎に続いて、和厳親方と龍角もケージに乗り込んだ。


「あの女の子──女子ヶ崎星降くんがな──」


 ドク太郎の言葉が終わるのを待たず、ケージは扉を閉じ、天井へスルスルと吸い込まれていった。 

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