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L.C-Fo  作者: 猫湊
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第二章 お祭り大好きだもの

統一次元世界管理番号 MWCN2705界内歴15035年3月

大日本及びムー大陸連合帝国海軍硫黄島泊地

戦艦ヤルマトイ艦橋

「陛下。全艦集結。派遣艦隊の出撃準備が整いました。」

「ではゆくとしよう。ああ、艦長、途中で八丈島に寄港してくれ。」

ムー大陸を統べる帝国副元首ムー大陸皇帝ラ・ムーの言葉で艦隊は動き出した。


「来ました。大日本及びムー大陸連合帝国海軍ムー大陸艦隊旗艦戦艦ヤルマトイです。」

「外征派遣艦隊の様子は?」

「意気軒昂。星軍上陸戦闘部隊10個師団も訓練は順調です。」

王国基軍近衛軍連合艦隊第二師団艦隊第一及び第二多次元世界水上外征艦隊

通称 特務連合艦隊

いくつもの確たる戦果を上げながらも、それをおごらず、粛々と職務を遂行する艦隊である。

千隻以上の戦闘艦艇を有し、その戦力は、この艦隊だけで次元世界を二,三個破壊できるレベルとされる。

そんな大艦隊の乗員は二人を除いて全て女性である。

これは、王国軍の規定による物である。

わずか二人の男がここに居た。どちらも、現主師が、審判を追えた転生待機組の死者から拉致って来た。

艦隊司令長官山本五十六。

艦隊参謀長兼航空参謀兼艦隊航空司令山口多聞。

こうなると旗艦は大和で、空母は飛龍かとなるが、まあ空母は合っている。旗艦は、確かに第二艦隊の旗艦は大和だ。しかし、特連艦隊としての旗艦は、伊勢である。神子と遥夢のお気に入りだから決まった。

まあ、無駄話はこれくらいにして、

「では迎えに行ってくる。たぶんあとで…。もう来たな。」

山本が南西を見てため息をつく。

八丈島の南西に迫る沖ノ鳥島新島。その東にびっしりと王国艦が停泊していた。

「追っかけで第一艦隊が来たか。……誰だよ、近衛連全艦出撃命令とこの世界への進行許可したの。」

航宙艦がびっしりと。横にも縦にも連なってた。

「どこの馬鹿役人でしょう。一度に全艦への次元境界面通過許可出したの。」

「お?おやおや。このたびの御慶事心よりお祝いを申し上げます。当界での任務故御式に出席できなかった非礼をどうぞお許しください。」

「その言葉だけで十分ですが。どうしましょうか。」

「第一艦隊の旗艦戦艦以外は軌道上にあげてしまうのは?我が国の航宙巡航なら一瞬で集合できますし。」

山本の言葉に少し考えたそぶりを見せたあとうなずくリン。

「近衛連合艦隊全艦に通達艦隊総旗艦コーウェリア、直掩戦艦伊勢、日向以外は当地と当該衛星のL5へ移動し待機。」

王国軍序列第4位(実質第三位)の権限を持つリンの言葉に指定された三隻を除く全艦が動き出す。

「戦艦ヤルマトイより、本艦への接舷許可を求めてきています。」

「許可を出せ。お迎えに上がる。」

ヤルマトイが伊勢に近づく。

遅ればせながらここで両艦の仕様について紹介しよう。

まずは伊勢

蒼藍星間連邦王国基軍近衛軍連合艦隊第二師団艦隊連合多次元世界水上外征艦隊旗艦

CBBI-001-CBB301伊勢


全長320.21m

全幅25.44m

海面高72.30m

安定喫水6.3m

限界喫水2.1m

主砲 五五口径45cm三連装高度術式魔導砲(龍脈砲内包)前部2基、後部1基

副砲 四〇口径12.7cm単装超長距離射程両用高角速射龍脈砲前後1基ずつ。

艦載機 FR-4625噴進艦上戦闘偵察機4機 HB1139噴進艦上重爆撃機2機

主機関 第4.5世代航宙理論採用推進機関海上艦仕様64機

最高速 250kt/h

巡航速度 150kt/h

乗員 1200名

航宙艦安定接舷機構搭載

となっている。

対するヤルマトイはというと

大日本及びムー大陸連合帝国海軍ムー大陸連合艦隊旗艦

MBBY001 BB1001 ヤルマトイ


全長250.24m

全幅21.33m

海面高54.89m

安定喫水5.3m

限界喫水4.8m

主砲 45口径36cm連装砲前部2基、後部4基

副砲 四〇口径12.7cm連装砲12基

艦載機 魔導噴進艦上偵察機25式15型4機

主機関 魔導タービン8機

最高速 30kt/h

巡航速度 20kt/h

乗員 2000名

と大きさなどから見てもかなりの差がある

そんな2艦が接舷した。

「なんと巨大なのだ。あの大和よりも更に大きく見える。」

ムー皇帝が驚く中、遥夢が伊勢に移る。

『特連艦隊、外征艦隊全艦に通達。これより、我々は米国支援のため一路西へ向かう。艦隊規模の関係上、どうしても、スエズ、パナマ両運河は使えないが、幸いにして、喜望峰、マゼラン海峡は転移の関係で穏やかな海域となっている。また、今回はムーの有志艦隊が同行する都合、全体速度は20ktに制限されるが、昼夜兼行でアメリカ、サンディエゴに向かう。全艦抜錨。特連艦隊を進路啓発とし全体で輪形陣をくむように、艦隊第4戦速進路265。』


[そちらはいかがですか?]

『おかげさまで快適です。ですが。え?すいません少々席を外します。……お待たせしました。一度、トラックによっていただきたいのですが。』

[スァン。山本、進路変更270。チュークへ向かいなさい。ウェリアス航空第2戦速でチューク環礁北岸に先行。補給の用意を。]

それぞれに指示を出し。艦隊の進路をミクロネシア諸島へ向ける。

数日後。

「ヤルマトイがどれだけ皆さんの艦隊について行けるか知りたかったのですが、全くついて行けないと言うことがわかりとても満足です。よろしければ、こちらの船で向かいたいのですが。」

ラ・ムーの言葉に遥夢は軽く頷いただけで、あとを山本に託し、伊勢を降りる。

「あの方は?」

「自分の船に移られましたよ。それと、ヤルマトイは補給後、そのまま、待機し、トラックには入らないでください。」

晶仁の言葉にうなずき、ヤルマトイは待機させられた。

「艦隊最大戦速。制空は第1師団艦隊に任せろ。」

新幹線並みの速度で、海の上をかっとぶ大艦隊。パンダ海峡を抜ける際に英国海軍の空母機動艦隊、大西洋に出るとトリスタン・ダ・クーニャ泊地に集結していた英露海軍400隻の歓迎を受けた。集結した艦艇が全て120kt/h出る高速艦であり、艦隊集結より遅れること2日日本の連合艦隊も同じく120kt/h以上は簡単に出せた。

総計で4カ国4500隻に上る大艦隊が山本艦隊に同行していたコーウェリア率いる第一師団艦隊からの補給を受け出航したのは、それから一週間後だった。


アメリカ大陸西海岸に出て中米地峡にさしかかると、パナマ運河を守護する、米海軍の駆逐艦が寄ってきたが、大艦隊にびっくりして引っ込んだ。

サンディエゴには第一艦隊の輸送艦によって、日本から送られた、無人兵器がずらりと勢揃いしていた。

合衆国大統領ロナルド・トムソンは、サンディエゴ沖合に停泊する4カ国連合艦隊を見て一種の感動を覚えていた。

世界最強の海軍を有する日本や、日本と昔から仲が良く日本に次ぐ海軍力を有する英露。そして、見たことがないものの、最も数の多い国の船。これらと、ともに再び調子に乗り始めた変形共産主義をたたきのめせることに。

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